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『ファンタジスタ ドール』大橋さん&三澤さん&上坂さん座談会前編

今夏注目のアニメ『ファンタジスタ ドール』大橋彩香さん&三澤紗千香さん&上坂すみれさん座談会 前編

 女子中学生・うずめとドール達がカードバトルを重ねるごとに友情と絆を深めていくアニメ『ファンタジスタ ドール』が7月6日より放送開始!
『コードギアス 反逆のルルーシュ』などでおなじみの谷口悟朗さんと、『そらのおとしものf』などを手がける斎藤久さんがタッグを組んだ話題作で、カードバトルものでありながら誰も死なず、幅広い層に楽しんでもらえるエンターテイメントを目指す意欲作だ。

 そんな『ファンタジスタ ドール』の放送開始を祝して、主役の鵜野うずめ役を演じる大橋彩香さん、うずめが通う中学の後輩であり、重要キャラの戸取かがみ役の三澤紗千香さん、同級生の羽月まない役の上坂すみれさんとの座談会が実現! 2回に渡ってお届けしましょう!!

■うずめの第一印象とコスプレしてみた感想は?
──自分が演じるキャラを絵で見て、そして演じてみての印象は?
大橋さん:すごく優しくて、表情がコロコロ変わって喜怒哀楽がはっきりしてる子だなと思いました。人を傷つけたくないから、いつも本心を隠して、相手の言動に対して想いが違っても「うん」と同意してしまったり、そこは私と似てますね。あと髪型が不思議だなと(笑)。ほっぺの横にかかる髪は長いのに後ろはおかっぱで。

三澤さん:今日もうずめちゃんのコスプレだよね?

大橋さん:そうなんです! 髪型も頑張って合わせてみましたが、自分でやるのは難しそう。

上坂さん:私もまないちゃんを意識して、髪をハネてみました。私はこれまでずっとストレートのロングでぱっつんな髪型できたので、何か不思議な感じで。ちょっと気持ちが上向きになりますね。まないちゃんは毎日、ヘアアイロンして、ワックス付けてテンション上げてるのかなと思うとかわいいなって。

三澤さん:かがみもちょっと不思議な髪型ですね。ツインテールが高い位置で、ちょっと上にちょこんと髪がまた載ってて。どうすればこんな髪型にできるんだろう?しかも髪の毛を水色に、とか(笑)。

大橋さん:ウイッグを付ければいいんじゃないですか?

三澤さん:なるほど! ツインテールの上にウイッグで。

上坂さん:うずめちゃんとまないちゃんは結構ありそうなヘアカラーだけど、かがみちゃんはドールみたいな色で神秘的ですね。

大橋さん:三澤さんも今度、一緒にキャラと合わせた衣装と髪型を! 

三澤さん:赤いブレザーもかわいいしね。イベントとかで一緒にやられたらいいね。ちなみに学年の違いはリボンの色でわかるみたいです。

■かがみとまないに似ている点
──かがみの印象はどうでしたか?
三澤さん:かがみはマドレーヌよりは自分に合いそうだなと思いました(笑)。かわいいけど、それだけじゃなく芯も強そうで。そしてミステリアスなところも少しあって。興味も湧いたし、「この子とうまくやっていけそうだな」って。立ち姿などちょっと威圧感があって、ツンデレっぽくて。私もツンデレなところは少しあるなと。

上坂さん:本当に?

三澤さん:たぶん(笑)。ツンデレなキャラを演じたことがなかったので楽しみでした。今後、ツンデレらしい場面が徐々に出てくるそうなので期待してます(笑)。

上坂さん:まないちゃんは自分の意志を貫きたい、一途な子ですね。うずめちゃんを強引にカード部に勧誘するシーンの連続で、それがきっかけで大変なことに……。一度決めたことはやり通そうとするところは自分と似てるかなと思います。あと元気でキャピキャピしてるけど、独自のワールドを持ってカードライフを楽しんでいる印象が……。

大橋さん:カードライフ(笑)。

三澤さん:気に入った! 使っていこう!

上坂さん:(笑)。うずめちゃんの良きお友達として重要なキャラじゃないかなって。うずめちゃんとの違いがくっきりわかるように演じたいのと、まないらしい元気で独特な魅力を出せたらいいなと思っています。また、まないちゃんが毎回、意外な行動をとるのでいつも台本をいただくのが楽しみです。

■ファンタジーだけどリアル。かわいいけど激しいのが魅力!
──『ファンタジスタ ドール』の世界観や設定についての印象は?

大橋さん:カードバトルをテーマにした作品ということで、激しさやハードな感じになるのかなと思ってました。でも人は死なない楽しい作品になるとうかがって驚いたし、実際に収録が始まって、バトルシーンは激しいけど、その中にもかわいらしさがあって。すごく親しみやすく、共感しやすい作品だなと思いました。

上坂さん:かわいいけどリアリティがあって。ドールを川越にある企業が作った描写があったりして。カードのデータでできた女の子が実体化することはファンタジーだけど、うずめちゃんとドールのやり取りを見ててもありそうだなって。だから作品に感情移入しやすいんですよね。

三澤さん:まずタイトルを聞いて、どんな作品なのかなと。“ドール”だから人形は出てくるだろうくらいしか想像がつかなくて(笑)。でもカードバトルものでありながら、キービジュアルなど見ると、絵も淡い感じで、殺伐とせず、楽しく戦っている様子が伝わってきて。

上坂さん:女子が好きそうな雰囲気ですよね。

三澤さん:そう! 「私にドールがいたら、どんな子かな?」と思わず想像してしまうような、ワクワクする世界観と設定の作品だなと思いました。

大橋さん: あとドールや友達を深めていくのもいいですね! ぜひ子供達や親子で見てほしいです。

■大橋さんが演じるうずめに対して上坂さんと三澤さんの感想
──1話の収録が始まる前、監督から説明や意気込みを語ることがありますが、本作ではそういうことはありましたか?

大橋さん:特にはなかったです。でも収録前にうずめちゃんの家族構成やどんな本が好きなのかなど、細部まで書かれた設定をいただいて。その紙に「第一前提として、作り込まないでください。素直なお芝居をしてください」と書かれていました。

三澤さん:収録で、近くで見ていて、大橋さんのお芝居は自然だなといつも思います。前の人のセリフに大橋さんが素直に応えている感じで、大橋さんそのままじゃないかと思うくらい、うずめと合っていて、素敵なシンクロ感だなと思います。

上坂さん:私もマイク前に立って演じているのを見て、「うずめちゃんがいる!」と。大橋さんがしゃべっている雰囲気もどこか似てる気がして。あんなにドジッ娘ではないと思うけど。

三澤さん:しっかりしてる印象がある。

大橋さん:そんなことなくて。うっかりが多いですよ。

上坂さん:18歳でこんなにしっかりしてて素晴らしいですね。私の18歳の時とは比べものになりません(笑)。だから、うずめちゃんを中心にまないを作っていこうと思ったし、まないを作りやすかったです。

大橋さん:ありがとうございます。あと1話の台本を見て思ったのは、ずっとしゃべっているなと(笑)。

三澤さん:確かに!

大橋さん:主役をやったことがなかったので、最初のページから最後のページまでしゃべっているのにビックリで。台本チェックしてても途中でインクがなくなっちゃうし。ワクワクしながらチェックしていたのを覚えてます。

■大橋さんが「ちょっといじめたくなる」キャラは誰?
──逆に大橋さんから見た、お二人がキャラを演じるのを見ての感想は?

大橋さん:お二人とも、キャラにピッタリだなと思いました。

上坂さん・三澤さん:ありがとうございます!

大橋さん:アニメの前にドラマCDの収録があって、まないとかがみと仲良くしてるシーンはすごくやりやすくて。その時はお二人とはお話ししたことはなかったんですけど(笑)、キャラとして会話するとお話ししやすくて……あっ、もちろん現実のお二人もお話ししやすいですよ!

三澤さん:大丈夫!

上坂さん:決して傷ついてはいないから(笑)。

大橋さん:まないちゃんは独特な会話のペースがあって、聴いててクセになるというか。

上坂さん:恐縮です。

大橋さん:上坂さんご自身もまないちゃんそのものだなって。かがみちゃんとはまだそんなに会話できていないけど、一見、気が強そうだけど、かわいらしさがにじみ出ていて。個人的にはちょっといじめたくなります。

三澤さん:意外な発言! でもかがみはうずめちゃんの後輩だから、いじめても大丈夫。

大橋さん:役の上ならですよね。

三澤さん:現実でも大丈夫だよ。少しなら。

大橋さん:そんなことできないです!(笑)

上坂さん:次の収録ではコンビニ袋にメロンパンとか詰めた三澤さんの姿が。

三澤さん:「メロンパンなかったんで、焼きそばパンでもいいですか?」とか。パシるよ(笑)。

大橋さん:ないです! ないです!

■現場で地蔵化してしまう大橋さんに二人からのアドバイス!?
──収録現場の雰囲気はいかがですか?
大橋さん:女の子のキャラが多いので、女性キャストがほとんどというのも新鮮で。三澤さんや上坂さんは年齢的にも近いし、楽しいです。

三澤さん:大橋さんとドール役のキャストさん、ドール役のキャストさん同士も仲良くて、ほっこりした感じで収録が進んでます。

──主役の大橋さんがほっこりしてるからそれが現場に広がるのでは?

上坂さん:そうですね。

大橋さん:じゃあ、私、あんまり人見知りしないほうがいいのかなあ?

三澤さん:してないから! すごくしゃべってるよ。

上坂さん:これからドールとの絆が深まっていくのと同じように、キャスト同士の絆も深まっていくことでしょう。

──主役の心得は主役の経験がある三澤さんに聞けばいいんですよ。
三澤さん:いじわるっ!(笑) 大橋さんの気持ちもよくわかります。主役は不安だし、先輩達が多いので緊張しちゃうし、でもセリフは多いし、予告もしゃべるし、取材もいっぱい受けたり、大変だと思います。私もいろいろ悩んだけど、最終的には楽しんでお芝居するのが一番大切だと気付いて。最初の頃は自分のことで精一杯だったけど今後、大橋座長のフォローができたらいいなと。

上坂さん:私も微力ながらお手伝いさせていただきます。

大橋さん:わ~い! お二人とも、期待してますね!(後編へ続く) 

『ファンタジスタドール』

2013年7月6日より、毎週土曜27:28~MBSにて放送中
2013年7月7日より、毎週日曜24:00~TOKYO MXにて放送中
2013年7月7日より、毎週日曜24:30~BS11にて放送中
2013年7月12日より、毎週金曜23:00~ほかAT-Xにて放送開始
2013年7月7日より、毎週日曜24:00~ニコニコ動画にて配信中

<CAST>
鵜野うずめ:大橋彩香/ささら:津田美波/カティア:徳井青空
しめじ:赤﨑千夏/小明:長谷川明子/マドレーヌ:大原さやか
戸取かがみ:三澤紗千香/羽月まない:上坂すみれ
清正小町:名塚佳織/ラフレシアの君:保志総一朗
三笠凛人:津久井教生/鵜野みこと:倉田雅世
鵜野みこ:山岡ゆり/ほか

<STAFF>
原作:ファンタジスタ ドールプロジェクト
監督:斎藤久
クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗
設定:遠野明星
キャラクターデザイン原案・カードデザイン:Anmi
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:加藤裕美
ユークリッドデバイスデザイン:結城信輝・加藤裕美
美術監督:池田繁美
音響監督:鶴岡陽太
音楽:高梨康治
アニメーション制作:フッズエンタテインメント

>>『ファンタジスタ ドール』公式サイト

(C) 2013 ファンタジスタドールプロジェクト/FD製作委員会
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