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音楽
「サクラ大戦25周年オーケストラコンサート ～田中公平作家生活40+1周年記念～」開催

サクラ大戦からサクラ革命まで、25年のサクラ史を音楽で駆け抜ける！　「サクラ大戦25周年オーケストラコンサート ～田中公平作家生活40+1周年記念～」

第二部は歌曲中心！　巴里花組に新サクラ大戦、アンコールのサクラ革命のサプライズまで全曲聴きどころ！

20分間の休憩の後、第二部は「サクラ大戦 劇場版 エンディング」からスタート。

MCでは公平先生が開口一番「いや～、サクラはいいなぁ、大神ぃ～」と加山雄一口調でネタを繰り出します。また、この「サクラ大戦 劇場版 エンディング」には収録時に逸話があり、公平先生からは劇伴収録史上初の「公開収録」で行われたことが明かされました。

より詳しく補足説明すると、日時は2001年7月8日、場所はすみだトリフォニーホール。太正浪漫倶楽部の会員から幸運のチケットをゲットした1000名のみが参加できた、激レアイベントでした。

1階前列から中央にかけての席は、雑音対策のために無人とされ、観客は1階後方、2階、3階に陣取りました。拍手はもちろん、一切物音を立てられないという非常に緊張感のあるイベントで、1曲につき4回ずつ（テスト、ラステス、本番2回）演奏。7曲＋アンコール1曲の収録が行なわれました。

演奏終了後には観客参加で、映画の大帝国劇場のシーンで使うための拍手とガヤの収録も実施。劇場版の監督である本郷みつる氏が状況説明を行い、陶山章央さんが演技指導で登場するというサプライズもありました。

なお収録終了後の感想として、陶山さんがまさに7月8日生まれなこともあり「最高の誕生日です」とコメントすると、公平先生は史上初の試みが陶山さんのバースデープレゼント扱いにされてしまったことにずっこけていました。

▲話を戻し、続いてはゲーム『サクラ大戦3』からED曲「未来（ボヤージュ）」。日髙のり子さんが巴里花組を代表して歌います

▲話を戻し、続いてはゲーム『サクラ大戦3』からED曲「未来（ボヤージュ）」。日髙のり子さんが巴里花組を代表して歌います

▲ここから公平先生もピアノとボーカルで参加。「未来（ボヤージュ）」の日髙さんを援護した後は、サクラ3大難曲のひとつ「素晴らしき舞台」を独唱！

▲ここから公平先生もピアノとボーカルで参加。「未来（ボヤージュ）」の日髙さんを援護した後は、サクラ3大難曲のひとつ「素晴らしき舞台」を独唱！

　

ここから舞台「新サクラ大戦 the Stage」キャストが登場。『サクラ大戦』の名曲「花咲く乙女～夢のつづき」をカバーします。

歌唱後には天宮さくら役の関根優那さんから、9月25日（土）、26日（日）に「ライブコンサート 新サクラ大戦 the Stage ～桜歌之宴・彩～」の開催決定が発表されました。

▲次のゲストプレイヤーは、トランペットの第一人者、エリック・ミヤシロさん。収録には『サクラ大戦2』からの参加になるエリックさんが、実はセガサターンを買い、初代『サクラ大戦』からプレイしていたことが発覚し、公平先生もビックリ！

▲次のゲストプレイヤーは、トランペットの第一人者、エリック・ミヤシロさん。収録には『サクラ大戦2』からの参加になるエリックさんが、実はセガサターンを買い、初代『サクラ大戦』からプレイしていたことが発覚し、公平先生もビックリ！


　

舞台版キャストにひとりずつ今日の感想を聞くと、初体験のオーケストラでの歌唱に緊張している様子を語るメンバーが多い中、最後に振られた望月あざみ役・寒竹優衣さんは、お客様の手拍子に支えられたと感謝を告げ、満場の拍手を浴びていました。

また、公平先生に「途中でさ、『これにて御免！』って逃げるかと思った」といじられると、「あやや!?　いさせてくだせぇ」と謎の訛り言葉で返し、愛されキャラぶりを充分に発揮していました。

▲エリック・ミヤシロさんの生トランペットが鮮烈に響く「新たなる」「檄！帝国華撃団＜新章＞」

▲エリック・ミヤシロさんの生トランペットが鮮烈に響く「新たなる」「檄！帝国華撃団＜新章＞」


　
最後の曲は「新サクラ大戦 ラスボスのテーマ」。ゲームを進めないと聴けない曲は、聴くのも若干難しいため、こうして聴ける機会は貴重です。

▲アンコールは巴里花組テーマソング「御旗のもとに」。巴里花組5人の想いを一身に背負い、日髙のり子さんが振りもつけて熱唱！

▲アンコールは巴里花組テーマソング「御旗のもとに」。巴里花組5人の想いを一身に背負い、日髙のり子さんが振りもつけて熱唱！


　
ダブルアンコールでは「誠花よ 夢よ 咲き誇れ → つばさ～ラストバージョン」と、まさかの『サクラ革命』楽曲が登場！　最新のサクラシリーズまで揃え、25年のサクラ史をすべて揃えました。
　
厳密には『サクラ大戦奏組』もありますが、東京フィルというオーケストラ自体がまさに奏組として本コンサートを支えたと考えてはいかがでしょう。トランペット担当の桐朋源二役をエリック・ミヤシロさんが担っているというのは、なかなか凄いのでは？

▲ラストナンバーの「つばさ」は公平先生のコンサートの大定番

▲ラストナンバーの「つばさ」は公平先生のコンサートの大定番


　

▲最後は生声で観客に感謝。田中公平先生の益々の御活躍をお祈りします

▲最後は生声で観客に感謝。田中公平先生の益々の御活躍をお祈りします


　
[取材・文／帝劇スタ夫]
　

サクラ大戦25周年オーケストラコンサート～田中公平作家生活40+1周年記念～

<セットリスト>
M1 新サクラ大戦 BGMのメドレー
M2 巴里の恋人たち
M3 巴里華撃団、デビュー!
M4 道化
M5 希望の門 → リボルバーカノン起動
M6 ネオンの照らす街 → リトルリップ・シアター
M7 コーヒー・ブレイク
M8 紐育華撃団、レディー・ゴー!!
M9 恋する紐育
M10 地上の戦士(最終決戦バージョン)
M11 サクラ色協奏曲
M12　サクラ大戦　劇場版　エンディング
M13　未来（ボヤージュ）
M14　素晴らしき舞台
M15　花咲く乙女～夢のつづき
M16　新たなる
M17　檄！帝国華撃団＜新章＞
M18 新サクラ大戦　ラスボスのテーマ

～アンコール～
M19　御旗のもとに

～アンコール２～
M20　誠花よ 夢よ 咲き誇れ → つばさ～ラストバージョン

▲田中公平先生ツイッターより

▲日髙のり子さんツイッターより

▲関根優那さんツイッターより

▲高橋りなさんツイッターより

▲寒竹優衣さんツイッターより

▲平湯樹里さんツイッターより

▲沖なつ芽さんツイッターより

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