2013年も『らき☆すた』の聖地は熱い! 鷲宮神社の夏祭り「土師祭(はじさい)」のレポートをお届け!
9月1日(日)、『らき☆すた』の聖地として有名な埼玉県の鷲宮神社で、夏祭りの「土師祭(はじさい)」が開催された。
2007年にアニメ版が放送され、誰もが知る大人気作品となった『らき☆すた』。それ以降、作品の舞台となった鷲宮は、聖地と呼ばれるようになり、実際に現地を訪れるいわゆる聖地巡礼の火付け役ともなった。
聖地のひとつである鷲宮神社で毎年行われている夏祭り「土師祭」では、地元の方々の協力のもと2008年から『らき☆すた』のキャラクターたちが描かれた「『らき☆すた』神輿」が担がれるようになり、毎年地元の方とアニメファンのみなさんとの暖かくて熱い交流が話題を呼ぶ。
今回の記事では、そんな「土師祭」のレポートをお届け! 『らき☆すた』の放送から6年の月日が経ったが、まだまだ色褪せずに盛り上がるお祭りの様子を是非ご覧ください!
●一般の方とレイヤーさんが入り混じるメインストリート!
土師祭で1日を通して一番盛り上がるのが、鷲宮神社から長く伸びる一本道。お祭りがスタートすると、この道の両脇にたくさんの出店が並び、大道芸や縁日を楽しむ多くの人で賑わう。
また、土師祭ではほぼすべての場所でのコスプレが許可されており、このメインストリートも勿論OK! さまざまなコスプレをしたレイヤーさんと、地元の方々が入り混じって出店を楽しんだり、猿回しやジャグリングといった出し物に声援を贈る光景は土師祭ならでわ。
祭りの主役であり、関東でも最大級の大きさを誇る千貫御輿は、この一本道の端から端を往復するように練り歩く。千貫御輿は今年で30年目の記念を迎えるそうで、神輿を取り囲むみなさんも一層活気に満ち溢れた掛け声をあげていた。
そして、5周年記念を迎える『らき☆すた』神輿も、夜にこの道をほかの神輿に混ざり、この道を行き来する。今年の7月にはこの神輿が突風で破損する事故も起きたが、お祭りではファンのみなさんの力によって完全復活した姿を披露した。
今回の記事では、『らき☆すた』神輿が練り歩く様子もお届けする予定だったのだが、今年は夕方から鷲宮一体を嵐のようなゲリラ豪雨が襲い、お祭りが一時中断。その際にカメラ機材などの関係で、取材陣は撤退を余儀なくされたために写真に収めることが出来なかった! 本当に申し訳ない!
その後も残った方たちの話によると、雨の上がったあと無事に神輿は町を練り歩き、申し込んだ一般の方々が担ぎ手として「こーなーたー!」といった独特な掛け声があげて練り歩くなど大盛り上がりだった様子だ。
●コスプレをした人で賑わう鷲宮神社
お祭りのあいだコスプレ会場として解放される鷲宮神社の境内周辺。今年は『黒子のバスケ』や、『ペルソナ4』といった人気の作品は勿論、『ボーカロイド』や『東方』、はたまた『スパイダーマン』や『寅さん』まで、思い思いのコスプレをした方で賑わっていた。
また、ここには絵馬掛け所もあり、一般の方は勿論、聖地巡礼に訪れた方々が熱い思いを込めて書いた絵馬が多数飾られているのも有名で、掛け所の周辺はそれをひと目見ようと訪れた方々が集まっていた。
●炎天下にも負けないステージイベントの数々!
毎年、多数のオタクカルチャー関連のイベントが行なわれるのも特徴な土師祭。去年までは神社の駐車場をステージにして行なわれていたが、今年はメインストリートの先にある大きな広場を使って「恥アソビ(仮)」と題したステージイベントが数多く行なわれた。
レポートは以上です。今年は夕方から予想もしなかった激しい雷雨に見舞われたものの、大きな事故もおきずに本当に良かった! 年を越すごとに盛り上がりを増す土師祭が、これからもどんなドラマを作っていくのか楽しみです!
>>「土師祭」公式ホームページ
>>らきすた神輿WEBサイト