『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』朴さ..

【TAF2009】放送直前のTVアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、主演キャストの朴さん、釘宮さんが「真理の扉」に登場!

 3月18日から21日までの4日間、東京ビッグサイトにて開催された「東京国際アニメフェア2009」。会場のアニプレックスブースでは、4月5日より放送されるTVアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の巨大な「真理の扉」が出現した。そしてアニメフェア初日となる18日、エドワード・エルリック役の朴路美(※路は「王」に「路」)さんとアルフォンス・エルリック役の釘宮理恵さんがブースに登場! アメトリス新設定の軍服コスチュームをまとったコンパニオンとともに「真理の扉」の前で撮影会を敢行した。等身大のアルフォンスも展示され、会場でも高い注目を集めていた本作。撮影会終了後、朴さんと釘宮さんからコメントをいただいたのでご紹介しよう。


――会場のアニプレックスブースをご覧になっていかがでしたか?

朴路美さん(エドワード・エルリック役)※路は「王」に「路」:軍服姿のコンパニオンさん達がステキでした。そして指パッチンでコンパニオンさんの軍服の裾を燃やしてみたいなと。ちょっとしたS心を抱き、ロイの気持ちが少しだけ分かったような気がしました(笑)。「真理の扉」は、こうやって立体化すると凄いと思う反面、ちょっと怖いなと。“朴路美”としては「真理の扉」に行きたくないような、でも行ってみたいような、そんな微妙な気持ちになりました。

釘宮理恵さん(アルフォンス・エルリック役):この作品では色々な経験ができて、その第1弾が今回のイベントなのかなと。作中の軍服が目の前にあったり、「真理の扉」を実際に自分の目で見ることができるなんて思いもしませんでした。アルもいましたし、それが会場にバーンと出現していて不思議な気持ちになりました。ちょっとお祭りみたいで楽しいですね。「真理の扉」が思っていたより小さく感じたんですが、たぶん私が大人の背丈があるからなのかなと。作中のように幼いときに見ていたら、見上げるほど大きく感じるんだろうなと思いました。


――改めて等身大のアルフォンスを見た釘宮さんの感想は?

釘宮さん:間近で見ると愛嬌があって可愛いヤツだなと思いました(笑)。


――ちなみに作品の中で、今回のように実物で見たいものはありますか?

朴さん:イズミ先生の旦那のシド。アームストロングも見たいけど。

釘宮さん:私もアームストロングって言おうと思っていたのに~。

朴さん:じゃあシドとアームストロングの2人で(笑)。

釘宮さん:マッチョな2人(笑)。興味が尽きませんよね!


――新シリーズの『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』はどんなところに魅力があると思いますか?

朴さん:ものすごい情報量を1話にギュッと濃縮させて叩き込んでいます。テンポ感がありますし、1話を見ただけでお腹も頭も心もいっぱいいっぱいになるような感じです。1話で満足できて、これ以上いらないかな……とは思わないで欲しいんですけど(笑)。それくらい見ごたえのある作品になっています。

釘宮さん:ストーリー自体も1話に詰まっていて、この作品が持っているシリアスな面も見る側に充分伝わるように演出されています。さらにコミカルな部分も大増量されていて、1話だけでも起伏のある作品になっているなと感じています。


――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

朴さん:今回もベテランの方々がたくさんいらっしゃるので、それだけで現場が引き締まりますね。同じマイク前に立たせていただいているので“勉強になる”という言葉はあまり使いたくないんですけど、年数を重ねているからこそのなんとも言えない説得力を持っている方々と一緒に仕事ができることは、本当に財産になりますね。そして諸星すみれちゃんという9歳の女の子がニーナを演じているんですけど、すごく感性が良くて現場に戦慄が走りました。ベテランの方々も感動しつつ、負けてられないという気持ちでテンションが上がってしまって。9歳から80歳過ぎの方までいらっしゃる、本当にお芝居のやりがいのある素敵な現場です。

釘宮さん:大ベテランの方々を目の前にして、自分がしゃべっていないときは常に観察させていただいています。本当に勉強になるなと。改めてこういった機会にめぐりあえて幸せだなと思っています。色々な意味で体当たりのしがいがある現場であり、共演者の方々やスタッフの皆さんと一緒に「全力でぶち当たっていくぞ!」という気合いが、毎週ごとにわきあがってくる現場です。


――最後にファンの方々へメッセージをお願いします。

朴さん:今まで応援してくださった方々も、この作品で初めて『鋼の錬金術師』に触れる方々も、とても楽しめる作品になるんじゃないかという手ごたえがあります。画面の中に自分の心と魂をぶち込んで、そこで色々なものを感じて、もしそこで自分の気持ちが揺れたならば、真理の扉へ近づく一歩なのかもしれないなと思います。それから1話のアフレコが終わったときに、スタッフの皆さんから「おかえりなさい」と言われたんです。自分では新しい作品に挑んでいる気持ちでしたが、ちょっとほっこりして嬉しかったです。今まで応援してくださった方々も、そんな風に思ってくれると嬉しいなと思いました。

釘宮さん:またこの作品を通じてTVの前の皆さんと同じ経験をしていくと思うとワクワクするようでもあり、ちょっと怖いなと思う気持ちもあります。それでも皆さんに楽しんでもらえるように、精一杯頑張っていきたいです。物語を通じて皆さんと繋がることのできる作品だと思いますので、またそういった雰囲気も楽しんでいただけるように頑張ります。応援してください。


TVアニメーション『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』
毎週日曜日午後5時よりMBS・TBS系全国ネットにて放送中
DVD/Blu-ray 第1巻が8月26日にアニプレックスより発売

<スタッフ>
原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督:入江泰浩
シリーズ構成:大野木寛
キャラクターデザイン:菅野宏紀
美術デザイン:金平和茂
美術監督:佐藤豪志
背景:草薙
色彩設計:中尾総子
錬成陣デザイン:荒牧伸志
音楽:千住明
音響監督:三間雅文
アニメーション制作:ボンズ
製作:鋼の錬金術師製作委員会

<キャスト>
エドワード・エルリック:朴王路美
アルフォンス・エルリック:釘宮理恵
ウィンリィ・ロックベル:高本めぐみ
ロイ・マスタング:三木眞一郎
リザ・ホークアイ:折笠富美子
アレックス・ルイ・アームストロング:内海賢二
マース・ヒューズ:藤原啓治
ジャン・ハボック:うえだゆうじ
ハイマンス・ブレダ:佐藤美一
ケイン・フュリー:柿原徹也
ヴァトー・ファルマン:浜田賢二
マリア・ロス:名塚佳織
キング・ブラッドレイ:柴田秀勝
スカー:三宅健太
ラスト:井上喜久子
グラトニー:白鳥哲
エンヴィー:高山みなみ
ゾルフ・J・キンブリー:吉野裕行 ほか

(C)荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS

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