「またこの世界観で演じられる機会が欲しい」――「ディバインゲート スペシャルフェスティバル～扉の先へ～」レポート

　アプリゲームを原作とし、2016年1月から3月まで放送されたTVアニメ『ディバインゲート』が、2016年7月17日（日）に「ディバインゲート スペシャルフェスティバル～扉の先へ～」を開催。主要キャラクターを演じた声優陣が立川RISURUホールに集結し、朗読劇やトークを行いました。本稿では、昼夜で開催されたイベントのうち【夜の部】の様子をレポートします。

【出演者】
柿原徹也さん（アカネ役）
斉藤壮馬さん（アオト役）
伊藤かな恵さん（ミドリ役）
竹達彩奈さん（ヒカリ役）
雨宮天さん（ユカリ役）
吉野裕行さん（ギンジ役）
中村悠一さん（アーサー役）

MC：一木千洋さん（ラモラック役）

■ 朗読劇に感動！　トークに爆笑！　序盤から大盛り上がり

　イベントの始まりを飾ったのは、この日ために用意されたオリジナルシナリオの朗読劇。『「わたし」と「せかい」の物語[第1幕]』と題したもので、登場人物はアカネ、アオト、ミドリ、アーサーの4人。アカネは父を、アオトは弟を、ミドリは友を求めた思いと悩みを語り、年長者であるアーサーが諭す“独白形式”の朗読劇が繰り広げられました。

　TVアニメ本編以上にキャラクターの内面に踏み込んだ内容だったことはもちろんのこと、役者陣の感情のこもった演技も加わって、じっくりと聞き入る観客たち……。劇が終えると、堰を切ったように拍手が響き渡りました。

　その後に行われた「ディバインゲート座談会」は、MC・一木さんの呼びこみで柿原さん、斉藤さん、伊藤さん、中村さんが登場。事前に回答していたアンケートを基にトークを行いました。「あなたが適合者だったらどんな能力が良いですか？」というアンケートでは、「人の心を見たい」と回答していた中村さん。ステージでは、そうなったときに試みたい“悪だくみ”について語りました。さらに「イベントでは観客の心を読んで振る舞える」と、イベント出演者らしい有効活用法も挙げていました。

　「ディバインゲートにたどり着いて願い事が叶えられるとしたら、どんなお願いをしますか？」との問いでは、斉藤さんの「最終回のアオトと同じ気持ちです」という回答に「お見事！」と言わんばかりの大歓声が。また、伊藤さんの「花粉症のない世界にしたい」と切実な思いが明かされると、場内は一転笑いに包まれていました。しかも「金くれ」という柿原さんの回答には拍手まで。各者各様の回答が見られ、ファンも満足といったところでしょうか♪

　
■ チーム対抗ゲームバトル！　正解数に応じてプレゼントの数がアップ

　メインキャストが勢ぞろいしたところで、クイズコーナーへ。柿原さん・斉藤さん・伊藤さんの“アカネチーム”と、竹達さん、雨宮さん、吉野さんの“ヒカリチーム”の2チームに分かれ、対抗戦が行われました。ちなみに、クイズの正解数に応じてポイントが加算され、勝利チームが獲得したポイントの数だけ、会場のお客さんにプレゼントが贈られるという太っ腹な企画となっています。観客の応援にも一層熱がこもる！

　最初のクイズは「クイズ　扉の先には!?」。背面のスクリーンに映しだされているディバインゲートの“スキマ”を、何が通り抜けたのか当てます。

　まずは1問目。予想以上の速度で通り抜けたことにキャスト一同困惑するも、雨宮さんだけがしっかりと目で捉えていたよう。「馬のかぶりもの」と、見事正解！　ヒカリチームに1ポイントが入りました。その後も着実にポイントを稼ぐ両チーム。全5問を終え、アカネチームが1ポイントリード！

　接戦の中行われたふたつ目のクイズは「クイズ　描いているものは何でしょう？」。いわゆるお絵かきゲームで、各チームの代表者が描いた絵を見てチームメイトが回答。そのタイムを競います。

　先攻・アカネチームの描き手は柿原さん。お題は“手品をしているオズ”という少々複雑なもので、苦戦しそうでしたが……“オズ”と“手品”を分けて描くという作戦が功を奏し、47.93秒で正解を導き出すことができました。これは好タイムかも？

　続くヒカリチームは、雨宮さんが描き手に。こちらのお題は“テニスをしているサンタクローズ”で、これまた難問！　雨宮さんはどうにかして伝えようと試行錯誤を繰り返しますが、チームメイトは「なにそれ！」とばかりに阿鼻叫喚……！　なんとか答える頃には1分が経過しており、ゲーム対決はアカネチームの勝利で幕を閉じました。ふたつのクイズで獲得したポイントは6ポイント。というわけで、抽選会で選ばれた6名の観客にサイン入りポスターがプレゼントされました。

　
■ オリジナル朗読劇第2部はヒカリ・ユカリ・ギンジが主役に

　ゲームコーナーが終わると朗読劇『「わたし」と「せかい」の物語[第2幕]』が開幕。今度は竹達さん、雨宮さん、吉野さんに中村さんが加わり、ヒカリ、ユカリ、ギンジの内面が紐解かれました。さらに、後半には柿原さん、斉藤さん、伊藤さんも登場し、登壇キャスト全員での掛け合いも。観客は、イベントならではのスペシャルなストーリーを堪能しました。

　イベントの最後には原作ゲーム『ディバインゲート』四次元広報ミスター☆ディバインが登場。“【追想】ファティマ”の降臨や、“ロビン”、“ディアブロ”の再醒、さらに“イッテツ”のサマー仕様化など、サービス開始3周年を記念した様々なイベントを計画していることを明かされました。ユニットの完成絵は後日公開されるとのことなので、公式からのアナウンスをお見逃しなく。

　またTVアニメ『ディバインゲート』Blu-ray＆DVD全6巻の初回仕様版を購入した方を対象とした“複製原画セット”のプレゼントも決定。この機会にぜひゲットしてみては？

　アニメは続きが気になるところで終わっていますが、ここで一旦バトンをゲームへと戻すこととなります。キャストから別れの挨拶で「また、ディバインゲートの世界観で演じられる機会が欲しい」と告げたのは、柿原さん。その願いに、場内にはより一層大きな拍手が起こりました。キャストの愛と熱が感じられたこの日のイベント。アニメの次なる展開にも期待したいですね！

[取材&文・原直輝]

■配信情報
　パネルをめくり道を作ってダンジョンを突き進み世界の謎に挑む、完全オリジナルのストーリーと、スマートフォンならではの操作性を最大限に活かした斬新なアクションを融合させた新感覚パネルRPG！

タイトル：ディバインゲート（ディバゲ）
ジャンル：パネルRPG
提供カテゴリ：Google Play　「ゲーム」＞「パズル」／App Store 「ゲーム」
対応機種： Android OS 4.0以上／iOS 7.0以上
>>Google Play
>>App Store

>>TVアニメ『ディバインゲート』公式サイト
>>TVアニメ『ディバインゲート』公式Twitter

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