禁断の姉弟愛が止まらない!?『kiss×sis』のOAD付きコミック第6巻が6月4日に発売！　竹達彩奈さん、巽悠衣子さん、武内健さんインタビュー

　4月からテレビアニメが始まる、ぢだま某さん原作の『kiss×sis』(講談社刊『月刊ヤングマガジン』連載中)の最新コミック第6巻が6月4日に発売される。その限定版に収録されるオリジナルDVDアニメ(OAD)第3話のアフレコが行われた。収録後、メインキャストのあこ役の竹達彩奈さん、りこ役の巽悠衣子さん、圭太役の武内健さんにお話をうかがった。
　なお、テレビアニメはAT-Xにて4月5日より放送開始。あこりこ(竹達彩奈&巽悠衣子)の歌うOAD『kiss×sis』主題歌「ふたりのハニーボーイ」と、テレビアニメ主題歌「バランスKISS」が4月21日に2枚同時リリース。またOAD付き限定版コミックは完全受注生産のため、確実に手に入れたい方は4月5日までに申し込みしよう！

●OADはあこりこ9割でスタジオも酸欠になるほど熱演

――まず収録を終えた感想を聞かせてください。

竹達さん：私自身やったことのないシチュエーションだったので収録前、悠衣子に「私、できないかもしれない」と。双子だとそこまで同じタイミングなのかと思うくらい息が合っていたので、悠衣子と息を合わせて頑張りました。

巽さん：収録後はすっかり燃え尽きました。二人でぜいぜい、息をしていたくらいで。その成果が出ていればいいなと思います。

武内さん：二人の熱演に僕らも思わず酸欠になりかけました。これでアニメが完成したらファンはたまらないだろうなと(笑)。

――今回のOAD第3話はどんなお話なんでしょうか？

竹達さん：0話から数えて4作目になりますが、いつも受け身のあこが積極的になって、りこと一緒にちょっぴり大人の階段を昇ったお話かなと思います。

巽さん：毎回ギリギリと言ってますが今回は超えてしまったかなと(笑)。りこの要領の良さはいつもどおりに発揮され、圭太とのいちゃいちゃも見られます。

武内さん：9割くらい、あこりこが出ていたので楽をさせてもらいました(笑)。圭太としては、あこりこのどっちがエッチなのか気付いた回だと思います。


●今回は禁断の姉妹いちゃいちゃ回!?

――今回の見どころを教えてください。

竹達さん：いつもは、あこがいちゃいちゃする相手は圭ちゃんですが、今回の相手は、りこなので、ビックリする禁断の姉妹いちゃいちゃ回です(笑)。

巽さん：姉妹だから恥ずかしいけど、双子だからこその意外な共通点もあって。

武内さん：原作ファンの方はアニメ化を待ち望んでいたお話だと思うので隅々までじっくり見てください。

――テレビアニメとOADとの違いを教えてください。

竹達さん：テレビアニメはキャラも多く魅力的ですが、OADではあこ、りこ、圭太の純粋な絡みと、テレビとは違ったギリギリ感が出ているかなと。

巽さん：OADならではの『kiss×sis』ワールドがあるし、アニメはやはりOADが原点なので、テレビアニメから入ったにもぜひ見てほしいです。

武内さん：2つはベクトルが違う気がします。テレビではチラリズム的、OADはまた別の方向で。それぞれに良さがあるので、見比べていただければと思います。

●圭太役の武内さんはあことりこ、どちらが好き？

――あこりこのかわいい部分も挙げてもらえますか？

竹達さん：あこは全部がかわいいです。強いて挙げればライバルの三国さん達を意識して、胸を大きくしようしたり、好きな人のために努力するところかな。

巽さん：りこは危うくなるとあこに押し付ける小ずるさが好き(笑)。はちゃめちゃだけど、それも好きな圭太との来るべき時に向けての練習で。すべては圭太のためなんです。そんな圭太への愛情の強さを感じとってほしいです。

竹達さん：そんな二人の姿は演じている私達もいとおしくなります。

――武内さんはあこ派？　りこ派？

武内さん：二人だけなく、三国、三日月、夕月と候補者がいるので……。

竹達さん：候補者って！　ひどい!!

巽さん：本当にふらふらしてる！

武内さん：あわよくばハーレムで(笑)。でも、どの子にもいいところがあるので決めにくいですよね。男ならわかっていただけると思います、きっと(笑)。

●テレビアニメとOADの主題歌は共にアッパーで『kiss×sis』ワールド全開

――竹達さんと巽さんが、あこりことして歌う、OADとテレビアニメの主題歌シングルが4月21日に2枚同時リリースされますね。

竹達さん：OAD版の「ふたりのハニーボーイ」と、テレビ版の「バランスKISS」もかわいらしくて、『kiss×sis』ワールドがいっぱい詰まっています。

巽さん：2曲共、アップテンポでノリのいい曲なので歌ったり踊ったりしてほしいです。歌詞も「二人を愛して」とかムチャなんだけど、それもあこりこらしくて。いまどきの女子高生らしさも反映されていて、私も気に入ってます。

――『kiss×sis』の魅力を挙げていただけますか？

竹達さん：とてもギリギリだけど、見終わった後にほんわかと温かい気持ちになれる作品です。あと現実ではありえない設定なので、男性の方にはとても夢が広がる作品なんじゃないかなと思います(笑)。

巽さん：キャラもかわいいですね。あことりこはお姉ちゃんだけど、妹みたいな守ってあげたい部分もあって。テレビシリーズでは多くのキャラが出てきますが、どれも濃くて個性的なキャラばかりで気になります。

武内さん：他のラブコメと違って相手がお姉ちゃんで、家では四六時中、学校でも振り回されるので圭太は油断できない。見ている方には楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。


●テレビアニメとOADでギリギリな『kiss×sis』にドキドキしよう！

――皆さんへメッセージをお願いします。

竹達さん： OADから始まり、遂にテレビアニメになりました。これも支えてくださる皆さんのおかげです。テレビアニメも見ていただきたいですが、OADではテレビ版とは違ったギリギリ感を見てください。

巽さん：テレビアニメ化は予想外で嬉しいです。テレビ版はにぎやかですが、OADはより住之江姉弟中心であこりこも大活躍です。どちらもちょっとギリギリで見た後は心が温かくなるので、テレビもOADも一緒に見てほしいです。

武内さん：原作、CDドラマ、OAD、テレビアニメとそれぞれ違った雰囲気があって、どれも楽しいです。今後もいろいろと展開していく『kiss×sis』を僕らと一緒にドキドキしながら応援してください。
＜取材・文:永井和幸＞

OAD付き限定版コミック『kiss×sis』第6巻(完全受注生産)
6月4日発売
予約申込み締切4月5日
3,700円(税込)
発売：講談社(コミックのみの通常版もあり)

>>講談社『kiss×sis』公式サイト
>>テレビアニメ『kiss×sis』公式サイト