【GUNDAM BIG EXPO】90年代のガンダムを彩ったパイロットたちが集結!ステージイベント「パイロットG30th II」
8月21日から23日まで、東京ビッグサイトで開催された機動戦士ガンダム30周年記念大博覧会『GUNDAM BIG EXPO』。2日目の8月22日、歴代ガンダムパイロットを演じた声優陣によるステージイベント「パイロットG30th II」が行なわれ、『機動戦士Vガンダム』からウッソ・エヴィン役の阪口大助さん、『機動武闘伝Gガンダム』からドモン・カッシュ役の関智一さん、『機動新世紀ガンダムX』からガロード・ラン役の高木渉さん、『∀ガンダム』からロラン・セアック役の朴ろ美(ろは王に路)さんが出演した。
歴代ガンダムのパイロット役を演じた声優陣が出演し、演じたキャラクターや作品について様々なエピソードを語る「パイロットG30th」。会期中に3回行なわれたうちの2回目となった「パイロットG30th II」では、90年代を彩ったガンダムシリーズを中心に、パイロットを演じた4人が集結。それぞれの作品で印象に残ったシーンをピックアップしてもらい、置鮎龍太郎さんの司会進行で、当時のエピソードなどを交えながら、トークを繰り広げていった。
●思い出のシーンとともに当時の裏話を披露!
「女性の強さを前面に押し出しているような作品」と印象を語る阪口さんは、『機動戦士Vガンダム』がデビュー作。オーディションで山のようにリテイクを出され、絶対に落ちたと思っていたそうだが、収録で渡された台本の一番目に自分の名前があって「とてもびっくりして意味が分からなかった」と、当時の驚きを語る。
ガンダム同士が格闘技で戦うガンダムファイトが、当時のファンを驚愕させた『機動武闘伝Gガンダム』。「ほかの皆さんは“ガンダムパイロット”ですけど、僕は“ガンダムファイター”なんですよね」と説明する関さん。『Gガンダム』で初の主役を演じて「とても印象に残っていますし、いまでも大好きな作品」とコメント。
『機動新世紀ガンダムX』の印象に残るシーンについて「どれも印象に残っているので、逆に皆さんにお聞きしたいです」とリクエストした高木さん。当時のアフレコについて「ガロードが成長していくにつれて、自分の芝居も一緒に成長していった」と振り返った。
『∀ガンダム』の魅力は「ヒゲのところです!」と言い切る朴さん。ロラン役で初めて男の子を演じることになり、「私の人生を変えてしまった」と話す。さらにキャラクターや物語の世界観についても「富野監督の優しさと懐の深さがにじみ出ている作品」と語っていた。
●30周年の感謝を込めて出演者からメッセージ
トークが終わると出演者たちがボードにサインの寄せ書きを行ない、最後の挨拶では「これからもガンダムと一緒に歩んでいけたらいいなと思います」(阪口さん)、「皆さんに感謝の気持ちを込めて、ドモンのセリフを贈ります。『お前たちが好きだー! お前たちが欲しいー!!』」(関さん)、「これから40年、50年とガンダムは続いていくと思うので、僕自身も応援していきたいと思います」(高木さん)、「すごく素敵な時間でした。『∀ガンダム』も長く皆さんに愛されてほしいです」(朴さん)と、ファンへメッセージが贈られてイベントは終了となった。
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