『薄桜鬼』のテーマ8曲に加え新作ゲーム『二世の契り』挿入歌も収録した2ndアルバムをリリースする吉岡亜衣加さんにスペシャルインタビュー！

　『薄桜鬼』シリーズの全OP曲を担当している吉岡亜衣加さんの2ndアルバム『夢花車』が8月4日にリリース！　TVアニメ『薄桜鬼』OP曲の「十六夜涙」など『薄桜鬼』シリーズのテーマ8曲、8月23日発売のPSP用ソフト『二世の契り』挿入歌「掌中の鳥」、新曲など12曲入り。初回限定版に付くDVDには「十六夜涙」のPVとゲーム『薄桜鬼』のOPムービー集を収録。9月1日にはPSP版『薄桜鬼 随想録ポータブル』のOP曲「時の栞」も発売されるなど、吉岡亜衣加さんの“熱い夏”をインタビューで先取り！

●自分をいつも支え、彩を添えてくれる人への感謝を込めた2ndアルバム

――2ndアルバムが決まった時の感想は？

吉岡さん（以下吉岡）：1stアルバムを出してから約1年経ちますが、この間に成長したところをこのアルバムを通じて感じていただけたらいいなと思いました。実際、1stの頃と歌い方も変わってるし、歌詞もじっくりかみしめながら歌えました。
　今まで見せていなかった面や自分らしさを前面に出せたアルバムになりました。


――アルバムタイトルの意味と由来を教えてください

吉岡：花車は花で飾った車のことです。私がこれまで夢を実現したり、何かをする時、たくさんの方が支えてくれました。感謝の想いを込め、そんな方々を花に例えて、私の夢をのせた花車が、皆さんのおかげでどんどん色づいていくという意味で作った造語です。響きもかわいくて気に入ってます。


●『薄桜鬼』のテーマ8曲を収録したファンにとってのマストアイテム

――収録の全12曲中8曲が『薄桜鬼』のテーマ曲で、シリーズの全OP曲を担当する吉岡さんならではですね。『薄桜鬼』ファンも嬉しいと思います

吉岡：今年3月に発売された『薄桜鬼DS』から6月発売の『薄桜鬼 巡想録』までのゲームのテーマ曲と、TVアニメのOP曲「十六夜涙」まで入ってます。こんなに歌わせていただいていたなんて自分でも驚きです。


――『薄桜鬼』の曲といえば純和風で、はかなげなイメージがありますが、PSP用ソフト『薄桜鬼 遊戯録』のOP曲とED曲はカラーが違う気がしました

吉岡：SDキャラ達が活躍する楽しいミニゲーム集なので、キャラ達に合うようなかわいい曲になってます。OP曲の「青空ボタン」とED曲「ねぇ、もしも2人が…」はアルバム中盤の位置に入っていて、「十六夜涙」から始まって4曲目まではせつない曲が続きますが、ここで流れや雰囲気が変わります。


●今までのイメージをガラリと変える中盤の3曲に注目！

――「ねぇ、もしも2人が…」はオケがメルヘンチックでかわいい感じですね

吉岡：嬉しい！私が作詞・作曲したんですけど、遊園地の閉園後がテーマにしていて、まだ電気が点いたままのアトラクションを通り過ぎる時に感じる、楽しさの余韻や寂しさを表現できたらと思っていたので。


――「掌中の鳥」は8月23日発売のPSP版『二世の契り』の挿入歌です

吉岡：ゲームの発売に先駆けて聴いていただけます。“紛れ込んだ時空よ この地 冥暗(めいあん)なのか”で始まる歌詞は意味深で気になりますが、メロディ自体はアップテンポでさわやかなので聴きやすいと思います。まず曲単体では前向きな曲で、ゲームをプレー後にまた聴いて歌詞の意味を考えてください。
この3曲が並ぶブロックは今までの私と違う面が見ていただけるし、アルバムのフックになっているので注目して聴いてほしいです。

●吉岡亜衣加らしさがにじみ出る新録3曲

――新録の3曲も印象深いです。「夢色シャボン玉」は夢を追いかける人への応援歌ですね。強引でなく、ほんわかした雰囲気なのは吉岡さんらしいかなと

吉岡：そうかもしれませんね。私自身にも重なるような内容になってます。“ふわふわり”とか“ゆらゆらら”の擬音フレーズにもホッできると思います。時間が空いた時や疲れた時などにリラックスしながら聴いてほしい曲です。


――「こぼれるメロディーは風唄に」、「優しい雨」のラスト2曲は共に曲は温かく、詞も明るく前向きです。吉岡さんの優しい声がすっと心に届きました

吉岡：ありがとうございます。「こぼれるメロディーは風唄に」は私が詞と曲を作りました。今まで出会った、たくさんの人達が愛情を注いでくれていたことに感謝して、これからも一つひとつの出会いの意味をかみしめて大切にしながら歌を届けていきたいという想いで書きました。「優しい雨」は終わった恋の歌で、ちょっぴり寂しさはあるけど、お互い元気で新しい道を歩んでいこうという前向きでさわやかな曲になりました。


●「十六夜涙」のPVと『薄桜鬼』OPムービー集収録のDVDも必見

――限定盤に付くDVDの収録内容を教えてください

吉岡：まず「十六夜涙」のフルバージョンPVが入ってます。竹林の中をさまよっていて、春の到来と共に桜が舞散る幻想的な映像です。小川で物思いにふけるシーンでせつなさが出せていればいいなと思います。雪が降った2月に頑張って撮影したのでそこも評価してください（笑）。あと『薄桜鬼』シリーズのゲームOPムービー集が収録されてます。「はらり」から見ているといろいろと思い出して、泣きそうになりました（笑）。


――ジャケットは、1stアルバムでは森ガールのイメージでしたが今回は？

吉岡：今回も近いかも（笑）。このアルバムは『薄桜鬼』の曲が多いこともあって、時代を超えて共通するものを考えたら自然であり、緑かなと。そしてタイトルにかけて色とりどりの花が写っています。

『夢花車』
こちらはDVD付き初回限定生産盤

●この夏はイベント、ライブに新曲リリースなど大忙し！

――アルバム発売後はイベントやライブがいっぱいありますね

吉岡：はい！　まずアルバム発売記念イベントを横浜と大阪でやります。皆さんと近い距離で触れ合える機会なので楽しみです。また『大阪アニソンフェスティバル2010』は初の野外ステージなのでわくわくしてます。そして8月と9月には恒例のマンスリーライブがあります。ここでしか聴けない曲もあるし、握手会もあるアットホームなライブなので一度遊びに来てください。そして8月26日に発売されるPSP版『薄桜鬼 随想録ポータブル』のOP曲とED曲も担当させていただきましたがそのシングルが9月1日に発売します！


――そんな忙しい吉岡さんの夏バテ解消法とは？

吉岡：熱いお茶を飲むことです！　実は静岡県出身なんですが、吉岡亜衣加ブレンド茶を作ったんです。さわやかな味わいで気分転換にピッタリですよ。掛川市のお茶屋さんやファンクラブで発売中ですのでぜひ飲んでみてください。今年の夏は亜衣加尽くしで行きましょう！


『夢花車』／吉岡亜衣加
8月4日発売
DVD付き初回限定生産：3,990円（税込）
通常盤：3,150円（税込）
発売：ティームエンタテインメント


アルバム発売記念イベント
8月7日（土）アニメイト横浜店
15:30開場　16:00開演
8月8日（日）大阪・dios北千里パフォーマンスホール
13:30開場　14:00開演


吉岡亜衣加マンスリーライブ
8月12日（木）
9月9日（木）
東京・渋谷Take off7　19時開演
前売2,000円、当日2,500円（共に税込・ドリンク代別）


『大阪アニソンフェスティバル2010』
8月15日（日）大阪・服部緑地野外音楽堂
13:30開場　14:00開演
全席指定　前売4,000円、当日4,500円（共に税込）
出演：緒方恵美、KENN、白石稔、吉岡亜衣加、FullMoon13、teaparty、RAYGUNS
イープラスにて好評発売中


>>『大阪アニソンフェスティバル2010』公式サイト

>>吉岡亜衣加公式ブログ

>>吉岡亜衣加ティームエンタテインメント公式サイト

『夢花車』
こちらは通常盤