
女性ファン必見!『花想少女~Lip-Aura~』の続編がこの秋発売でドラマパート収録直後の声優陣にインタビュー!「女の子の恋心をとことん描いてます」その聴きどころとは!?
前作の『花想少女~Lip-Aura~前奏曲』の発売から約一年。ついに物語の本編にあたる第二作が秋に発売となる。前作と同様にドラマと歌曲の融合によって作品の幻想的な世界観を表現する独自の技法が用いられている本作は、サウンドプロデューサーの霜月はるかを始め、Annabel、織田かおりが歌パートを担当。BGM、劇中歌すべて本作のための描き下ろし。今回は、都内のスタジオにてドラマパートの収録を終えたばかりの声優陣にインタビューを行った。
――収録の感想を聞かせて下さい。
神奈延年(以下 神奈):一作目は短いストーリーだったので、手探りの状態だったのですが、今回長いストーリーだったのでメリハリをつけて演じられるようになり、これから作品が出来あがってゆくのが見通せちゃうくらい完成度が高まってきたと思います。
佐藤聡美(以下 佐藤):カトレアは前回から引き続き(リプアラの幻想によって)寝ちゃっている状態なのですが、今回のお話を通してものすごく内に秘めている想いが激しいんだなぁと、本心はこういう子だったんだなぁと新たな発見をしました。
下野紘(以下 下野):前回は登場人物が4人だけだったので閉鎖的な感じだったけど、今回は新しいキャラクターも2人加わって、マーシェル家のお父さんも登場して新たな展開に期待しています。ガヤも楽しかったです。
中村悠一(以下表記、中村):作品の雰囲気がしっかりとある作品だったので、どんな収録になるのかと思っていたのですが3マーシェルが……。
神奈、下野:「さんまーしぇる(笑)」
神奈:「パン屋みたい…」
下野:「魚(サンマ)屋みたいになってるけど?!」
中村:既にマーシェル一家が前作から素敵な空間を作って下さっていたので、新キャラクターとしては入っていきやすかったです。楽しい収録になりました。
沢城みゆき(以下表記、沢城):空気があるなかに入ってゆくというか、その空気に乗っからずに新しい風を送り込むような立場でしたので、すごく素敵な雰囲気だなと思いながらも壊してゆくという印象でした。皆さんが普段、あまり演らないようなタイプのキャラクターで配役されていて個人的には新鮮で面白かったです。
神奈:ストレスで壊れかけてたけどね(笑)
能登麻美子(以下表記、能登):リプアラは物語の象徴のように重要な場面に出てくるだけなので、収録は皆さんの物語を見させてもらうという感じでした。その物語がうねるのが聞いていても伝わってきて、非常に聞きごたえのある作品だなと改めて感じました。
――それぞれの役の紹介をお願いします。
神奈:セージュはマーシェル家の長男で、そこにエクレアじゃなくてなんだっけ……。
一同:カトレアです(笑)。
神奈:妹であるカトレアを溺愛しているが、当のカトレアはイリヤを愛している。そのイリヤへの嫉妬心をメラメラと燃やすという役です。
佐藤:カトレアはですね、マーシェル家の末娘として皆から愛されてのびのびと育っていたのですが、次男のイリヤお兄ちゃんに恋愛感情を抱いてしまって、大好きなイリヤお兄ちゃんを苛めるセージュお兄ちゃんを良く思っていない、そんな悶々とした思いを抱えている、人よりも少し夢みがちな女の子です。
下野:イリヤは後妻の連れ子という境遇からも、一家の中で肩身が狭く、カトレアのことを愛しながらもセージュには逆らえない。流されがちな子ですね。卑屈になっている面もあるようです。カトレアが眠ってしまったのも自分の責任と感じているようで、今回カトレアを目覚めさせるために頑張っていたかなと思います。
中村:この作品ならではの回帰術師という役をしております。師匠のアリエスのことが好きみたいですね。陽気な性格で、素直に感情が出る分他人との距離が近くてですね、マーシェル一家からは疎まれています。
一同:(笑)
下野:疎まれてる…?
中村:ええ。僕は気づいています。みんな、僕(マキ)とはあまり喋ってくれてないです。イリヤさんでさえも、僕を通り過ぎてアリエスと話しているような描写が多くて面白かったです。
沢城:裏の回帰術師ということで禁じられている魔術を使えるというところが特徴です。その生き方を自ら選択している。そのバックグラウンドも劇中で描かれています。陽気でオンとオフがはっきりした人なので、いい呑み友達になれそうかなと思いました。
能登:願を叶えてくれる魔の花の役なのですが、もともとは女の子であったようです。なぜ、花になってしまったのかという経緯は謎に包まれていますが、イリヤとだけはコンタクトをとっており、どうやら心を寄せているようです。まだまだ謎に包まれた存在です。
――最後に作品の聞きどころとファンへのメッセージをお願いします。
神奈:歌とお芝居が一体となった、ともすればオーディオで聞く歌劇。そこが聴きどころとなっております。2枚目に十分、期待して下さい。
佐藤:前作をお聴きの皆さん、お待たせしました!今回は新しいキャラクターも登場して物語の幅が拡がっていて、その中でカトレアが一作目で見せていた無邪気なだけではない別の顔が明らかになっております。これからどうなってしまうのだろうという想像を膨らませる内容になっています。楽しんでいただけたら嬉しいです。
下野:アリエスやマキの登場で、前作とは違ったテイストになったんだなと感じていただけると思います。ラストの方ではまた新たな始まりを予感させる内容となっておりますので、次回も期待しつつ本作を楽しんでいただければと思います。
中村:ドラマの途中に歌が入ってくる、その歌への誘導の仕方が素敵だなと思います。歌にも次のシナリオへの意味が込められていて全体を通してひとつの作品として楽しんでもらえればと思います。
沢城:個人的には女の子の恋心の深層が、こんなところまで書いちゃうのね!と思わせるほど容赦なく描かれていて、その深さが好きです。セリフのだけでなく歌詞の中でもキャラクターの心の描写が歌われるので、密度の濃い物語が紡げているのではないかと思います。
能登:出てくるキャラがとても生々しくて、人間臭くて、どんどんと心の中に入って来るんですよね。とても物語が生き生きとしていて、ここからどのように音楽が乗っかっていくのかと完成を楽しみにしています。次の展開にも期待して下さい。
<作品概要(あらすじ含む)>
TEAM Entertainment×CRAFTSCAPEコラボ企画。
ドラマCD制作ブランド「ルピナスケープ」のサウンドストーリーシリーズ第二弾。
人の願望を幻想の中で見せる魔の花「リプアラ」をとりまくマーシェル家の三兄弟の物語。それぞれの想いが交錯する中、幻想に囚われた妹を救い出すため、アリエス、マキと共にイリヤが動き出す。
<キャスト>
イリヤ:下野紘
セージュ:神奈延年
マキ:中村悠一
アリエス:沢城みゆき
カトレア:佐藤聡美
リプアラ:能登麻美子
他
<ボーカリスト>
霜月はるか
織田かおり
Annabel
<スタッフ>
トータルプロデュース・脚本・作詞:日山 尚
サウンドプロデュース:霜月はるか
イラスト・キャラクターデザイン:空乃 蒼
歌曲制作:霜月はるか・MANYO(arcane)・myu(kukui)
ドラマ音響監督:赤間明吉
『ドラマCD花想少女~Lip-Aura~』
発売日:2011年10月26日(水)
税込価格:3,150円(税込)
発売元:株式会社ティームエンタテインメント
販売元:株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション
『花想少女~Lip-Aura~幻想歌曲集』
発売日:2011年10月26日(水)
税込価格:2,625円(税込)
発売元:株式会社ティームエンタテインメント
販売元:株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション
『花想少女~Lip-Aura~コンプリートボックス』
発売日:2011年10月26日(水)
税込価格:5,775円(税込)
発売元:株式会社ティームエンタテインメント
販売元:株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション
▼公式サイト
▼ティームエンタテインメント
(c)LupinuScape / CRAFTSCAPE / TEAM Entertainment Inc.







































