薄桜鬼、十三支演義 偃月三国伝2、SNOW BOUND LAND、猛獣使いと王子様の4作が登場！　「オトメイトパーティー2014」8月3日夜公演の様子をレポート

　今回で7年目となる、女性向けゲームブランド「オトメイト」のファンイベント「オトメイトパーティー」。今年は8月2日(土)と3日(日)の2日間にわたって、東京国際フォーラム・ホールAにて行われた。本稿では、3日夜公演の様子をお届けしよう。

＜出展作・出演者＞
■司会
鳥海浩輔さん
鈴村健一さん

■『薄桜鬼』
鳥海浩輔さん（斎藤一役）
遊佐浩二さん（原田左之助役）
津田健次郎さん（風間千景役）

■『十三支演義 偃月三国伝2』
岡本信彦さん（張飛役）
鈴村健一さん（趙雲役）
櫻井孝宏さん（諸葛亮役）
代永 翼さん（張蘇双役）

■『SNOW BOUND LAND』
立花慎之介さん（オルヴァ役）
小野友樹さん（アージェ役）
代永 翼さん（クラエス役）

■★PREMIUM TITLE『猛獣使いと王子様』
鳥海浩輔さん（アルフレート役）
梶 裕貴さん（エリク役）
安元洋貴さん（クラウス役）

■出演アーティスト
canoueさん
吉岡亜衣加さん

総勢13名

●作品世界に浸った朗読劇＆ライブ、“うそつき”探しに四苦八苦したゲームコーナー

　今年の「オトメイトパーティー2014」最終公演。「オトメイトパーティーへ、ようこそ！」と、司会の鳥海さんと鈴村さんが姿を現すと、観客からは大歓声が！　「こんばんはー！」との返しも元気いっぱいだ。

　一方のキャスト陣は、「今日はよろしくお願いしまーす！」(小野さん)、「盛り上がっていこうぜー！」(岡本さん)、「つー様とか言っていいんですよ」(津田さん)、「どうも、インテンションの櫻井孝宏です！」(櫻井さん)など、思い思いに挨拶。とくに、安元さんはオトメイトパーティー初参加。「プレミアムタイトルに選んでいただいたお陰で、この場に立つことができました！」と言うと、大きな拍手が沸き起こっていた。数分のオープニングトークにも関わらず、会場のテンションは一気に上昇！

　そしてここからは、本イベントのメインでもある朗読劇へ。1作目は、オトメイトパーティー初登場となる『SNOW BOUND LAND』。canoueさんによる『氷の城』の歌唱を経て、披露された。劇が終わってからのトークでは、「(朗読劇で噛んでしまって)悔しいー！」という代永さん悲痛の叫びが。また、canoue （vo.霜月はるか）さんとのトークでは「透き通った歌声が綺麗でしたね」など、各キャスト陣から様々に感想を告げられていたほか、本作のモチーフである「雪の女王」繋がりか、「ありのままの」「少しも寒くないわ」などのワードが飛び交った。

　続いては『十三支演義 偃月三国伝2』。深刻な財政難に悩まされる張飛たちが、“芸人”として出稼ぎをはじめる驚きの展開を披露した。趙雲の真面目すぎるが故の天然ぶりもビシバシ炸裂。大いに笑いを誘っていた。

　朗読劇が終わると、ここからはバラエティーコーナーへ。出演キャストは、2つのチームに分かれてチーム対抗のゲームを行う。負けたチームは、自身が演じたキャラクターとして「メロきゅん★ワード」を披露する。「鳥海チーム」は櫻井さん、代永さん、小野さん、梶さん。「鈴村チーム」は安元さん、岡本さん、遊佐さん、立花さん、津田さんという布陣だ。

　本公演で行うのは「見破れ！　うそつきプリンス！」。与えられたお題をこなす相手チームのメンバーのなかで、ウソをついている1人をあてるというゲームだ。当てることができれば1ポイントをゲットできる。

　しかし、このゲームがかなりの難戦に。初戦、鳥海チームが出題者側となった「足つぼマットをふんでいないのは誰？」、2戦目の鈴村チームによる「愛の言葉をささやいていない人は誰？」ともに不正解。“うそつきプリンス”が、相手チームを完全に騙した格好となった。観客もほとんどが騙されていた様子で、正解が告げられるたび、キャストと一緒に「ええーー!?」と驚いていた。

　3問目と4問目のお題は、ランダムに選ばれた観客がくじで引き当てることに。梶さんと津田さんが大歓声に包まれながら客席に向かい、お題が決定された。鳥海チームが出題する3問目は、「便利グッズを正しく説明していないのは誰？」。1人1つずつ与えられた便利グッズとその説明書を使い、用途を説明。うそつきプリンスは説明書が白紙なので、用途を想像しながら説明しなければいけない。時おり説明に詰まる“演技”をはさみながら、ひと通り説明し終えた鳥海チーム。その光景をじっくり観察した結果、鈴村チームは小野さんをうそつきプリンスと指名したが……正解は櫻井さん！　他のチームメイトの“演技”が目眩ましになり、うまく騙せたようだ。会場からは、またもまさかの声が飛ぶ。

　絵を見せながら「ジャケットが大切です。今日は楽屋に大切に置いてありますから」と告げた遊佐さん、「世の中9割くらいはお金で買える。でも残りの数パーセントは買えないんですよ。それはみなさんの愛です」とキレイにまとめた立花さんなど、各人各様に発表する鈴村チーム。鳥海チームは、悩んだ末立花さんを指名するも……またもや不正解！　結局ゲームは引き分けに終わり、最終的な勝敗はジャンケンに委ねられたのだった。

　朗読劇3番手は『猛獣使いと王子様』。久しぶりに演じたとあって、キャストは感慨深げ。「懐かしい感じがしましたね。プレミアムタイトルという形でみなさんの前でできることを本当に嬉しく思います」と、梶さん。また、鳥海さんの口からは今回は残念ながら参加できなかった緑川 光さん(マティアス役)からのメッセージも伝えられた。

　そして、本公演ラストにして「オトメイトパーティー2014」の大トリを飾ったのは『薄桜鬼』。斎藤と原田が沖田を尾行している最中、風間に出くわすといったシナリオが披露された。さらに、朗読劇が終盤に近づき『舞風』のイントロが流れはじめると観客からは歓声が沸き起こり……そのまま吉岡亜衣加さんのライブへ！　赤いサイリウムで埋めつくされた場内に、力強い歌声が轟いた。

　こうして、本イベントはエンディング。キャスト陣から挨拶が告げられたあと、「恋する夏はー？」「オトメイト!!」のコールアンドレスポンスで終幕した。最初から最後まで、ときめきと笑顔が耐えなかった本公演。終演後、会場を去る観客の表情は満足感に満ちあふれていた。

　ちなみに、夜公演終了後のキャスト陣からコメントが届いている。以下に掲載しているのでぜひとも観てもらいたい。

■登壇者のコメントをご紹介！

──イベントを終えた感想をお願い致します。

【鳥海浩輔さん】
　非常に心地良い疲れを全身で感じています。大変な事もありましたが、終わってみれば楽しい事だらけでした。

【鈴村健一さん】
　今年も司会だけやらせていただく公演がありまして、大いに楽しませていただきました！「十三支演義」で朗読もさせていただきました。もちろんそちらが本業です（笑）。どちらの役割でも参加できたので、お得感2倍のイベントとなりました。

【遊佐浩二さん】
　とにかく盛りだくさんで体力を使いました。でも楽しかったです。ゲームで負け越したのは残念です・・・。とは言ってもほとんどじゃんけんの結果で負けたのは１回だけですから～～！

【津田健次郎さん】
　またこのパーティーに参加出来た事を本当に嬉しく思います。
楽しかったなぁ…。また参加出来る事を願っています。本当にありがとうございました！

【岡本信彦さん】
　オトパにまた出られて嬉しいです。オトパはバラエティーコーナーのゲームがすごく楽しいですね。今回のゲームも誰が嘘ついているか全然わからないときがありました。

【櫻井孝宏さん】
　久しぶりの参加でしたが、あたたかく迎え入れてくれて嬉しかったです。作品ファンの熱意と愛情が渦を巻いているのが見えました（笑）。駆け引きめいたゲームコーナーから甘いセリフまで、盛りだくさんで楽しいひとときでした。

【代永翼さん】
　5年ぶりの参加だったので、久しぶりに帰ってきたぁ～な感じでしたね。本当に楽しかったです！！　不思議な緊張感がずっとありました（笑）。その緊張が大事なセリフの時に出てしまい…噛んでしまった。すごく悔しかったーーーーーーー！！！！！　それと「スノバン」と「十三支」で参加できたことが、とても嬉しかったです。

【立花慎之介さん】
　久しぶりのオトメイトパーティー、めっちゃめちゃ楽しかったです♪　出演者も多くてワイワイコーナーをやるのは盛り上がりますね。また機会があれば是非参加したいと思います☆

【小野友樹さん】
　今回は「忍び、恋うつつ」「SNOW BOUND LAND」で初参加させて頂きました。何よりファンの熱気が凄く、そしてオトメイト作品への愛情を感じました。

【梶裕貴さん】
　参加させていただく度に実感することですが…今回も改めて、本当に多くの皆様が、作品やキャラクターを心から愛して、そして楽しんでくださっているんだなと感じました。すごく嬉しかったです。また、個人的に、コンセプト通りのステージセットに感動しました！美術さんをはじめ、他のスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした！

【安元洋貴さん】
　初めての空間で緊張しました。が、何故か懐かしさを感じる不思議な空間でした。おそらく、演じてからのインターバルがそう感じさせたんでしょうね。そしてなにより暖かかった。立てて本当に嬉しかったです。

【canoueさん】
　初参加させて頂けて、本当に幸せでした！ステージに立った瞬間の目の前に広がる一面の光と、作品への愛が溢れた会場の熱気を肌で感じられた事は、かけがえのない体験となりました。美しいOPムービーをバックに歌う事が出来たのも嬉しかったです。ありがとうございました！

【吉岡亜衣加さん】
　オトメイトパーティーには6回目の出演ということで、感謝の気持ちもいっぱいでしたし、本当に楽しみにしていました。今回も皆さんとてもあたたかく迎えてくださってすごく嬉しかったですし、歌唱した「桜の轍」「舞風」どちら疾走感もあり貫き通す志を歌ったかっこいい楽曲だったので会場の皆さんと一緒に熱い気持ちになれたんじゃないかなと思いました。そして今回は久々に裸足で歌わせていただいたのですが、とっても気持ちよかったです♪ありがとうございました！

──オトメイト作品のファンにメッセージをお願い致します。

【鳥海浩輔さん】
　今年も楽しんでいただけましたか？　我々の全力を全身で感じていただけたのなら嬉しいです。これからも一緒に盛り上げ、楽しんでいきましょう！

【鈴村健一さん】
　また来年も呼んでもらえるように日々精進していきます！これからもオトメイトへの応援よろしくお願いします！

【遊佐浩二さん】
　たくさんのお客様にお越しいただき、感謝しております。毎年たくさんのタイトルがある中、今年も呼んでいただけて光栄です。これも皆様のお陰です～～～！　来年もよろしくお願い致します（笑）

【津田健次郎さん】
　また皆さんとゲームやイベントでお会い出来るのを楽しみにしています！ これからも、オトメイト作品、そして津田健次郎を応援宜しくお願い致します！

【岡本信彦さん】
　オトパにまた出られて嬉しいです。オトパはバラエティーコーナーのゲームがすごく楽しいですね。今回のゲームも誰が嘘ついているか全然わからないときがありました。

【櫻井孝宏さん】
　色々なタイトルに出させてもらっています。本当に光栄なことで、これも作品を好きでいてくれる皆さんのお陰です。ありがとうございます。今後もたくさんのオトメイト作品がリリースされていくと思うので、プレイしてくださいね！

【代永翼さん】
　これからもたくさんの素敵な作品が、オトメイトから生み出されると思います。プレイしてくださる皆さんに少しでも元気やトキメキが届けられるように頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします。

【立花慎之介さん】
　たくさんのタイトルが発売されていくオトメイト作品ですが、きっとあなたに合うものがあると思います。やってみたら「あれ？このジャンルいいかも！」なんて思うものも出てくるんじゃないでしょうか。そんなバラエティー豊かなオトメイトをこれからもよろしくお願いします！！

【小野友樹さん】
　イベントで発表になった新作や続編を始め、どのタイトルもきっとどんどん盛り上がっていくと思います。またこのステージで皆さんにお会いできる日を、楽しみにしています！

【梶裕貴さん】
　引き続き、新しいタイトルが沢山発表されています。その内のいくつかに、僕も関わらせていただけることになりました。素敵な作品をつくるお手伝いを、楽しみながら頑張りたいと思います。また、プレミアムタイトルと言われるような、歴史ある名作も数多くあります。そちらも合わせてプレイしていただけると、とても嬉しいです。是非、よろしくお願い致します！

【安元洋貴さん】
　愛される作品を作り続けるスタッフの皆様の熱意。それを愛してくださる皆様の熱意。これからもこの最高に素敵なせめぎ合いが続いて行けばいいなぁと思います。その一欠片に自分がなれるよう、これからも精進いたします。

【canoueさん】
　『SNOW BOUND LAND』という作品が導いてくれた素晴らしい機会に、皆さんと直接お会い出来て、私達の音楽をお届け出来て、嬉しく思います！楽曲が末永く皆さんに楽しんで頂けますように。そしてまたご縁が繋がって、オトメイトさん作品でお会い出来る事を、心より願っています！

【吉岡亜衣加さん】
　私が多く主題歌を歌わせていただいている薄桜鬼シリーズも思わず胸が熱くなったり、時にはきゅんとしたり、私自身とても好きな作品です。たくさんのオトメイト作品がありますが、どれもわくわくドキドキを味わえる素敵なものばかりだと思います。これからも様々な作品や展開に、一緒に胸をはずませましょう♪　そして私の歌声も聴いていただけるよう頑張りますね！


>>オトメイトパーティー2014 公式サイト