声優
『Xカンパニー』平川さん・名塚さん・井上さんからコメントが到着

海外ドラマ『Xカンパニー』で日本語吹替えを担当! 平川大輔さん・名塚佳織さん・井上和彦さんをアフレコ後インタビュー!

海外ドラマ『Xカンパニー』で日本語吹き替えを担当した、声優の平川大輔さん・名塚佳織さん・井上和彦さんの3名をアフレコ後に直撃! ドラマ『Xカンパニー』の見どころやアフレコ現場の様子をインタビューで語って頂きました。

本作は、実在のスパイ養成学校"キャンプX"に着想を得て制作され終戦70年にあわせ、キャンプXの存在を風化させないために作られたテレビシリーズです。特殊訓練を受け、高いスパイ技術を身に付けた若きスパイたちの命を懸けた戦いを描くスパイ・ミステリーとなっています。

2015年2月にカナダCBCで放送され、大きく反響を呼んだ本作はカナダで早くも2016年冬にシーズン2のスタートが決定! 数々の賞に輝いたテレビシリーズ「フラッシュポイント-特殊機動隊SRU-」を手掛けたマーク・エリスとステファニー・モーゲンスターン夫妻が製作総指揮を務めていることでも注目されています。

そんな注目作品が、ミステリードラマを放送する専門チャンネル「AXNミステリー」の終戦70周年特集にて、ついに日本初放送決定! 日本語吹替えでは、アルフレッド・グレイヴスの声を平川大輔さん、オーロラ・ラフトの声を名塚佳織さん、ダンカン・シンクレアの声を井上和彦さんら豪華声優が魅力的な登場人物たちを演じます。8月9日(日)17:00から全8話が一挙放送されますので、インタビュー記事と一緒に、この機会にぜひチェックしてみてください。


■できるだけ画面上の俳優さんと呼吸を合わせられるようにとアフレコに挑みました!

【アルフレッド・グレイヴス】キャスト:ジャック・ラスキー(声:平川大輔)
 優しい心と、並外れた知性を持つ。彼はひとつの感覚が別の感覚を引き起こす“共感覚”の持ち主。(例えば、音に色がついて見えるなど)。この共感覚により完璧な記憶力を有し、あらゆる瞬間が脳裏から一生涯離れることはない。この記憶力はスパイ活動において貴重な能力となるが、万が一、彼が敵の手に渡れば、その記憶力は最も危険な弱点になる。

──初めて『Xカンパニー』のアフレコ収録する現場へ行ったときの印象は?

平川大輔さん(以下、平川):初回の収録は、いつでもどんな作品でも、すごく緊張します。『Xカンパニー』もそうでした。初めてご一緒させていただく方も、よくご一緒させていただいている方もいらっしゃる現場ですが、すごくドキドキしながらスタジオ入りした事を覚えてます。

──『Xカンパニー』では、並外れた知性と、“共感覚”による完璧な記憶力を持っているという、難しい役どころですね。演じてみていかがでしたか?キャラクターについての印象や、重要視したこと、難しかったことなど、教えてください。

平川:特殊な能力を持っている故なのか、とても繊細な部分のある人、そしてその部分を持ったままスパイとして「成長」していく人という印象があります。常人とは少し違う目線で物を見、生きているというイメージが出せたらと思いながら挑んだつもりです。また、記憶していくシーンはとても手ごわかったですね(苦笑)。

──『Xカンパニー』の魅力は、どんなところだと思われますか?

平川:戦争という悲劇の中、敵も味方も各々が心に傷を負い、何かを背負いながら戦っているドラマだというところではないでしょうか

──オーランド・ブルーム、チャン・グンソク、テレンス・イン、ジェームズ・マカヴォイ(ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜)など、様々な国のイケメン俳優たちの吹替をされていますが、ドラマや映画を吹替するにあたって、気を使われていることはありますか?また、印象に残っているキャラクターはいますか?

平川:アニメと異なり吹替の場合は対象が生きて呼吸をしているので、できるだけ画面上の俳優さんと呼吸を合わせられるようにと心掛けているつもりです。

──『Xカンパニー』の視聴者にメッセージをお願いいたします

平川:全8話一挙放送ということで、たっぷり「Xカンパニー」の世界に浸っていただけるのではないかと思います。是非たくさんの方にご覧いただきたいと思います。よろしくお願いします。



■3カ国語を流暢に話すところは、とにかく何度も聞いて本番に臨みました!

【オーロラ・ラフト】キャスト:エヴリーヌ・ブロシュ(声:名塚佳織)
 ドイツ系ユダヤ人の父と、フランス系カナダ人の母を持ち、3カ国語を流暢に話すことができる。意志が強く野心的、妥協を許さず負けず嫌い。その語学力と経験、どんな環境にも馴染める能力は、キャンプXでも期待の存在。後に、チームのリーダーとなる彼女は、自分自身とチームのために、強く、賢明に、そして揺るぎない存在となるために戦い続ける。

──舞台女優としても活躍されている名塚さんですが、舞台のお仕事と声優のお仕事で違う点は?
名塚佳織さん(以下、名塚):舞台は決められた尺はなく、ほぼ自分自身でそこに存在し、体全体を使って行いますが、声優は担当する役者さんに呼吸を合わせ、最終的に声のみで全てを表現する仕事だと思います。もちろん、その声に表現をのせるためには体の内側から理解しないとできないと思うので、根本は同じだと思うのですが、最終的な形に少し違いがある気がします。

──初めて『Xカンパニー』のアフレコ収録する現場へ行ったときの印象は?
名塚:緊張しました。吹替の現場は経験が少ない上に、やらせて頂いた役がチームリーダーだったので…。役としては、みんなを引っ張って行かなくてはならなかったのに、ついて行くのに必死になってしまいました

──『Xカンパニー』では、紅一点ながらも、後にチームリーダーとなるとても強い女性でした。キャラクターの印象や、重要視したことを教えてください。 また、3カ国語を流暢に話すというところで、難しいところはありましたか?
名塚:1話2話は力が入り過ぎてしまい、思うようにやれなかったと反省しているのですが、3話目からはとにかくオーロラの呼吸に自分の呼吸を合わせること、そして彼女の目線や顔の角度、表情も同じようにしながら話すように心がけました。そうしていく内に、自然と彼女の芯の強さと優しさ、その中にある不安な気持ちが理解出来てきた気がします。更に、周りの声もよく聞こえるようになりました。ドイツ語は難しかったです。とにかく何度も聞いて本番に臨みましたが…わかる方が聞いたら下手くそ!と思うと思います…。すみません。

──『Xカンパニー』の魅力は、どんなところだと思われますか?
名塚:たくさんの事を考えさせてくれる作品だと思います。一つの立場からではなく、色々な角度からこの歴史的な問題を見ることで、本当の怖さとは何なのかが見えてくる気がします。

──『Xカンパニー』の視聴者にメッセージをお願いいたします。
名塚:戦争は、怖いし触れたくない気持ちもあるかもしれませんが、二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、たくさんの方に知って考えて頂きたいと心から思います。胸が張り裂ける思いで、心を込めて作りました。是非、一度ご覧いただけましたら幸いです。


■『Xカンパニー』を観ていろいろなことを感じて欲しいと思います

【ダンカン・シンクレア】キャスト:ヒュー・ディロン(声:井上和彦)
 第一次大戦で戦い、2人の息子も兵士で、1人は戦死、もう1人は行方不明になっている。自ら才能ある若者を採用し、エリート講師からスパイ技術や格闘技の特訓を受けさせる。採用した1人1人とは強い絆で結ばれている。明晰な頭脳の持ち主で、常にキャンプXで絶え間なく働いている。オーロラと彼女のチームの任務を指揮し、情報を与え、必要な物資を送り、チームに亀裂が入りそうな時は、その団結を固めにかかる。

──『Xカンパニー』では、チームをまとめる指揮官という重要あるポジションでありながら、息子を戦争で亡くしているという複雑な役どころでした。演じてみていかがでしたか? キャラクターについての印象や、重要視したこと、難しかったことなど、教えてください。
井上和彦さん(以下、井上):表面的には厳しいシンクレアですが、芯に優しさがある役だと思いました。チームと一緒に行動はしていませんが、彼のみんなを思う心が印象的でした。

──『Xカンパニー』の魅力は、どんなところだと思われますか?
井上:どちらがいいとか悪いとかそういうことではなく、戦争というものは本当に悪い。その中で振り回される人たちの辛さがこの作品の厚みであり魅力だと思います。

──本当に様々な役を演じておられますが、アニメや映画・ドラマの吹替で、大きな違いはありますか?
井上:一本一本の作品によっての違いはありますが、アニメ映画というくくりでは大きな違いはありませんね。

──『LOST(ジャック)』『ハンニバル(レクター)』『ミス・マープル(マシュー・マクファディン)』、今回の『Xカンパニー』と、作品において重要な、印象的な役どころを演じておられますが、印象に残っているキャラクターはありますか? 
井上:『LOST』は6年という長い期間やっていたので印象深く作品も大好きでした。

──『ハンニバル』のレクターを演じた感想を、教えてください。
井上:『ハンニバル』はレクターという難しい役どころでやりがいがあります。これからが楽しみですね。

──『Xカンパニー』の視聴者にメッセージをお願いいたします
井上:いつの時代でも戦争はよくない。『Xカンパニー』を観ていろいろなことを感じて欲しいと思います。平和の大切さを考えたいですね。


■「Xカンパニー 戦火のスパイたち」
放送日:8/9(日)17:00~01:00全8話一挙放送
※8/10(月)から字幕版をAXNミステリーPLUSで見逃し配信!

制作:2015年 カナダ
二カ国語(原語:英語)
尺:各話約45分×全8話
原題:X COMPANY
製作総指揮:マーク・エリス、ステファニー・モーゲンスターン、ほか
監督:デヴィッド・フレイジー、ほか
出演:ジャック・ラスキー(アルフレッド・グレイヴス)、エヴリーヌ・ブロシュ(オーロラ・ラフト)、ダスティン・ミリガン(トム・カミングス)、ウォーレン・ブラウン(ニール・マッカイ)、コナー・プライス(ハリー・ジェームス)、ヒュー・ディロン(ダンカン・シンクレア)、ほか

●舞台は、第2次世界大戦時。カナダに実在したスパイ養成所“キャンプX”をベースに、極秘任務に命をかける若きスパイたちをスリリングに描く衝撃作!
 第2次世界大戦時、カナダ・オンタリオ湖畔に実在した連合国の極秘スパイ養成所“キャンプX”。妨害工作や、ゲリラ活動、多岐に亘る兵器の使い方、モールス信号などを極秘に訓練し、“ヒドラ”と呼ばれる高度な通信システムを備えていた養成所には、「007」シリーズの作者イアン・フレミングや、「チャーリーとチョコレート工場」の作者ロアルド・ダールが研究生として在籍し、彼らの作品に多大な影響を与えている。

<ストーリー>
第1話「悲しきレジスタンス」
 1942年、第2次世界大戦下、ナチス・ドイツに占領されたフランス・ヴィルマリーで、若きスパイ5人が初の任務に就いていた。スパイ養成所「キャンプX」で訓練を受けたメンバーは、リーダーのルネ、ハリー、トム、ニール、そして、紅一点のオーロラ。キャンプXのトップであるシンクレアは、特別な送受信機を技術者のハリーに携帯させ、モールス信号でメンバーとやり取りしていた。ナチス・ドイツ親衛隊少佐のリクターが、レジスタンスへの制裁としてヴィルマリーの全町民を虐殺する計画を知ったメンバーは、シンクレアの許可を得て、リクターとその小隊を抹殺する計画を実行に移すことに。

<AXNミステリーPLUS放送時間>
15/08/09(日)17:00 第1話「悲しきレジスタンス」
15/08/09(日)18:00 第2話「試練」
15/08/09(日)19:00 第3話「死の接吻」
15/08/09(日)20:00 第4話「歌姫の涙」
15/08/09(日)21:00 第5話「駆け引き」
15/08/09(日)22:00 第6話
15/08/09(日)23:00 第7話
15/08/09(日)24:00 第8話

<AXNミステリー>
 AXNミステリーはヨーロッパを中心とした世界の上質なミステリードラマを放送する専門チャンネル。スカパー!やJ:COM、ひかりTVなどでご覧いただけます。

>>「Xカンパニー 戦火のスパイたち」AXNミステリーPLUS番組サイト

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