久保田さんと小林さんが終始ボケまくり！？　『鎧武外伝　仮面ライダー斬月/バロン』上映イベントレポート！

脚本に虚淵玄さんを起用し大きな話題となった『仮面ライダー鎧武』。昨年TVシリーズの放送を終えた今、今度はVシネマ作品『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/バロン』として再び復活する。今回はこの作品の上映イベントを取材！　舞台挨拶には斬月編から久保田悠来さん（呉島貴虎役）、岩田さゆりさん（朱月藤果役）、高杉真宙さん（呉島光実役）、佃井皆美さん（湊耀子役）、バロン編からは、小林豊さん（駆紋戒斗役）、松田岳さん（ザック役）、百瀬朔さん（ペコ役）、そして金田治監督が登壇しトークを繰り広げた。

イベントの模様をお届けしていきます！

■久保田さんの濃い顔が面白くて……

まずは4月22日に発売される『鎧武外伝　仮面ライダー斬月/バロン』が上映された。今回のイベントは熱心なファンも数多く参加しており、『斬月編』の上映では歓声が、『バロン編』では笑い声などのリアクションが起こっていた。ここでは詳しい内容を語る事はできないので、気になる本編は是非Blu-ray・DVDで確認してほしい。

上映が終わり、興奮冷めやらぬ会場にキャストである久保田悠来さん（呉島貴虎役）、岩田さゆりさん（朱月藤果役）、高杉真宙さん（呉島光実役）、小林豊さん（駆紋戒斗役）、松田岳さん（ザック役）、百瀬朔さん（ペコ役）、佃井皆美さん（湊耀子役）、金田治監督が登場。最初の挨拶を任された久保田さんは「僕から始まる挨拶というのも新鮮だなと思います」と話した。小林さんは今回、駆紋戒斗とシャプールという二役を演じたということで、2つの声を使い分けての挨拶を披露し会場からは大歓声が起こっていた。

▲久保田悠来さん（呉島貴虎役）

▲高杉真宙さん（呉島光実役）

▲松田岳さん（ザック役）

まず司会者から、今回の企画が決まった時の感想を聞かれた久保田さんは「この鎧武という作品が広まっていけば良いなと思っていたので、飛び跳ねて、天井に頭をぶつけて喜びました。今でもそのコブは残っています」と冗談を交えながら喜びを語った。

続いて脚本を読んだ時の感想も聞かれ「一番は女性（朱月藤果と）と絡むシーンがあるということで喜びを感じました。その為に役者を志していたところがあるので」とこれまた冗談交じりに語ったところ、小林さんから「主任！　今までも女性はいましたけど……」と佃井さんを見ながら話を降ったのだが、久保田さんは佃井さんに「え！　いました？」とコメント。佃井さんは「酷い！　いましたよ！」と返し、会場は笑いに包まれた。

そんな大盛り上がりの中、今回の出演について話をふられた岩田さんは「一年間シリーズを続けられてて、出来上がっていた現場だったのでちょっと入り込めないのかなと思っていたんですけど、皆さん気さくでとても楽しい現場でした」とコメント。元々、お互いに知り合いだったという久保田さんとの撮影についての質問には「壇上のこの距離でも濃い顔なのに、顔が近くて笑いが止まりませんでした」と話され、会場は爆笑。監督からも撮影が大変だったという事が明かされ、岩田さんの笑いが収まるのを待つ場面もあったという。その後、久保田さんは「この話は僕の顔が面白いって事じゃなくて、元々知り合いだったから面白いって事ですからね」と話したところ、岩田さんから改めて「いや、顔が面白かったです」とツッコミが入るなど、仲の良い様子が伺えた。

その大盛り上がりの様子を隣で見ていた高杉さんは「もう客席で見ていたいです」と笑いながら話していた。撮影現場については「岩田さんに人見知りをしていたので、もう少し話たかったですね」と振り返った。

唯一、両作品に登場して華麗なアクションを披露した佃井さんは、撮影を振り返り「今回テーブルを使ったアクションがあったんですけど、スカートがめくれちゃって何回も撮り直して……」と話した瞬間、「えぇっ！」と過剰に反応したのは久保田さん。そんな佃井さんの迫力のアクションシーンも見所の一つとなっている。

小林さんは本作で一人二役を演じ切ったということで、役作りの苦労が質問されたのだが、先程までのハイテンションから急に真面目なトーンで「そうですね。たとえ片方が一年間演じてきた役だとは言っても役作りは大変でした。そして、もう片方の役作りの為に26年間過ごしてきました」と話し、笑いを誘う一幕もあった。

小林さんが演じたシャプールという人物は、かなり普段の小林さんの雰囲気に近かったようで、松田さんと百瀬さんは「シャプールが急に踊りだして驚く」というシーンがあったのだが、普段の小林さんとあまり変わらなかった為、驚くのに苦労したと語っていた。

監督からは小林さんの演技について話され「戒斗の時は必ずNGが出るんだけど、シャプールは一発OKだった」と明かされ会場は笑いに包まれた。

今回、バロン編の主題歌を小林さんが歌われたということで「歌詞も戒斗の生き様を謳ったような歌になっています」と楽曲についてもコメントを残した。そして志田友美さん（高司舞役）が歌った斬月編の主題歌と共に、Blu-rayとDVD の発売日と同じ4月22日にCDの発売も決定しているということで、コチラも見逃せない商品となっている。

ここで、今回会場に来れなかった葛葉紘汰役の佐野岳さんと、戦極凌馬役の青木玄徳さんからのビデオメッセージが公開され、会場からは大歓声が上がる。青木さんからは「戦極凌馬、最悪ですね！　でもあまり嫌いにならないで下さいね！」と話し、佐野さんからは「皆様の声援がある限り鎧武外伝も続くと思います！」と期待を込めたコメントが送られた。このコメントを受けて小林さんは「今回『鎧武外伝』ということで僕達が主役というお話を頂いたんですけど、あくまで鎧武の世界観を届けたいという気持ちは変わりませんでした」と話していた。

最後は代表して金田監督、久保田さん、小林さんの三人からからコメントが送られた。金田監督は「TVシリーズは終わりましたが、こうしてVシネマとして帰ってきました。次回作も皆さんの力で実現できると思います！」と力強くコメント。久保田さんは「またいつかフルーツある限り、この胸のハンカチーフが緑な内は続けられると思いますので、皆様よろしくお願いします」と最後までファンに笑いを届けた。小林さんは「皆さん鎧武を好きになってくれて本当に有難うございます！　そしてこれからもよろしくお願いします！」と話し、最後は紘汰のセリフを借りた小林さんが「ここからも鎧武のステージだ！」と叫びイベントは幕を閉じた。

■Vシネマ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月／仮面ライダーバロン』
2015年4月22日（水）DVD＆Blu-ray発売

▲BD版ジャケット

●DVDレンタル
映像特典（予定）：メイキング、ＰＲ集、データファイル

●DVD＆Blu-rayセル
・通常版
【DVD】価格：4,500円＋税　　
映像特典（予定）：メイキング、ＰＲ集、データファイル
DSTD03801／COLOR／本編63分／片面1層（予定）／1.主音声：ステレオ／16：9LB

【Blu-ray】価格：5,500円＋税　
映像特典（予定）：メイキング、イベント、ＰＲ集、データファイル
オーディオ･コメンタリー：小林豊／久保田悠来／青木玄徳／金田治監督
BSTD03801／COLOR／本編63分／1層（予定）／1.リニアPCM（ステレオ）2.リニアPCM（コメンタリー：ステレオ）／16：9【1080p Hi-Def】

・ロックシード版（初回生産限定品）

【DVD】価格：7,000円＋税　　
映像特典（予定）：メイキング、ＰＲ集、データファイル
封入特典：DX禁断のリンゴロックシード、スペシャルライナーカード
DSTD03802／COLOR／本編60分（予定）／片面1層（予定）／1.主音声：ステレオ／16：9LB

【Blu-ray】価格：8,000円＋税　
映像特典（予定）：メイキング、イベント、ＰＲ集、データファイル
封入特典：DX禁断のリンゴロックシード、スペシャルライナーカード
オーディオ･コメンタリー：小林豊／久保田悠来／金田治監督（予定）
BSTD03802／COLOR／本編60分（予定）／1層（予定）／1.リニアPCM（ステレオ）　2.リニアPCM（コメンタリー：ステレオ）／16：9【1080p Hi-Def】




【ストーリー】
＜仮面ライダー斬月＞　
貴虎が心を許す存在が登場！
ヘルヘイムの侵略から人類を救うため「プロジェクトアーク」の実行に覚悟を決めた呉島貴虎。だが「こんなやり方で良いのかよ」という紘汰の言葉に迷いを拭い去れないでいた。
一方、ユグドラシルでは、クラックを操る謎のアーマードライダーが出現し、黒影トルーパーが次々に襲撃される事件が発生。貴虎はシドと共に捜査にあたることになる。
そんな時、呉島邸で父・呉島天樹（あまぎ）の世話をしていた朱月藤果（あかつきとうか）が貴虎の前にあらわれる。藤果は少年時代の貴虎の世話役であり、貴虎にとって唯一孤独から解放してくれる存在であった。互いに成長し、久々の再会の喜びたいところであったが、彼女の目的は父・天樹の死を知らせることであった…。そして父の死を悼む間もなく、シドが襲撃されたという知らせが入る…。やがて襲撃犯の影は貴虎にも迫ってくる――。

【キャスト】
＜仮面ライダー斬月＞
久保田悠来／岩田さゆり／高杉真宙／青木玄徳／佃井皆美／波岡一喜／佐野 岳／寺田 農

＜仮面ライダーバロン＞
小林 豊／河相我聞／志田友美／松田 岳／百瀬 朔／松田 凌／青木玄徳／佃井皆美／吉田メタル／佐野 岳

【スタッフ】
原作：石ノ森章太郎　
脚本：鋼屋ジン（ニトロプラス）「仮面ライダー斬月」／毛利亘宏「仮面ライダーバロン」
音楽：山下康介　
挿入歌：駆紋戒斗（C.V.小林豊）「Unperfected World」高司 舞（C.V.志田友美）「Lights of my wish」
アクション監督：竹田道弘（ジャパンアクションエンタープライズ）　
監督：金田 治（ジャパンアクションエンタープライズ）

>>Vシネマ『鎧武外伝』公式サイト