衛藤が贈ったプレゼントの中身は!? 『ネオロマンス・クリスマス ～聖夜にラブソングを～』より、日野聡さんインタビュー

　『アンジェリーク』『遙かなる時空の中で』『金色のコルダ』『ネオ アンジェリーク』など、今年で15周年を迎えるコーエーの「ネオロマンス」シリーズ。アニバーサリー・イヤーのクリスマスに向けて、ネオロマンス史上初のクリスマスCD『ネオロマンス・クリスマス ～聖夜にラブソングを～』が12月9日に発売される。

　本作はネオロマンス仕様にアレンジされたクリスマス・ソングの名曲に加え、エルンスト（『アンジェリーク』）、風早（『遙かなる時空の中で4』）、衛藤桐也（『金色のコルダ2f』）、レイン（『ネオ アンジェリーク』）のソロを含む、新曲5曲を収録。楽曲はもちろん、各キャラクターによるモノローグも、すべてがクリスマス一色に彩られたヴォーカルアルバムだ。

　そこで前回のエルンスト役・森川智之さんに続き、今回は衛藤桐也役の日野聡さんにインタビュー。新曲「First Noel」は、プレゼントとともに、あふれる想いを大切な人へ届けるというクリスマス・ソング。レコーディングの感想など、新曲について語っていただいた。

撮影／大山雅夫

――レコーディングを終えての感想をお願いします。

日野聡さん（衛藤桐也役）：今回「First Noel」を歌わせていただいて、「ああ、もうクリスマスなんだな」と改めて感じました。シチュエーションとしては香穂子へプレゼントを渡しに行くという、普段の衛藤とは違って高揚した気分が感じられるステキな曲になっています。クリスマスの、よりロマンチックなイメージに合うように頑張って歌いました。


――メロディのなかにクリスマス的な音やアレンジは入っていましたか？

日野さん：バイオリンのほかに色々とクリスマスを耳でも感じられるような曲になっています。イメージ的には「雪の降るなか、プレゼントを渡しにむかう衛藤」といった感じのバラードですね。


――レコーディング中は、そんな衛藤の姿を思い浮かべたり。

日野さん：普段のツンツンしたところを抜きにした、ストレートな衛藤の気持ちが伝わってくるような歌詞でしたので、そういう気持ちを込めて歌いました。


――普段の衛藤とは違うということですが、日野さんとしては歌いやすい曲でしたか？

日野さん：歌いやすかったですね。衛藤の曲でいえば「MOVE」に近いかな。表面的な衛藤というより、内面の気持ちを押し出した曲になっています。


――詞のなかではプレゼントが「小さな箱」という表現になっていましたが、衛藤はどんなプレゼントを選んだと思いますか？

日野さん：実はCDに収録されているメッセージを聴くと、衛藤が何を買っているかが分かるんです。メッセージを聴いてから、この「First Noel」を聴いてもらえると、衛藤の気持ちがより伝わるかなと思います。


――ちなみに、日野さん自身のクリスマスのステキな思い出は？

日野さん：僕は生まれがアメリカだったので、そこで買った大きなクリスマスツリーがあるんです。子供のころは、毎年クリスマスの時期がくると家族みんなでツリーを組み立てて、よくパーティをしていました。綿の雪をツリーの周りに飾りつけたり、子供心にも楽しいんですよね。


――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

日野さん：今回の曲はメッセージと歌がうまくリンクしているので、最初にメッセージを聴いてから曲に入ってもらえると、より歌詞のイメージや衛藤の感情の揺れ動きが伝わってくるのではと思います。衛藤の曲以外にもロマンチックな曲がたくさん収録されていますので、ぜひクリスマスの時期にこのCDを聴きながら、ステキな時間を過ごしてください。


■『ネオロマンス・クリスマス ～聖夜にラブソングを～』
2009年12月9日発売予定
価格：2,940円（税込）
発売：コーエー
初回封入特典：ときめき★クリスマスカード
初回限定仕様：きらめき★箔

＜出演者＞
森川智之（エルンスト）
井上和彦（風早）
日野聡（衛藤桐也）
高橋広樹（レイン）　ほか

>>ネオロマンス公式サイト