豪華声優陣の参加も新たに発表！『キンプリPH』完成披露試写会で新作の裏話を披露

　昨年の第1作目の公開から多くの話題を呼んだ『KING OF PRISM by PrettyRhthm』の続編『KING OF PRISM-PRIDE the HERO-』の完成披露試写会が2017年5月17日(水)、新宿バルト9にて行われました。

　イベントには菱田正和監督、声優陣から主人公の一条シンを演じる寺島惇太さん（一条シン役）と、前作の公開時に行った人気投票で1位のタイガ(CV：畠中祐)に続いて2位となった大和アレクサンダー役の武内駿輔さんが登壇。また、スペシャルゲストとしてお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気さんも登壇し、イベントを盛り上げました。

　キャストの2人からは見どころが話され、寺島さんはシンとルヰの関係が掘り下げられている事、武内さんは「アレクがプリズムショーを頑張っているシーンがある」とコメント。また、本編の中でもプリズムショーのシーンがふんだんに盛り込まれているそうです。

　菱田監督は今回制作するにあたり、当初の規定を超えた膨大なストーリーを無駄なシーン無くまとめ上げた事を話し、「観ている速度と理解する速度だと理解する速度が遅くなっていって、最後の方はトランス状態になれるんじゃないかな。前作で100回観た方もいらっしゃったので、100回耐えうる作品にしたいと思った」と、前作に増して何度も観たくなる作品に仕上がっていることを伺わせます。

　ここで、新キャラクターの高田馬場ジョージ役の杉田智和さんの話題になり、親交の深い武内さんは役が決まった際に連絡が来たことも明かされる場面も。アフレコで一緒だったという寺島さんは「台本にあることも無いこともセリフで言っていて、杉田さんワールド前回でした」というエピソードも披露。菱田監督はかなり前から杉田さんを起用する話があったことを明かし、「（高田馬場ジョージは）杉田さんありきで作られたキャラクター」という話もありました。

　そして、新情報として十王院カケルの父の十王院百次郎役に堀内賢雄さん、プリズムショー協会の会長である田中会長役に三宅健太さん、太刀花ユキノジョウの父・太刀花菊右衛門役に山寺宏一さん、十王院財閥のライバルとして登場する真田常務役に遊佐浩二さんという豪華声優陣の参加が明らかに！

　山寺さんについて菱田さんは新人の頃から作品で関わりがあるということで「緊張して汗をかいてました」とコメント。他にも遊佐さんについては『プリティーリズム・レインボーライブ』の時に実は法月仁役を依頼していた事を明かします。しかしスケジュールが合わなかったということで今回出演に至ったというエピソードも話されました。

　ここでゲストの岩井さんが登場。本作の魅力について聞かれると、「どんどん観るとハマっちゃう。パクチーに似ているんですよ」とコメントし、会場の笑いを誘います。また、映画を一足先に観たという岩井さんに感想が聞かれると、「泣ける映画で、何度も観なきゃって思う作品です」会場の期待をあおります。

　そして、寺島さんから“言いたいこと”があるという事で、マイクが渡されると、韓国、台湾、香港など海外での上映が決定したことが発表され、会場からも大歓声が巻き起こりました。

　最後に登壇者からメッセージが送られ、菱田監督は「前回は皆さんの想定外な応援に負けたなとずっと思っていたので、それに勝つために頑張りました」と話し、イベントは幕を閉じました。

[取材・文／イソベアラタ]

　
作品概要
■劇場版『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』
　繋がれた絆が今、動き出す

　6月10日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

■スタッフ
監督：菱田正和
脚本：青葉譲
CGディレクター：乙部善弘
キャラクター原案＆デザイン：松浦麻衣
プリズムショー演出：京極尚彦
音楽：石塚玲依
音楽制作：エイベックス・ピクチャーズ
音響監督：長崎行男
音響制作：HALF H・P STUDIO
原作：タカラトミーアーツ／シンソフィア／エイベックス・ピクチャーズ／タツノコプロ
アニメーション制作：タツノコプロ
配給：エイベックス・ピクチャーズ
製作：キングオブプリズムPH製作委員会

■キャスト
神浜コウジ：柿原徹也
速水ヒロ：前野智昭
仁科カヅキ：増田俊樹
一条シン：寺島惇太
太刀花ユキノジョウ：斉藤壮馬
香賀美タイガ：畠中祐
十王院カケル：八代拓
鷹梁ミナト：五十嵐雅
西園寺レオ：永塚拓馬
涼野ユウ：内田雄馬
法月 仁：三木眞一郎
如月ルヰ：蒼井翔太
大和アレクサンダー：武内駿輔
氷室 聖：関俊彦
黒川 冷：森久保祥太郎
山田リョウ：浪川大輔

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