シンガー+声優アイドル出演のイベント“ハピスタ”をレポート!

無限大の魅力&笑顔に胸キュン☆「HAPPY!STYLE Communication Circuit 008」をレポート!

 5月21日(土)、文化放送メディアプラスホールを舞台に、「HAPPY!STYLE Communication Circuit」通算8回目となるイベントが、1日2回公演として行われました。今回のテーマは、「アンフィニ・加速」。

 出演したのは、能登有沙、ゆいかおり(小倉唯&石原夏織)、寺門仁美、三澤紗千香、松永真穂、市川利奈。さらにゲストとして、月宮うさぎらが参加。フレッシュな面々が勢ぞろいした、この日の夜の部の模様を、さっそくお伝えします。

●気になる面々が大集結した、一夜!

 アップフロントスタイル主催で、シンガー+声優アイドルたちが集まり、3年前より定期開催しているイベント「HAPPY!STYLE Communication Circuit」。前回から約1年と期間が空いてしまったとはいえ、無事8回目となるイベントを、今回は、文化放送メディアプラスホールを舞台に、昼夜2回公演として行いました。

 今回出演したのは、能登有沙、ゆいかおり(小倉唯&石原夏織)、寺門仁美、三澤紗千香、松永真穂、市川利奈の7名(三澤紗千香は夜の部のみ参加)。さらにゲストとして、このイベントへは過去にも出演経験のある月宮うさぎがソロ・シンガーとして、さらに、小池雅也と一緒に結成した“2.5次元POP”を歌うユニットのULTRA-PRISMとしても参加。


●このイベントに求めたい想いと、投げかけられた想い。

 このイベントの特徴が、各出演者たちがソロとして歌うのは、もちろん。いろんな組み合わせのグループや、その回に参加したメンバー全員で、アニメソングを中心に、声優/アニソンシンガーたちの楽曲やアイドルソングを数多くカヴァーしてゆくところにある。

 この日も冒頭を飾ったのは、出演者全員で歌った、「苺ましまろ」のテーマ曲『いちごコンプリート』。同楽曲が流れた時点で、このイベントの楽しい趣旨が明確に提示されたようなもの。

 つまり、「“心/身体を萌えさせる楽曲たち”を、“萌えな感情導いてくれる女の子たち”の歌に合わせ、胸をキュンキュン弾ませ、一緒に弾けながら楽しんでゆける内容」ということだ。


●次々飛び出してくる、気になるアニソン・ナンバーの数々!

 序盤に据えたのは、チャーミングな要素も魅力に据えた、ポップに弾けた楽曲たち。

 「乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪」のテーマ曲『挑発 Cherry Heart』を、能登有沙がノリノリに歌えば、三澤紗千香が、「とある科学の超電磁砲」のオープニングテーマ『Only my railgun』を、パワフルさ振り絞りながらも可愛いらしさ滲み出る歌声で熱唱。

 ファンキーに弾けた「インフィニット・ストラトス」の主題歌『STRAIGHT JET』を、松永真穂が艶やかな声色混じりに歌唱すれば、「生徒会役員共」のオープニングテーマ『大和撫子エデュケイション』では、能登有沙/小倉唯/石原夏織/寺門仁美の4人が、チアリーダー・ファッションのもと、実際にアクロバティックなプレイも歌の中に混じえながら、会場中に満面の笑顔の花を咲かせていった。


●無限大(∞)な魅力放つ乙女たち。


 別のブロックでは、水樹奈々の『innocent starter』を、石原夏織が抑揚を持った感情を全面に出しながら、ゆったりムーディに唄い、市川利奈が、「GOSICK -ゴシック-」のテーマ曲『Destin Histoire』を、可愛くも妖艶な雰囲気で歌いあげた。

 さらには、小倉唯が「ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~」のエンディング歌『ゴメンネ』を、愛くるしい歌声を思いきりしっとりモードに変え、切々と歌唱。その姿も印象深かった。

 中には、スマイレージの『夢見る15歳』を、能登有沙/小倉唯/石原夏織/三澤紗千香の4人で情熱ダンサブルに歌いあげる場面も。

 歌の内容と同じように、現在15歳の小倉唯ちゃんにはピッタリな、能登有沙ちゃんにはちょっぴり無理した雰囲気?!なんてことはなく、4人とも可愛さ全開で歌ってくれた。

 また中盤でも、参加メンバー全員で、「インフィニット・ストラトス」のテーマ曲『SUPER∞STREAM』を、思いきり弾けながら熱唱。

 この日のイベントのテーマ性にもなっていた“8を横にした∞”にも通じる魅力を持った楽曲を届けてくれたのも、嬉しいじゃない。



●スペシャル・ゲストで、まさかまさかのあの人が…。

 ゲストで登場した月宮うさぎは、ソロとして田村ゆかりナンバー『You&Me』や『Fancy baby doll』を披露。さらには、小池雅也と結成したユニットULTRA-PRISMとしても登場。

 つまり、スペシャル・ゲストとして、小池雅也もステージ上に姿を現し、「Rio RainbowGate!」のテーマ曲『みらくる☆ちゃんす』、「そふてにっ」の主題歌『るーるぶっくを忘れちぇえ』などの電波ソング。

 さらに、会場中を一体化した盛り上がりに包み込んだ「侵略!イカ娘」のオープニングテーマ『侵略ノススメ☆』を演奏。会場の空気を、すっかり自分たちの色に染め上げてしまったほどの熱狂ぶりを描きあげたのも印象的だった。


●ゆいかおりのスペシャルなステージも!

 また、5月にメジャーデビュー1周年を迎えたゆいかおりが、これまでに発売した4枚シングル歌(インディーズ曲含む)『恋のオーバーテイク』『HEARTBEATが止まらないっ!』『Our Steady Boy』『Shooting☆Smile』を、熱唱してゆくコーナーも設置。

 1曲ごとに表情も異なれば、楽曲/ダンス面でも、より多彩/多様な魅力が増し続けていることを、4曲連続で聴いたことによって、一気に再確認/再認識していけた気分だった。


●思いきり楽しまなきゃ、損!

 終盤も、「日常」のオープニングテーマ『ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C』を、寺門仁美と市川利奈が、男女デュエット風に披露していけば、三澤紗千香が、「まりあ†ほりっく」のオープニングを飾った『HANAJI』を、感情ブチキレんばかりのハイテンションで熱唱!!

 能登有沙/小倉唯/石原夏織が、「バクマン。」の劇中歌『絶対☆少女主義!!』を、ディスコティックなノリ炸裂しながら唄えば、最後は、出演者全員でモーニング娘。の『みかん』を通し、ステージ/客席一体化した暴れ祭りな風景を描きあげていった。


●ふたたび、その興奮と感動を味わいたくて…。

 途中に何度もMCを挟むとはいえ、身体の躍動を止めたくない、耳に馴染んだアニソン/アイドルソングの数々をほぼほぼノンストップで披露していった、イベント「HAPPY!STYLE Communication Circuit」。

 このイベントを通すことで、改めてアニソンの楽しさを。そして、未来に羽ばたく輝きをまとったアイドルたちの、眩しい笑顔と花開こうとしてゆく才能をたっぷり味わうことが出来た。先物買いという感覚でも構わない。

 こうやって、芽吹き始めた才能の光たちを、2時間以上、30曲以上もの楽曲を通し味わえることが、何よりも最高の幸せじゃない。

 「∞というテーマと同じように、わたしたちも無限の可能性を求め、ズッとこのイベントを続けていく」と、メンバーらが宣言。このイベントに常連さんが多いのも納得出来る。

 出来ればまた、早い時期に、この楽しい興奮と感動を、舞台上で笑顔振りまく彼女たちと一緒に味わいたいと、素直に思ってしまった。

<TEXT:長澤智典>



<「HAPPY!STYLE Communication Circuit 008」セットリスト>

1 いちごコンプリート
2 挑発 Cherry Heart
3 only my railgun
4 REALOVE:REALIFE
5 Taste of Paradise
6 STRAIGHT JET
7 大和撫子エデュケイション
8 You & Me
9 fancy baby doll
10 Destin Histoire
11 innocent starter
12 See visionS
13 ゴメンネ
14 瞬間センチメンタル
15 夢見る15歳
16 プレパレード
17 Scarlet Ballet
18 SUPER∞STREAM
19 みらくる☆ちゃんす
20 るーるぶっくを忘れちゃえ
21 侵略ノススメ☆
22 恋のオーバーテイク
23 HEARTBEATが止まらないっ!
24 Our Steady Boy
25 Shooting☆Smile
26 世界と一緒にまわろうよ!
27 恋速ジェット
28 JOINT
29 ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C
30 HANAJI
31 絶対☆少女主義!!
32 みかん


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