単独ライブツアーを終えたばかりの桜・稲垣早希がアニメイトTVにまたまた登場――2011年上半期エピソードから『ロケみつ』最新DVDの見どころまで語ってくれました~☆
『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクター、惣流・アスカ・ラングレーのモノマネでお馴染みの桜・稲垣早希。
数々の苦難を乗り越え、視聴者を感動させてくれる『ロケみつ』での活躍はもちろん、舞台やドラマにも出演し、2010年末には写真集も発売。ジャンルに囚われないマルチな才能で、我々を楽しませてくれている。
今回アニメイトTVでは、そんな彼女にインタビューを実施!初めて挑戦した声優についての感想や今後の目標、さらに好きなマンガやキャラクターまで、たくさんお話してもらっちゃいました!
●声優にも初挑戦!「キャラクターのことが大好きになります!」
――前回インタビューをさせていただいてから、約半年が経ちます。最近の活動を振り返ってみて、いかがですか?
桜・稲垣早希(以下稲垣):今は一生懸命単独ライブをやっていて、とても楽しいです!名古屋、広島、大阪、東京と4箇所周らしていただいているんですが、お客さんの雰囲気もそれぞれ違うので、勉強になります。例えば、名古屋と広島とではお客さんの笑うツボも全然違うんですよ。
――TV番組『地元応援バラエティ このへん!!トラベラー』では、声優にも挑戦されました。
稲垣:はい!「このトラくん」っていうキャラクターに声を担当させてもらいました。2011年からは声のお仕事もしたいです、ってマネージャーさんに言っていたので、夢が叶ってほんまに嬉しかったです。どんどんチャレンジしていきたいです。
――声優は初めての経験と言うことで、楽しかった部分や、嬉しかった部分などありましたか?
稲垣:いつも自分が出ている番組を観る時は、「ああ、喋ってるな」と思うくらいなんです。でも、キャラクターを通して自分の声を聞くのは不思議な感じがしますし、そのキャラクターのことがすごく好きになります(笑)。
――では逆に、苦労したところは?
稲垣:ディレクターさんと色々相談しながら進めたんですけど、「ツンデレのようでツンデレでなく、生意気そうでも愛らしい」みたいな、難しい注文がたくさんあって(笑)。そういうキャラクターを声だけで表現するのは、すごく難しいと思いました。声によって、そのキャラクターが良くも悪くも見えてしまうじゃないですか?色んな声を出してみて、どれが一番しっくり来るかディレクターさんと相談して、決めていった感じです。
――今後また声優をやるとしたら、どんなキャラクターを演じてみたいですか?
稲垣:男の子の、シリアスな感じのキャラクターがいいです!私のイメージに全くあてはまらないタイプの声をあててみたいです。「あれ、稲垣早希なん?!」ってビックリしてもらえたら嬉しいじゃないですか?!
――夏には舞台「アニメ座」もあります。
稲垣:東京で今まで2回やらせてもらっていて、その再演を大阪でやります。色んなアニメのキャラクターが一つの場所に集まって、様々な人間模様を繰り広げて行くと言う、新喜劇みたいな感じです。
――どんな舞台になりそうですか?
稲垣:大阪では新たなアニメ芸人さんも加わって、新しいキャラクターも出てくるんです。再演という形ではありますが、内容はまた少し違ったものになるので、東京で見ていただいた方も楽しんでいただけると思います!
●意外な理想の男性像?!
――稲垣さんご自身が、最近ハマってるアニメやマンガなどありますか?
稲垣:今は、福本伸行さんの作品にハマってます!『賭博黙示録カイジ』に始まって、『最強伝説 黒沢』に行き、『賭博覇王伝 零』も読んでます。あの人間模様の描き方が独特で、読めば読むほどハマるんですよ。お話も好きですし、出てくるキャラクターも好きで、お気に入りは『賭博黙示録カイジ』に出てくる利根川(利根川幸雄)です。
――病み付きなんですね。
稲垣:はい。名言集(『人生を逆転する名言集』)も買っちゃいました!(笑)。
――おっ、好きな名言は?
稲垣:「金は命より重い」と、「カスは死ぬまでカス」です(笑)。
――さっき少しキャラクターのお話が出ましたけど、今まで観た作品の中で一番好きなキャラクターって誰でしょう?
稲垣:『るろうに剣心』の剣心と……『ブラック・ジャック』のブラック・ジャックです。理想の男性はブラック・ジャックで、ちょっとピノコに嫉妬します(笑)!
――ちょっとタイプの違う二人ですよね(笑)。
稲垣:足して二で割った感じがちょうどいいんです(笑)!剣心の優しさと、ブラック・ジャックの冷たさの中にあるふとした暖かさにキュンと来ます。
●『ロケみつ』のDVDが発売!過酷な旅から学んだことも……?!
――2011年6月29日に『ロケみつ』DVDの第7巻「ヒツジの巻」と第8巻「カエルの巻」が発売されました。
稲垣:「西日本横断ブログ旅」のスタートが7巻に収録されています。ドッキリで旅のスタートを迎え、ルールもとても厳しくなったので、ものすごく必死でした。我ながら本当によくやったと思います(笑)。
――特に印象的だったことなどありますか?
稲垣:今回の通過ポイントはどれも過酷なんですが、中でも「投入堂」の時は特に大変でした。命綱もなしに崖を登るんですけど、前日に雨が降っちゃって、余計に滑りやすくなっていて。怪我しなかったのがラッキーでした。でも目の前で見る投入堂はすごい迫力なんで、一回は登って欲しいです。一回で充分ですけど(笑)。
――そういう過酷な旅の中で、学んだことなどありましたか?
稲垣:たくさんありますよ!随分、人とも話せるようになりましたし、前向きでいることを心がけていれば、苦手なことや嫌なことも楽しくなるんだな、と思いました。要は、気の持ちようなんです。
――では最後に、今後の目標などお伺いしたいのですが。
稲垣:お笑いとしては、今年もう一回単独ツアーをしたいと思っています。それやったら、まだ周ったことのない場所でやってみたいです。他のお仕事で言うと、声のお仕事にどんどん挑戦して行きたいです!
<取材/文:杉山 玲菜 撮影:河井 彩美>
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