ドラマCD 『理系男子。』～ぼくらの修学旅行 in 京都～ キャストインタビュー・第2弾　杉田智和さん、高橋広樹さんのインタビューをお届け！

　アニメイトTVで好評展開中のユーザー参加型Web企画！勉強サポート・プロジェクト『理系男子。』から、待望のドラマCD第2弾が登場！

　『理系男子。』公式サイトの投票企画でユーザーが選んだ「京都」に、理化学研究会メンバーは修学旅行に行くことに。

　空也の軽い親切（？）から、またまた問題発生？！
　噂の銀次郎兄「金太郎」も初登場！
　京都への3泊4日の修学旅行はどうなるの！？
　古都・京都を舞台に繰り広げる謎解き青春コメディ！！

　修学旅行の場所が「京都」ということもあり、勉強になる！？歴史豆知識もあるので、是非、役立てて下さいね☆

　今回、出演キャスト陣にインタビュー！

　3回に渡ってお送りするインタビューの第2弾は、杉田智和さん（輝銀次郎 役）、高橋広樹さん（輝金太郎 役）。ドラマCDの聴き所は勿論、初登場となる“金太郎”についての印象をお聞きしました！

>>「『理系男子。』ドラマCD第2弾キャストインタビュー・その1」はこちらから！

――収録を終えての感想をお願い致します。

杉田智和さん（輝銀次郎 役）：気心を知れた理化研のメンバーで修学旅行に行けたのは、自分の学園生活では思い出が少ないほうだったのでとても嬉しかったです。

高橋広樹さん（輝金太郎 役）：シリーズには途中からの参加なので最初は周りの様子を見ながら演じていました。本番は「登場キャラクターがみんな粒だっているので、埋もれないように」と注意しながらやったら、波にのれて気持ちよく収録できました。


――このドラマCDの聴き所を挙げて頂けますか？

杉田さん：一見、理化研メンバーは個性が強いキャラ達ばかりですが、実はひとつの絆や信頼感でつながっていることに気付いていただけると思います。
弟の銀次郎としては、これまで金太郎は会話の中にしか登場していなかったので今回、高橋さんに実際に演じていただいて、楽しく、嬉しかったです。

高橋さん：自分のことで言いにくいんですが、金太郎という新キャラが登場して作品にどんな新風を起こせるか、でしょうか。でも、あまり期待が大き過ぎても困るので、そこはほどほどでお願いします（笑）。
あと京都へ修学旅行に行きますが、京都の風情がどのように感じられるのかを僕も楽しみにしてます。普段、生活している場所とは雰囲気や感覚も違うと思うので、聴いてくださる方も旅に出た気分になってもらえたらいいですね。


――今回、新キャラクターとして「金太郎」が登場します。金太郎はどんなキャラでしょうか？

高橋さん：かっこよくて、弟想いのお兄さんで、弟の銀次郎以外の理化研メンバーにはきっと、いいお兄さんに映っていると思います。周りからも「完璧過ぎる！」と言われました。ちなみに僕には妹がいるんですが、この二人ほどは仲良しではありません（笑）。自分にない要素に満たされたキャラだからこそ演じやすい部分もありました。「高橋さんそのままで」と言われる時ほどやりにくいことはないので（笑）。


――杉田さん演じる銀次郎から見た、金太郎はどんな存在なんでしょうか？

杉田さん：銀次郎は常に金太郎と比較対照されながら生きてきて、加えて兄が悪意がなく、優れた人間ということで銀次郎のコンプレックスが深まっていくのは仕方ないと思います。


――ご自身が演じるキャラの見せ場、注目してほしいポイントは？

杉田さん：銀次郎と金太郎兄弟の心情や関係ですね。そして理化研のメンバーがはっきり言葉にしなくても銀次郎を心配していることが伝わってくるところです。修学旅行という通常の学校生活以外の場面だからこそ、仲間の大切さを実感できるのだと思います。

高橋さん：金太郎自身も素晴らしいキャラですが、彼が話すセリフや彼自身の持つ雰囲気に加えて、他のキャラと接することで金太郎のキャラや魅力が引き出されていると思います。皆さんに金太郎は盛大に祭り上げていただいたので（笑）、存分に味わってください。


――本作では京都を舞台にしていますが、京都について思い出やエピソードがあったら教えてください。

高橋さん：僕はスキヤキです。仕事で行った時、夕飯を食べに仲間と街を練り歩いたら、ひなびた、いい雰囲気のお店があって。何を出すお店なのか、わからないまま、狭い入口をくぐると、スキヤキのお店でした。関東風と関西風は違うんですが、更に京都風は割り下にはザラ目が口でジャラジャラするくらい砂糖がふんだんに使われていて、古いコンロに火をつけて食べるというのがオツで。川を見下ろしながら食べるスキヤキは格別でした。

杉田さん：僕も理化研メンバーと同じく修学旅行先は京都でした。その後、大人になってから訪れた京都はイメージが違いました。年齢を重ねないとわからない価値観に気付いて、「なんでもっと早くこの魅力に気付かなかったのだろう」と後悔しました。今度は自分一人で訪れて、この空気と一体になりたいと思いました。


――最後に皆さんへメッセージをお願いします。

杉田さん：今、学校に通っている方も、もう卒業された方も信頼できる友達や仲間のありがたさは感じたことがあると思います。そんな仲間の大切さや絆を再認識させてくれる作品です。
また前作の夏合宿もそうですが、普段の学院を飛び出したからこそ、キャラの素顔やプライベートも見え隠れすることでより愛着も湧いてくるのではないでしょうか。その上で更に興味を持ったり、好きになってくれたら嬉しいです。　

高橋さん：今回、この作品に初めて参加させていただいて、子供の頃に、理科の実験をした時のように何が起こるのか、ドキドキわくわくしてます。
作品も絵や設定、物語、キャストなど様々な要素が組み合わさって成り立ちます。この作品でいろいろなファクターが混ざり合い、化学反応することで炎が何色になるか、リトマス試験紙が赤になるか、青になるかを確認するのは皆さんです。そしてあなたなりの『理系男子。』の楽しみ方を発見してください。以前から応援してくださる方は公式のように末永く付き合ってください。

＜取材・文：永井和幸＞

ドラマCD 『理系男子。』～ぼくらの修学旅行 in 京都～
2010年9月23日発売
価格：2,940円（税込）

＜キャスト＞
水ノ元爆：岡本信彦
軽井空也：神谷浩史
輝銀次郎：杉田智和
灰原元気：小野大輔

山田大津：近藤隆
輝金太郎：高橋広樹　ほか

>>勉強サポート・プロジェクト『理系男子。』公式サイト