
これが最後のご挨拶!?『劇場版“文学少女”』のヒット御礼舞台挨拶レポート!多田俊介監督と花澤香菜さんが、みんなへの感謝と作品への想いを激白してくれた!
2010年6月18日、東京・シネ・リーブル池袋にて、『劇場版“文学少女”』のヒットを記念した舞台挨拶が行われました。
この日は、同劇場での公開も最終日で、ほぼ満席の最終上映回の後に、多田俊介監督とヒロイン・天野遠子を演じる花澤香菜さんが駆けつけてくれたぞ!
花澤さんは、7週間前の初日に行われた舞台挨拶以来の登場で、「帰ってきました!」とうれしそう。一方、多田監督も、毎回足を運んでくれるファン達に感謝の言葉を送ってくれた!
トークでは、花澤さんが作品にも深い関わりがある、岩手県の宮沢賢治記念館を訪れたことや、監督が東急沿線をロケハンし、作品舞台を描いていたことが語られた。特にラストシーンに登場する駅はナント田園調布駅がモデル!こんな初公開の情報も聞けちゃいました。監督によれば、“作品の舞台はあくまで架空”ということなのだが、これはちょっと得した気分になれる裏話だったね。
そして花澤さんは「この作品に関わったことで、色んな文学作品に出会えたし、遠子先輩を演じられたことで、自分自身も変わったなって思います。出会えてよかった作品です」と感慨深げ。多田監督も「花澤さんが思った以上の芝居をしてくれました。心葉君がなぐさめられているシーンも、観る度に僕がグッとくるくらいです」と、花澤さんの演技を絶賛。花澤さんは「遠子が、人間というよりは文学の妖精のような雰囲気を漂わせているので、それをどう表現しようか考えました」と、アフレコの頃を思い返していました。
他にも、豪華賞品が当たるプレゼント大会も盛り上がり、エンディングでは2人から「これからも“文学少女”を応援して下さい」とごあいさつ。
そして最後は、花澤さんおなじみのキメ言葉「私が文学少女だーー!」をみんなで唱和。大拍手の内に舞台挨拶は終了しました。
<取材・文:小俣 猛>
>>『劇場版 “文学少女”』公式サイト








































