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雨宮さん&明坂さんが登場した『アカメが斬る!』先行上映会レポ!

驚きのキャスティングにお二人ともビックリ!? 雨宮天さん&明坂聡美さんが登場した『アカメが斬る!』先行上映会レポート!

 原作・タカヒロさんと作画・田代哲也さんが描くダークファンタジー『アカメが斬る!』が7月よりテレビアニメとして放送される。迫力ある戦闘シーンが魅力の本作が、一体どのようなアニメになるのか注目が集まっている。
 そして2014年6月28日、TOHOシネマズ日本橋にてアニメ先行上映会が行われた。上映会には雨宮天さん(アカメ役)と明坂聡美さん(エスデス役)が登場し、トークショーを開催。

 本稿では、先行上映会の様子をトークショーを中心にレポートでお贈りする。
 無表情の多いアカメに超絶ドSなエスデスという極端な役柄には、お二人とも苦労したご様子。アフレコ現場のエピソードや役に対する思いなどが垣間見えたステージの模様をご覧いただこう。

●手に汗握る上映会

 先行上映会の魅力と言えば、やはり大画面でアニメを見ることができることに尽きるだろう。しかし、今回の上映は『アカメが斬る!』。鮮血の雨や人間の狂気を大画面で、しかも間近で見るとなると心臓に悪い気もする。
 だが逆に言えば、ファンにとってはたまらない瞬間になることは間違いない。そして、上映を今か今かと待ちわびるファンたちの期待が高まる中、先行上映会がスタート。

 まずは、今回の出演者である雨宮さんと明坂さんが登場し、挨拶を行った。
 雨宮さんからは「私は先にアニメ本編を見させてもらったんですけど、その日の夜に怖い夢を見るくらい、けっこう怖くなっています(笑)。でも、その怖さが帝都の闇や狂気を描いています。絵柄がガラッと変わるシーンがあって、その辺が迫力があって魅力です」というのコメントが。
 対する明坂さんからは「私、今回のには出ていません!」と衝撃発言が飛び出す! 会場からは「え~」と不満の声が上がるが、「エスデスが出るのが5話なので(笑)。とりあえず、アカメたちがいるナイトレイドを応援してください! テレビ放送で登場したときに“踏まれたい”という声を聞ければなと思うので、エスデスはオンエアーをお待ちください(笑)」と笑いを誘うコメントで会場を賑わした。

 そして、お待ちかねの先行上映がスタート。のっけから血が噴き出すわ、体のパーツは取れるわで、「これぞ『アカメが斬る!』」といった内容で、上映後には自然と会場から拍手が巻き起こった。さらにバイオレンスな表現だけでなく、雨宮さんも言っていたように、人間が狂気をむき出しにしたときの描写は圧巻。かと思えば、ナイトレイドの面々が見せる個性的な姿には、笑いが起こるほどユーモアだった。

●キャラクターはどれも個性的!

 大満足の上映会後は、再び出演陣が登壇してトークショーが開幕。最初の話題はお二人が演じるキャラクターについてだ。

 雨宮さんが演じるアカメはいつも無表情だが、仲間を気遣うときにはとても優しい表情を見せるキャラクター。「ご飯が大好きなところもあって、クールでかっこいいけど可愛らしさもあるキャラクターだと思います」。雨宮さんもその性格がお気に入りのようだ。
 しかも、雨宮さんの初主演が決定した最初のキャラクターでもあるそうだ(アニメ『一週間フレンズ。』の藤宮香織役はアカメ役が決定した後に抜擢され、こちらが先に放送された)。役が決まった時は驚きのあまり、騙されているんじゃないかと疑ってしまったという。

 “帝国最強ドSの将軍”と肩書きがつくほどのエスデスは拷問が趣味の女将軍。しかし、仲間には優しい一面があったりとアカメに似た部分もあると明坂さんは語る。「凛々しく、強く、たくましく、ときには男性陣がひれ伏すほどで、すごくかっこいいキャラクターです。でも、ドSに受かるとは思いませんでしたね(笑)」とそれでもキャスティングには驚いている様子だった。

 ナイトレイドのメンバーも豪華声優陣ぞろい。田村ゆかりさん、浅川悠さん、能登麻美子さん、水野理紗さんと女性声優だけでもそうそうたる面子だ。「このメンバーに殺されるなら本望ですよね(笑)」との雨宮さんのコメントに、頷く人もチラホラ……。さらに男性声優陣は斉藤壮馬さん、松岡禎丞さん、小西克幸さんと個性派ばかり。「男性キャラクターは声優陣もそうですけど、かなり個性的ですよね(笑)」。明坂さんの発言には会場に笑い声が響いた。
 それに加えて、アフレコ現場にはキャストが多いのだが、いつも三分の一から四分の一が死体と化してしまうそうだ……。仲間になったのに次の週にはもういない、なんてこともあるようだ。

 お二人はキャラクターを演じる上で悩みもあったという。「アカメはあまり抑揚をつけないように喋るのが難しかったですね。抑揚を付けない中でも、場面場面で違いを出していくのが大変です」と語る雨宮さんに「私のキャラクターは人を足蹴にするシーンがよくあります。そのシーンで力強く「死ね!」と言うと、「エスデスはこの人に対して何も思ってないのでゴミのように蹴ってください」という指示もあって。どうしていいかわからなくて、ドSの参考資料とか探しているんですけどなかなかないんですよね(笑)」と語る明坂さん。お二人の演じ方に注目してアニメを見るのも醍醐味だ。

●オープニングテーマは雨宮さんが担当

 アニメ本編だけでなくオープニングテーマ「Skyreach」も注目だ。今回、曲を担当するのは雨宮さん。アーティストデビューとなるこの曲では力強いメッセージを届けてくれている。「この曲の主人公を想像して歌いました」。声優として楽曲に取り組む姿勢には感服した人も多いようだった。
 エンディングテーマはオープニングとは打って変わって、沢井美空の「こんな世界、知りたくなかった。」。しっとりとした歌声には「なんだか、戦いの後みたいですよね」と明坂さんもグッときている様子だった。しかも、今回の上映会には沢井さんが来場してきており、観客と一緒に先行上映を見ていたことが発覚!

 そんなちょっとしたサプライズもありつつ、早くもイベントも終了の時間へ。最後は出演者のお二人からのコメントで締めくくられた。お二人のコメントをまとめてご紹介しよう。

<雨宮天さん>
 私が言っていた怖いシーンや迫力たっぷりの戦闘シーン、そしてギャグシーンもあったりして、盛りだくさんの内容です。これからどんどんキャラクターも増えていって、そのキャラクターたちも個性的で魅力的です。これからも引き続き、アフレコを頑張りたいと思います。今日はありがとうございました。

<明坂聡美さん>
 見ていただいた通り、切られるシーンなどが限界までリアルに再現されています。私がこのお話で好きなところは、正義でも悪でもないところです。帝国軍もナイトレイドも悩みや暗い過去があって、その中でも自分の思いで剣を振り続ける姿に心打たれると思います。原作ファンのかたも、アニメから入るかたも一緒に追いかけていただけたらなと思います。今日はありがとうございました。

●『アカメが斬る!』放送情報

<放送局・時間>
TOKYO MX:7月6日(日)より、毎週日曜24:00~
MBS:7月7日(月)より、毎週月曜27:05~
BS11:7月13日(日)より、毎週日曜24:30~

AT-X 7月15日(火)より、
毎週火曜23:30~/毎週木曜11:30~
毎週土曜29:30~/毎週月曜17:30~

ニコニコ生放送 7月8日(火)より、毎週火曜24:00~

<STAFF>
原作:タカヒロ・田代哲也(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
監督:小林智樹/シリーズ構成:上江洲誠/シナリオ監修:タカヒロ/
キャラクターデザイン・総作画監督:中村和久/帝具・プロップデザイン:森木靖泰・鈴木典孝・岩畑剛一/美術監督:高峯義人/美術設定:李炫定・野村正信/色彩設計:佐藤美由紀/特殊効果:荒畑歩美/
3Dディレクター・モデリング:相馬洋/撮影監督:中村圭介編集:後藤正浩/音響監督:郷田ほづみ/
音響効果:川田清貴/音楽:岩崎琢/アニメーション制作:WHITE FOX
●オープニング・テーマ「Skyreach」:雨宮天(ミュージックレイン)
●エンディング・テーマ「こんな世界、知りたくなかった。」:沢井美空(ソニー・ミュージックレコーズ)

<CAST>
アカメ:雨宮天/タツミ:斉藤壮馬
マイン:田村ゆかり/レオーネ:浅川悠/シェーレ:能登麻美子/ラバック:松岡禎丞/ブラート:小西克幸/
ナジェンダ:水野理紗/エスデス:明坂聡美 ほか

●『アカメが斬る!』原作情報
原作:タカヒロ/作画:田代哲也
掲載:月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)

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>>TVアニメ『アカメが斬る!』公式サイト
>>TVアニメ「アカメが斬る!」公式ツイッター(@akame_tv)

(C)タカヒロ・田代哲也/スクウェアエニックス・「アカメが斬る!」製作委員会
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