【京まふ】第2期放送決定!　『ちはやふる』のイベントステージに瀬戸麻沙美さん＆茅野愛衣さんが登壇!!

　2012年9月22日(土)、京都国際マンガ・アニメフェア2012の『ちはやふる』イベントステージにおいてライブ＆トークショーが行われた。本稿では、その模様をお伝えしよう！

●99RadioServiceのミニライブでイベントスタート！

　イベントの幕開けは、第1期に引き続き第2期のオープニングも決定している99RadioServiceのKo-taさんとKo-heyさんが登場。まだ数回しか披露したことがないという1期のオープニング『YOUTHFUL』のアコースティックバージョンを生演奏した。Ko-heyさんの伸びやかな歌声が響き渡り、他では聞くことのできない貴重なミニライブとなった。

　アニメの主題歌を担当したことで、反響はあったかと聞かれ、Ko-taさんは「Twitterでアニメを見た人から“歌がアニメに合っている”というリプライがあって、反響を実感しました」と語る。「新曲も第1期の『YOUTHFUL』に負けないくらいの爽やかで力強い曲になると思います。成長した僕たちにも期待して下さい」と意気込みを語ってくれた。

●千早＆奏を演じたふたりの声優さんが袴姿で登場！

　続いて、綾瀬千早役の瀬戸麻沙美さんと大江奏役の茅野愛衣さんが、あでやかな袴姿で登場。まずは、第1期の放送からそれぞれ好きな場面を紹介する。

　瀬戸さんは第9首「しのぶれど」から合宿をした日の夜に、かるた部のメンバーが千早に内緒で誕生日サプライズをするシーンを挙げた。「かるたをきっかけに集まった5人が、かるたのないところでも友情が生まれているのがすごく嬉しくて。自分も現場で皆さんに支えられているので、それを改めて実感した話数だったので挙げさせてもらいました」と当時の収録を思い出すかのように、興奮気味に場面を紹介。

　一方、茅野さんは第11首「あまつかぜ」の団体戦の決勝でチームが一丸となるシーンをチョイス。「チームがまとまったというところがいいなと思ってこのシーンを挙げました。アフレコの時にも本当に試合をしているように汗をかきながら収録していたので、すごく思い出しますね」とコメントした。現場でも画面のキャラクターと同じように、試合の場面では手が動いてしまうらしい。

　その熱い現場を、ステージで再現する生アフレコが行われた。選ばれたのは第6首「けふここのへににほひぬるかな」から千早が奏をかるた部に勧誘するシーン。奏は自分の歌への関心は競技かるたとは別の性質のものであると千早に言い放ち、在原業平が読んだ歌の意味を説明する。

　ふたりはプライベートでも仲が良く、一緒に食事やショッピングに行くなど姉妹のような関係を築いている。偶然にも瀬戸さんがデビューして以来、茅野さんとの共演が途切れることなく続いている。瀬戸は先輩である茅野を「愛衣お姉さま」と呼び、慕っているそうだ。そして「さっき来る前にお姉さまにグロスを塗ってもらいました」と嬉しそうに話す。

　茅野さんは瀬戸さんと初めて会った時の印象を「制服を着て収録に来ていて、初々しいなと思いました」と語る。瀬戸は、未成年なので彼女が成人したら一緒にお酒を飲みに行きたいと話した。

●瀬戸さん、茅野さん、2期にかける想いとは？

　続いて第1期で固まった結束を胸に、第2期への意気込みを語る。

瀬戸さん：
私は絶対に2期があると信じていたので、最後の収録では泣かなかったんです。本当に全力で臨まないと私自身が作品の勢いにのまれてしまうので、体当たりするように全力で、やりたいと思います。本当に頑張りますので皆さん、よろしくお願いします！

茅野さん：
新しく新入生が入って来るので今度は、かなちゃんも先輩として千早ちゃんたちと一緒にチーム皆でまとまって『ちはやふる』という作品をもっともっと華やかにしていければいいなと思っていますね。しっかり頑張りたいと思いますので、皆さん是非楽しみにしていて下さい。

　最後に第1期のエンディング曲『そしていま』を瀬戸さんが堂々歌唱。観客は静かに聞き入りながら『ちはやふる』の世界を思い出し、そして第2期への期待を膨らませていたことだろう。

　若干19歳の新人・瀬戸麻沙美さんが等身大で綾瀬千早を演じ、周りがそれを支えている様子がうかがえた。第2期ではどのようなドラマを見せてくれるのか。今から放送が待ち遠しくなるイベントとなった。