
ゴシック系アーティストとして注目を集める葉月ゆらさんが初のメジャーミニアルバム『少女標本-maiden collection-』を8月12日にリリース!
独特な歌詞に、多様なボーカルスタイルとサウンドアレンジでゴシックファンタジーの世界を紡ぎ出し、知る人ぞ知るアーティストの葉月ゆらさん。『絶対可憐チルドレン』のED曲「絶対love×love宣言!!」の作詞を手がけたり、大ヒットのパチンコ『海物語』シリーズでマリンのイメージソングを担当するなど幅広く活動を展開している。そんな葉月さんがメジャーレーベルから初のミニアルバム『少女標本-maiden collection-』を8月12日にリリースする。
全8曲中7曲の作詞を葉月さん自身が担当し、美しくも残酷、そしてはかないゴシックファンタジーワールド全開。また2004年に『みんなのうた』で放送されていた諌山実生さんの「月のワルツ」のカバーに、ボーナストラックとしてゴシックホラーシューティングゲーム『デススマイルズ』のドラマCDに入っていた「白い風」のロングバージョンを初収録。
幻想的な雰囲気漂うタイトルチューンのほか、「聖域」はアッパーなロックチューン、「Dark side Conclave」ではオーケストラアレンジのクラシック、「月のワルツ」はジャジーなテイストなどタイプが違う曲が並ぶが、それぞれの世界を演じ分けるバリアスな表現力とボーカルスタイルの引き出しの多さに驚かされる。ミニアルバムながらも葉月ゆらの魅力と世界観を集約した1枚と言っていいだろう。
ゴシックやファンタジーが好きな人は満足できるCDであり、活躍が期待されるアーティストをチェックする意味でもオススメしたい。
『少女標本-maiden collection-』/葉月ゆら 8月12日発売 2500円(税込)・発売:ティームエンタテインメント
●これまでのゴシックサウンドによりこだわり、進化させたアルバム
――インディーズでのCDリリースのほか、『絶対可憐チルドレン』のED曲「絶対love×love宣言!!」の作詞を手がけたり、パチスロ『海物語』シリーズのイメージソングを歌われたり、幅広く活躍されていますね。
葉月さん:一緒にお仕事をした作曲家の方々からいろいろお話をいただいて、ありがたく思っています。
――今回のミニアルバムでメジャーデビューというのが意外な感じがするんですけど、お話を聞いた時の感想は?
葉月さん:これまでネット上での活動がメインで、お仕事をいただく時も作曲の方と会わなくても成立していましたが、今回、メジャーでデビューさせていただくことになって、打ち合わせをしたり、生音を入れる作業に立ち合わせていただいたり、いろいろと勉強になったし、すごく幸せだなと思いました。
――このミニアルバムを作る上でのコンセプトは?
葉月さん:私がやってきたゴシックサウンドをベースに、新たに挑戦したり、可能性を広げていけるようなアルバムにできたらいいなって。ゴシック風の曲の制作を突き詰めていくうちに「もっとヴァイオリンを生で入れたいな」とか欲が出てきて、そんな時にお話をいただいたので、「いいタイミングかも」と。これまでご一緒した作曲・編曲の皆さんに協力していただきながら、こちらもアレンジのアイデアを出したりしていきました。
●繊細で壊れやすい少女の想いや表情を表現
――タイトルの『少女標本-maiden collection-』はどのタイミングで決まったんですか?
葉月さん:まず収録曲が全部そろってから、タイトルを考えました。全曲見渡してみたらタイトルチューンになった「少女標本-maiden collection-」は暗めできれいな感じの曲なんですけど、ゴシック感が出ていて雰囲気的にも気に入っていたので、アルバムタイトルにしました。少女って女の人にあこがれたり、大人の面を見せたり、些細なことで傷付いたりしますよね。そんな壊れやすくて繊細な部分を表現できたらいいなと思って作りました。曲ごとに主人公になっている少女達を想像しながら聴いていただければと思います。
――少女にはいろいろな表情があるとはいえ、白い壁に貼り付けられ標本にされたり、愛人とかつての恋人を閉じ込めたり……なんか、すごいですね(笑)。
葉月さん:そうですね。まあ、だんだん大人になる感じで(笑)。
●幻想的な葉月さんの詞を彩る様々なサウンド
――収録された8曲のうち7曲をご自身で作詞されていますが、詞を書いてから曲をつけてもらったんですか? それとも曲をもらってから詞を書いたんですか?
葉月さん:私は曲を聴いて頭の中に詞のイメージが広がっていくタイプなので曲をいただいてから詞を書きました。曲を作ってくださったのはすべて以前からの知り合いで好きな方に声をおかけして、「ゴシックでやりたいんですけど」とお願いしたら賛同していただいて。感謝してます。
――公式サイトやご自身のブログで全曲紹介をされていましたが、葉月さんの書かれた詞はどれも幻想的で聴いていて「どんな世界観なんだろう?」と想像する楽しみがありました。そして後で全曲紹介を見て「そうだったのか!」と答え合わせみたい楽しみも。
葉月さん:そんな楽しみ方もあるんですね!? 基本的には聴いてくださる皆さんがそれぞれ曲から何か感じてもらえればいいなと思っています。また女性の方が聴いて、共感してもらえる部分があればうれしいです。
――サウンドの種類も多岐に渡っていますが、方向性は葉月さんが指示されたんですか?
葉月さん:私からは「ゴシック系で激しめで」と大枠だけでお伝えして、後は作曲の方にお任せしました。私が細かく言うよりも自由度があったほうがテンションも上がるし、楽しんで曲を作ってもらえると思ったので。ゴシック風といってもメタルやロックなど様々なタイプがありますが、私はストリングスが入ったクラシック系が好きで、今回ストリングスをたくさん入れていただいてうれしかったです。本当にいろいろなタイプの曲がそろって歌うのも楽しかったし、満足しています。
●『みんなのうた』のカバー曲や人気ゴシックシューティングゲーム関連の曲も収録
――ご自身で作詞をされていない曲が「月のワルツ」で、『みんなのうた』で放送されていた曲のカバーです。どうしてこの曲をカバーしようと思ったんですか?
葉月さん:歌も映像も怖い感じがするけどきれいで、すごく大好きでずっと歌っていました。いつか自分のCDに入れたいと願っていたらその夢が今回叶ってうれしいです。
――ボーナストラックの「白い風」はシューティングゲーム『デススマイルズ』のドラマCDに収録されていた曲とのことですが……。
葉月さん:ドラマCDの中でEDテーマとして使われていた曲で、その時はワンコーラスだけでしたが今回、フルバージョンで入れていただきました。『EVE burst error』などの音楽を手がけていた高見龍さんの曲で、高見さんはいつもはギターで激しい曲が多いんですけど、この曲は珍しく、かわいい曲だったのでうれしかったです。ちなみにこの曲はドラマCD第1章のED曲で、今夏の秋葉原で行われる『ケイブ祭り』で販売される第2章でも2曲歌っていますのでよろしければそちらもぜひ(笑)。
●8つのゴシックの世界の扉を開くのはあなた
――1曲目の「少女標本-maiden collection-」から2曲目の「聖域」はエレキギターがうなるロックチューン、5曲目の「Dark side Conclave」は壮大なオーケストラアレンジ、6曲目はポップな「迷宮-Magnolia-」とゴシックの世界観をいろいろな形で表現していますが、6曲目から8曲目までは明るく、さわやかな感じになっていておもしろいですね。
葉月さん:曲順は意識しました。最初の1曲目は勢いがあって、世界観が出ているものを、2曲目は重めでと並べていって、最後はきれいに終わりたいなと。
――詞も1曲目から5曲目までは美しくもせつなく、残酷な世界観が展開されていたので、まさか「白い風」のさわやかな終わり方は予想していなくて。驚きました。
葉月さん:1曲目と8曲目は確かに落差が激しいですよね(笑)。一口にゴシック風と言ってもいろいろなタイプがあることもこのミニアルバムでわかっていただけるのではないかと思います。私自身も曲ごとにいろいろな歌い方をしているので、1曲ごとに扉を開けるようにそれぞれの登場人物や世界を楽しんでいただけたらいいですね。
――ジャケット、ブックレットも『少女標本』のイメージを膨らますようなイラスト・デザインになっていますね。
葉月さん:以前、『クレプシドラ』というゲームでキャラクターデザインをやっていた一斗まるさんにお願いしました。『クレプシドラ』もゴシック風の作品だったのでこのアルバムの世界観に合うかなと。予想以上に素晴らしい出来上がりで、このブックレットを見るだけでも楽しめますよ。
●今後もゴシックの世界を追求
――楽曲発表など今後の予定があれば教えてください。
葉月さん:まず8月15日のコミケで東方アレンジボーカル集『東方来夢来人』が販売されます。続いて9月2日に発売される、今回、「聖域」を作曲してくださったしゃなさんのメジャー初CDとなる『君のいる景色 White Flame presents feat.巡音ルカ』で2曲歌っています。あと他にもいくつか収録が終わっているものもあるので公式サイトでお知らせします。
――最後にメッセージをお願いします。
葉月さん:今回のミニアルバムで自分が好きなゴシックの世界観を、素敵な作家陣の皆様と作れて本当にうれしいです。ゴシック好きな方だけでなく、ゴシックに興味がなかった方もこのCDを聴いて関心をもってもらえたらいいなと思います。そして葉月ゆらの音楽を気に入ってくださったら、HPを見たり、他の曲も聴いてみてください。これからもゴシックの世界を追求して、素敵な曲を作っていけるよう頑張ります!
>>葉月ゆら公式サイト
>>『少女標本-maiden collection-』特設サイト









































