30年目に『マクロス』新作2本が動き出す！　「第1次長距離移民船団メガロード進宙祭」会見レポート！　関連キャスト陣の激白コメントも掲載！

　2012年9月2日、東京・よみうりホールにて、TVアニメシリーズマクロス30周年記念イベント「第1次長距離移民船団メガロード進宙祭」が行われ、同会場で記者会見も行われた。

　会見では、30周年を記念した舞台『マクロス　ザ・ミュージカルチャー』（2012年10月3日～8日開催）、新作映画『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ！』（2012年10月20より上映開始）について、キャスト陣によるコメントを発表！

　この日は、歴代『マクロス』シリーズからは、土井美加さん（早瀬未沙役）、速水奨さん（マクシミリアン・ジーナス役）、櫻井智さん（ミレーヌ・ジーナス役）、遠藤綾さん（シェリル・ノーム役）、中島愛さん（ランカ・リー役）。舞台『マクロス　ザ・ミュージカルチャー』からは、吉井香奈恵さん（さくら・クロフォード役）、神田沙也加さん（シャルロット・マリオン＝グラス役）、そして、「ミス・マクロス30コンテスト」で「アクトレス部門審査員特別賞」を受賞し、舞台にも出演する片木ゆきさんも登場してくれた。

出演者一同が勢揃い！

　キャスト陣からは、30周年となった作品への想い、映画『FB7』、舞台『ミュージカルチャー』への意気込みなどを語ってくれたので、以下にてご紹介する。

●それぞれの『マクロス』にの想いを語る！

【土井美加さん（早瀬未沙役）コメント】
「30年の間、ずっと続いていたってことが、ホントにビックリっていうか、幸せなことなだと思います。30年前にやった自分の仕事を観てくださった方や、その後、ずっと『マクロス』を愛し続けていた方がいてくださって、私が“お久しぶりです”っていうと、“久しぶり”って迎えてくれる人が、いるってことの幸せを今かみ締めています」

【速水奨さん（マクシミリアン・ジーナス役）コメント】
「最初の『超時空要塞マクロス』の時も、僕は演じながらもすごく新鮮だったんですね。『マクロス7』のときも新鮮さがあって、『マクロスF』を観ても新鮮！。常に、時代の先を行っているのが、『マクロス』っていう作品なのかなって。かといって、最初の『マクロス』を今観返しても、なんか古さを感じない！その魅力が、ずっと走り続けてるってことなんだなって思います」

【櫻井智さん（ミレーヌ・ジーナス役）コメント】
「2014年には、『マクロス7』が20周年と聞きまして、もうそんなに経ってしまったのかって感じが、すごくします。今年は『マクロス』30周年で、色んなイベントが繰り広げられていくと思うんですが、私達『マクロス７』チームも、20周年には、何かいいことがたくさんあるといいですね。なんかもう1回、『マクロス7』やりたくないですか？そんなことができたらいいなとい思います（笑）」

●新たな『マクロス』の見所は？

【遠藤綾さん（シェリル・ノーム役）コメント】
「周りのキャストの方に、劇場版『超時空要塞マクロス　愛おぼえていますか』とか『マクロス７』のファンの方がすごく多いんです。『F』って、『愛おぼえていますか』とか『7』のオマージュのシーンがすごく多いので、『F』のこのシーンはこうって教えてくれる機会がとっても多かったですね。なので、『F』のアフレコをしていても、『愛おぼえていますか』も『7』でもあるしっていう、みんなで『マクロス』シリーズを作ってる感じがしましたね。

映画『FB7』をやると聞いて、まさか、またスクリーンで『マクロス』が観られると思っていなかったので、すごくビックリしましたね。いつのまに作ったんだろうって（笑）。また、関わることが出来て、すごく嬉しいし、楽しみにしています！」

【中島愛さん（ランカ・リー役）コメント】
「映画『FB7』の見所は、やはり、また『マクロス』の新しい映像がスクリーンで観られるということだと思います。昨年、『F』の劇場版完結編が公開されて、またみんなに会えたらいいなって思っていたので、まさか新作映像が、しかも新しい台詞、まだ皆さんも、見たことも聞いたこともないものが、また、ど迫力で見られるというのが大きなポイントかなと思います！

そして、『マクロス7』と『マクロスF』が、タイトルのとおり融合するという……。どうクロスオーバーするのかは、是非皆さん、劇場に足を運んでいただいて確かめて欲しいなと思います！

●舞台で描かれる『マクロス』とは！

【吉井香奈恵さん（さくら・クロフォード役）コメント】
「もう、『マクロス』に参加できるんやぁって思うて、すごい嬉しい気持ちと、ビックリな気持ちでいっぱいです。でもこうやって、すごい長い『マクロス』シリーズの中に、私もこういう形で参加できて、ホントに幸せですし、スクリーンとはまた全然違った、『マクロス』の世界を作っていきたいなと思いました。
　『マクロス』の名曲も歌わせていただいていて、1曲1曲にすごい意味のある歌詞だったり、メロディだったりすると思うので、毎回毎回緊張するし、ドキドキするんです。でも、やっぱり、進化し続ける曲というか、受け継がれていく曲を、私もしっかりと受け継いで、私なりに精一杯歌いたいと思います！」

【神田沙也加さん（シャルロット・マリオン＝グラス役）コメント】
「私、元々『マクロス』が大好きで、ミュージカルもホント大好きで、普段もやらせていただいてるんです。それが一緒になるという『マクロス』のミュージカル化で、どういう曲のラインナップで、どういうストーリーで繰り広げるのかなって思ってたんです。台本が上がってきて曲目も見まして、なるほどといった感じで、これは、自分が出ていなくても観に行きいたなと思えます！　キャスト一丸となって、初日に向け、意気込み充分でやっていける、そして楽しみなものになるのではと思います！

私、ミュージカルは、小さい頃から観ていまして、人の気持ちだったり感情だったりが高まった瞬間に、そこに音楽が加わったことで、より心情がダイナミックに立体感を増すと思うんです。で、そこは『マクロス』シリーズにも、私個人的にはですけども、共通している部分なのではと思っているんです。『ミュージカルチャー』というぐらいなので、音楽がすごく効果的に使われて、それでより感動が増すんじゃないかなと思うんです！」

【片木ゆきさん（ミス・マクロス30コンテスト アクトレス部門審査員特別賞 受賞）コメント】
「『ミュージカルチャー』では、初めてのことばっかりで、今、お稽古をすごい必死に頑張っています。『マクロス』の作品に関われるということで、すごい恐れ多いのですが、頑張りますので、よろしくお願いいたします！」

出演者達は、この日のイベントでは、トーク、生ドラマ、歌と大活躍！

　なお、この日のイベント「進宙祭」は、『超時空要塞マクロス』のヒロイン・早瀬未沙が、2012年に第一次長距離移民船団「メガロード-01」の艦長として、宇宙へ出発するというストーリーに因んで開催されたもの。そして、『マクロス』シリーズの公式ファンクラブ「マクロス魂」の第1回イベントでもある！

　イベントでは、土井さん達、声優陣による生ドラマを展開。「飛行気乗りを落とす方法　講師：早瀬未沙」と題したクロスオーバーストーリーで、なんと未沙が、ミレーヌ達に恋のABCを教えてくれていたぞ。他にも、吉井香奈恵さんが「ダイアモンド クレバス」を熱唱し、ミュージカルの雰囲気を味あわせてくれるなど、会場は大盛り上がりであった。

　そして、次に30周年を盛り上げるのは、2012年10月3日～8日開催の舞台『マクロス　ザ・ミュージカルチャー』、2012年10月20日上映開始の映画『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ！』だ！是非とも、みんなも新しい『マクロス』の歴史を体感してみてほしい！

ミュージカル出演メンバー！　右から神田さん、吉井さん、片木さん

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