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『アドベンチャー・タイム』にゲスト参加した湯浅監督インタビュー

アメリカのカートゥーン作品にゲスト参加! 『アドベンチャー・タイム』第80話「フードチェ-ン」を担当した湯浅政明監督に、さまざまなお話を伺ってみたぞ!!

「カートゥーン ネットワーク」とは、スカパーやCATVなどで視聴可能なアニメ専門チャンネルである。そのチャンネルで現在、世界194ヵ国で放送中の大人気アニメ『アドベンチャー・タイム』。主人公のフィンと相棒のジェイクが巻き起こす、笑いあり涙ありの展開にハマる人続出中のシリーズだ。

 この『アドベンチャー・タイム』に、なんと日本から湯浅政明監督がゲスト監督としてエピソードに参加! 今回は参加に至った経緯や担当した第80話「フードチェ-ン」の見所など、色々インタビューしてきたぞ!!

●『アドベンチャー・タイム』は違和感なく、入りやすい!

──作品に参加することになった経緯を教えてください
湯浅監督:プロダクションI.Gで『Kick-Heart』を作る時、クラウドファンディング(インターネットで幅広く出資を募ること)をやりまして。アメリカの「Kickstarter」というサイトを使ったんですが、出資してくれた人の中に『アドベンチャー・タイム』のスタッフがいたんです。『アドベンチャー・タイム』は過去にもゲスト監督が参加したことがあって、そのスタッフの方に「ユアサでも一本やれないか聞いてくれないか」とお願いしたら、「アリじゃないか」という返事をもらった。僕も「こんないい絵でやれるなら面白そうだな」と向こうへ行ったら、早速「どんな話がやりたいんだ?」という話になって、そのままやることになりましたね(笑)。

──日本のアニメとの違いは感じられましたか?
湯浅監督:『アドベンチャー・タイム』に関しては、内容的にもあまり違和感はなかったですね。昔『クレヨンしんちゃん』を作っていたときの、皆で自由にやっているような感じがあって、入りかたとしては割と自然に入れました。これはアメリカのカートゥーン全てということではなく、『アドベンチャー・タイム』が特別な感じなのかもしれません。

──作品に参加するにあたって、やってみたかったことはありますか?
湯浅監督:今回の作品に参加する際、そのための会社を作ったんですよ。その仲間がフラッシュアニメーターで、かなり作画に近い感じに見せる技術があったんです。だからまずフラッシュで全部作るということと、あとは少数精鋭で作るということをやろうと思ってました。日本のアニメで何が大変かというと、物量というか大人数でわっと作るシステムなんですよね。今回は2人のフラッシュアニメーターに1人の背景で、ほぼ3人で絵作りが完結する感じだったんです。たくさんの人で作るといろいろな出来のものがあるので、それを揃えていく作業で終わってしまう。でも少数だと各人がしっかりしていれば、特に大きなチェックもなくて、僕の作業は非常に楽でしたね。しかも楽でありながら、思った感じのものが割とストレートにできて、よかったかなと思いました。

──演出する上で、気をつけた点はありますか?
湯浅監督:僕も最初はファミリーアニメみたいなのをやっていたので、そういう分かりやすい感じを考えていたんですが、『アドベンチャー・タイム』は結構シュールなネタやちょっと大人なテーマも入ってくるので、その辺は盛り込みつつ、絵的には分かりやすくしようと思いましたね。

──カートゥーンに対する印象は何か変わりましたか?
湯浅監督:僕の小さい頃、カートゥーン ネットワーク以前の『トムとジェリー』とか夕方にやってまして、何度も観られる作りが面白いなぁと思ってました。その後、色々な作品があったわけですが、どこかアメリカ独特の寄せ付けない感じがあって、あまり観てなかったんですね。でも『アドベンチャー・タイム』は全くそういうところがなくて、入りやすいと思いました。

──担当されたエピソード「フードチェーン」で、注目して欲しいポイントはありますか?
湯浅監督:最後に歌を歌ったりしますので、そのあたりですかね。技術的には、全部フラッシュで作っているんですが、こういうフラッシュの使いかたは日本では珍しいかもしれません。あとゲスト監督ということで、東洋的な雰囲気もちょっと入れてみました。オープニングも少し変わってますので、ぜひ観てもらえたらと思います。

──今後、どのような作品を手がけていきたいですか?
湯浅監督:さらに皆に愛される(笑)ファミリー向けの作品を作っていきたいと思っています。ジ○リみたいな感じといいますか(笑)できあがったものがどう思われるか分かりませんが、僕が今、最大限に考えられる「ファミリーに観てもらいたいもの」を目指して作ってます。しばらくはそれを続けていこうと思ってますね。

──ファンにひとことお願いします
湯浅監督:『アドベンチャー・タイム』はノリがよくて会話も気持ちいい、面白い作品です。この作品が日本で定番になってくれると、僕も日本で仕事がしやすいので(笑)ぜひ、さらにたくさんの方に観ていただければいいなぁと思っています。

【放送情報】
Newエピ記念!アドベンチャー・タイムSP
1月3日(土) 21:00 ~ 25:00
 ⇒日本初放送の湯浅政明 監督エピソード含む、おすすめエピソード一挙放送

アドベンチャー・タイム Newエピソード
1月4日(日) スタート  毎週土曜・日曜 21:00~22:00
 原題:Adventure Time/2012年 ~アメリカ制作

>>カートゥーン ネットワーク公式サイト

TM & (c) 2014 Cartoon Network.
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