
【TGS2011】初音ミクたちに、初めて担当声優たちが声をつけるサプライズ発表も! アイマスチームの乱入でも盛り上がったセガ『初音ミク』ステージ!
日本中の最新ゲームが集まる東京ゲームショウ2011が、2011年9月15日~18日の期間で開催された。今回は、18日にセガブースで開催された3DS『Project mirai(仮)』&PSP『初音ミク-Project DIVA- extend』ステージをレポート!
ステージには初音ミクの声を担当する藤田咲さん、鏡音リン&レンの声を担当する下田麻美さん、巡音ルカの声を担当する浅川悠さん、両作のプロダクトマネージャーであるセガ・内海洋さんらが登場し、作品に関するトークを繰り広げた。
ねんどろいどミクが歌って踊るリズムゲーム・3DS『Project mirai(仮)』のコーナーには、クリプトン・フューチャー・メディアの「わっしょい」こと目黒久美子さんと、グッドスマイルカンパニーのミカタンさんが登場。VOCALOIDとフィギュアの担当者として、ねんどろいどが立体化される喜びや、AR技術のすごさを語っていた。ミカタンさんからは、『Project mirai(仮)』のミクのねんどろいどぷちの試作品の初公開もされた。このねんどろいどぷちを同梱した限定版の販売も検討中とのことだった。
PSP『初音ミク-Project DIVA- extend』コーナーでは、まずは藤田さん、下田さん、浅川さんがナレーションを担当したPV映像のロングバージョンを公開。新規楽曲情報や、イラストが収録されるカトキハジメさんら超豪華イラストレーター陣などの情報が入ったこのPVは9月22日に公式サイトで公開予定で、当日には体験版の配信も開始されるとのことた。
そしてここで、藤田さんから「実は私たち、今回ミクちゃんやリンレン、ルカさんに声を当てさせて頂きました!」というサプライズ発表が! スクリーンに流されたのは、前作『初音ミク-Project DIVA- 2nd』にも登場したオープニング映像。ただし今回は、登場キャラクターに3人が声を当てた台詞が入っているバージョンだ。VOCALOIDシリーズに音声の素材として声を提供した3人だが、アフレコという形で台詞を入れたのは今回が正真正銘初めて! キャラクターのイメージを大事にするため、それほど長くないムービーにも関わらず収録には4時間もかけたとのことだった。収録について下田さんは、「リン&レンの物真似はよくしていたんですが、ついに物真似じゃない自身の演技ができました。絵のクオリティも高いので、早く完全版を見たいし、見てほしいです」とコメント。映像を見る前に「(イメージを壊さないか)怖いな…」と呟いていた浅川さんは、「VOCALOIDの声が一人歩きしているようで、少し寂しい気持ちもあったんですが、今回声を当てさせていただいて、私たちのお芝居と機械がいい意味で競争できると思います。皆さんの中にイメージがあると思うので収録は少し怖かったですが、とても楽しく声を入れることができました」と語っていた。ステージではいいところで終了だったこの映像は、11月10日発売の『初音ミク-Project DIVA- extend』に収録されるとのこと。
そして両作品の紹介が終わったところで、ステージではさらなるサプライズが! ここで「ちょっと待った!」「初音ミクというバーチャルアイドルがいると聞いて、765プロから偵察に参りました!」と登場したのは、なんとバンダイナムコゲームス『アイドルマスター』から駆けつけた秋月律子役の若林直美さん、そして総合プロデューサーの坂上陽三さん! これは『初音ミク-Project DIVA- extend』とPS3『アイドルマスター2』がコラボしたことから実現した飛び入り参加。スクリーンでは、アイマスの衣装を来て踊るミクたち、そして初音ミクの衣装で踊るアイマスキャラたちが順番に上映され、声優陣からは歓声が上がる。中でもアイマス・如月千早の衣装を巡音ルカが来て踊る映像では、両者の胸のサイズの違いに出演者、観衆から多くの反応が飛んでいた。
鏡音リン・レンの声を担当し、『アイドルマスター』双海亜美・真美役でもある下田さんが、藤田さんを午後のバンダイナムコゲームスのアイマスステージに誘うおまけもついて、ステージは終了。飛び入りサプライズゲストの若林さんは、「これからも相乗効果で頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!」と力強く宣言していたのだった。最後は藤田さん、下田さん、浅川さんが「遊び足りなかったあなたも」「初めての君も」「もっと一緒に、遊ぼうよ!」とPVの決め台詞で締めたのだった。(取材・文:中里キリ)
東京ゲームショウ2011
SEGA









































