森久保＆飯塚14年ぶり『オーフェン』収録、アフレコの模様を紹介

　2012年9月15日、秋田禎信先生原作のライトノベル『魔術士オーフェンはぐれ旅　約束の地で』がドラマCDとして発売決定！

　1994年から続く不朽のファンタジー作品『魔術士オーフェン』シリーズ。シリーズ累計1000万部を突破し、2度のアニメ化を始め、CD、ゲームなど大規模なメディアミックスが行われた経歴を持つ。今回のドラマCDは、2011年9月に発売された新シリーズ『魔術士オーフェンはぐれ旅』の1エピソードで、オーフェン役の森久保祥太郎さん、クリーオウ役の飯塚雅弓さんらが再集結。旧来のファンはもちろん、新たなファンの支持も集めている。

　今回は、ドラマCDのアフレコ終了後の声優陣たちに取材を敢行！　貴重なメッセージの数々をご覧あれ。

＜アフレコ取材メンバー＞
オーフェン・フィンランディ役：森久保祥太郎さん
クリーオウ・フィンランディ役：飯塚雅弓さん
マヨール・マクレディ役：梶 裕貴さん
ベイジット・パッキンガム役：松井恵理子さん
ラチェット・フィンランディ役：日高里菜さん
マジク・リン役：鈴木千尋さん


──収録を終えての感想をお願いします

マジク役・鈴木千尋さん（以下、鈴木）：もっと喋りたかったなと（笑）。オーフェンシリーズのなかで有名な役を演じさせて頂き、非常に光栄でした。

ラチェット役・日高里菜さん（以下、日高）：私も、もうちょっと喋りたかった（笑）。次回があればぜひ！

クリーオウ役・飯塚雅弓さん（以下、飯塚）：アニメ放送から月日が経ったのを実感しました。クリーオウ的には、かなり成長したなと思います。お料理はうまくなったのかな、お掃除はちゃんとできているのかなとか、親目線で見守りながらとても楽しく演じました。

ベイジット役・松井恵理子さん（以下、松井）：ベイジットは基本的にトラブルメーカーなので、本当に皆さんにご迷惑をおかけしています。とくにお兄ちゃんのマヨールは大変だったと（笑）。自由奔放ですが素直で可愛い子だなと思いながら、楽しく演じさせて頂きました。

マヨール役・梶裕貴さん（以下、梶）：テレビシリーズの放送当時、僕は中学生で、既に声優を目指し始めていたので、まさかオーフェンという作品にこのように仕事で関われるとは……と、とても驚いています。マヨールという重要な役で参加させて頂けて、とても嬉しい気持ちでいっぱいですが、その分プレッシャーも感じてもいるので、僕自身も早く完成したものを聴いてみたいですね。

オーフェン役・森久保祥太郎さん（以下、森久保）：とても感慨深かったです。楽しみ半分、色々と挑戦しなきゃいけないという気持ち半分で、今日はスタジオに来ました。


──今作の聞き所は？

日高：結末がどうなるか分からないドキドキハラハラ感があります。最初から最後までじっくりと聞いて頂きたいなと思います。

鈴木：後半にあるオーフェンとマヨールとのやりとりがイイなと、台本を読んでいて思いました。

松井：魔術を使っての戦闘シーンがすごくカッコよく仕上がっていると思うので、ぜひそこを聞いて頂きたいです。

梶：マヨールの真面目な優等生というキャラクターを維持しつつ、ただ頭が良くクールなだけじゃなく、弱気な部分、強気な部分など、いろんな振れ幅のある彼を見せられたらと思って演じました。その部分を聞いて頂けると嬉しいです。


──改めてキャラクターを演じてみての感想は？

飯塚：クリーオウの性格がすっかり大人になっていて、今作までの間に経験したことが彼女を成長させてくれたのかなと、20年の月日の重みを感じました。過去と未来を繋ぐ時間軸を感じながら、その間にどんなことがあったのか、未来はどうなっていくのかなどを想像しつつ聞いて頂くと、オーフェンの世界がもっと膨らんでいくと思います。

森久保：オーフェンを演じてから14年。僕はあまり成長していませんが、オーフェンはだいぶ成長したみたいで、くやしいなと（笑）。秋田先生がずっと書き続けていらっしゃるこの作品の世界観が、長い時間軸を経て、新たなエピソードやドラマを作っていく。改めてすごい壮大な作品だなと思いました。僕としてはオーフェンとクリーオウの家庭の雰囲気が聞き所ですね。僕や飯塚さんは未経験ですが、一生懸命想像力を働かせています（笑）。娘が帰ってきたときのやりとりなどを疑似体験できました。


──最後に、一言メッセージをお願いします

日高：テレビシリーズを見ていた方はもちろん、まだ見たことない方も楽しめる出来になると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください！

鈴木：まさか自分が『魔術士オーフェン』に参加させて頂くことになるとは思っていませんでしたが、自分なりのマジクを演じさせて頂きました。まだまだシリーズは続いていくと思いますので、原作片手に楽しんで頂けたらと思います。

飯塚：自分でも思い入れのある作品に参加でき、こうしてまた皆さんにお会いできて、本当に嬉しく思います。アニメファンの皆さん、原作を読み続けて下さっている皆さんなど、いろんな角度から楽しめる内容になっていますので、今後も応援よろしくお願いします。

松井：こんなに長く愛される作品に出演させて頂けて、光栄に思います。すごく素敵な役者さんが揃っていて、本当に面白さがギュッと詰まった内容になっているので、皆さんに楽しんで頂けると思います！

梶：僕個人として思い入れのある作品なので、出演させて頂けてとても嬉しいです。原作を愛されている方々、新しくオーフェンを知る方々、どんな方にも楽しんで頂けるようにがんばりました。僕自身も今後も展開されることを、楽しみに待っています。

森久保：何はともあれ、往年の原作ファンの支持があってこそ実現したドラマCD化だと思います。ぜひ、原作同様に今後の展開も応援して頂きたいです。現代にも通用する世界観やテーマがある『魔術士オーフェン』シリーズは、本当に奥深くて面白いです。僕はここからまた、ニュージェネレーションとして作品が展開していければいいなと思います。ちなみに、今回は「光の白刃」（オーフェンが使用するポピュラーな魔法）を放っていません。また次の機会があれば、思いっきりぶっ放したいと思います（笑）。そのために皆様、応援よろしくお願いします！


完全書き下ろし新作！第三弾！
『魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防』
秋田禎信／著　草河遊也／イラスト

2012年9月15日(土)発売
初回限定版：3,990円（税込）※完全受注生産
通常版：1,575円（税込）
発売・発行元：TOブックス


＜あらすじ＞
革命支援組織「リベレーター」の襲来により、原大陸のパワーバランスは崩れた。各地で後手に回り、中立であるはずの市民も暴徒と化した結果、魔術戦士たちは「スウェーデンボリ―魔術学校」へと追い詰められてしまう。ベイジットの情報を求めて旅するマヨールは、魔術戦士たちと合流。そこで、「戦術騎士団」団長エドとラチェットによる「魔王」オーフェンの救出計画を知る。しかし、作戦決行の直前、魔術学校に「ガンズ・オブ・リベラル」から新たな刺客が送り込まれ大規模な戦闘が始まってしまった。民間人や一般生徒をも巻き込み、誰もが救いを求める混乱の中、ついに拘束されていたオーフェンが立ち上がる。
永き平穏と闘争の果てに辿り着いた、決断の物語。


＜「キエサルヒマの終端」出演キャスト＞
オーフェン（キリランシェロ）：森久保祥太郎
クリーオウ・エバーラスティン：飯塚雅弓
マジク・リン：南 央美
レティシャ・マクレディ：三石琴乃
フォルテ・パッキンガム：松田健一郎
プルートー：斧 アツシ
マリア・フウォン：百々麻子
イザベラ・スイートハート：佐藤利奈
サルア・ソリュード：神奈延年
メッチェン・アミック：松浦チエ
コンスタンス・マギー：高橋美佳子
ドロシー・マギー・ハウザー：斎賀みつき
キース・ロイヤル：緑川 光
ボルカノ・ボルカン：伊倉一恵
ドーチン：椎名へきる
エド・サンクタム（コルゴン）：松山鷹志
ハーティア・アーレンフォード：置鮎龍太郎
霜月紫/町田広和/大下孝太/高橋伸也/相馬康一/森嶋秀太


＜『約束の地で』出演キャスト＞
オーフェン・フィンランディ：森久保祥太郎
クリーオウ・フィンランディ：飯塚雅弓
マジク・リン：鈴木千尋
レティシャ・マクレディ：三石琴乃
フォルテ・パッキンガム：松田健一郎
プルートー：斧アツシ
イザベラ・スイートハート：佐藤利奈
エド・サンクタム：松山鷹志
マヨール・マクレディ：梶 裕貴
ベイジット・パッキンガム：松井恵理子
ラッツベイン・フィンランディ：竹達彩奈
エッジ・フィンランディ：伊藤 静
ラチェット・フィンランディ：日高里菜
イシリーン：内田 彩
クレイリー・ベルム：最上嗣生
シスタ：斎藤楓子
アムサス：森嶋秀太
カーロッタ・マウセン：田中敦子
シマス：矢部雅史
ケシオン：金光宣明
橘田いずみ/大下孝太/後藤ヒロキ/中山晃司朗/丹沢広樹


初回限定版はドラマCD(2枚組)×特製小冊子「Production Note III」付！豪華四大特典！
【四大特典内容】
（1）『キエサルヒマの終端』ドラマCD
（2）『約束の地で』ドラマCD
（3）特製小冊子「Production NoteⅢ」
（4）草河遊也先生　描き下ろし別バージョンカバー


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