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まどマギ、サイコパス手掛ける虚淵玄さんが挑む新境地

日本で知られていないのが悔しい!『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』虚淵玄さんに聞く「布袋劇の魅力とは?」

 2016年7月より、TOKYO MXほかにて放送中の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』(以下、サンファン)。台湾の文化「布袋劇」をもとに、『魔法少女まどか☆マギカ』(まどマギ)や『PSYCHO-PASS サイコパス』のシナリオを手掛けた、ニトロプラス・虚淵玄さん(原案・脚本・総監修)が手掛ける人形劇となっています。

 今回は『サンファン』を制作しようと思ったきっかけや、台湾の伝統芸能「布袋劇」について、虚淵玄さんにインタビューを行いました。虚淵さんの物作りの原動力とはいったい!?


■ 虚淵玄さんと台湾の伝統芸能「布袋劇」との出会い

――虚淵さんが布袋劇と出会ったときのことをお聞かせください。

虚淵玄さん(以下、虚淵):数年前に台湾のイベントで『Fate/Zero』の小説出版サイン会に招待されたんです。僕はそのときが初めての台湾でした。そしてイベントの当日、サイン会が始まるまでに時間があったので、少しだけ観光に連れて行ってもらったんです。会場を出てすぐの別の展示会場でたまたま布袋劇の老舗「霹靂社」さんが博覧会をやっていたんです。


――『サンファン』でタッグを組んでいる企業ですね。

虚淵:そうです。そこで通りすがりみたいな感じで立ち寄って覗いてみたら、京劇だかカンフーだか、なんだかよくわからない伝統芸のイベントをやっていたんです。広い会場には霹靂社さんがいままでに作ってきた作品が上映されていたり、歴代の人形がずらりと並んでいました。それらの展示物を見た瞬間、度肝を抜かれました。

――見ただけで度肝を?

虚淵:ええ。正直、あのときはショックでしたね。「アナログでここまでの活劇をやるのか!?」と思いました。それと同時に、「こんなすさまじいコンテンツがあるのに、なぜ日本で知られていないんだ。日本に持って帰ってみんなに教えないとまずいぞ」と、驚きと悔しさが込み上げてきました。


――そうとうなショックだったのですね。

虚淵:実は10年前にも、霹靂布袋劇は一度日本に来ていたんです。僕はそのときは見る機会がなくて、後々になって見返したのですが、当時の布袋劇からすさまじい進化を遂げていることがわかりました。日本で勝負できるコンテンツになっているんです。


――どういった部分に感銘を受けましたか?

虚淵:アクションの激しさだけでなく、伝統芸能にこだわらないフットワークの軽さです。台湾で見た博覧会では、歴代の主人公がずらっと並んでいたのですが、衣装が伝統的な中国服から、無国籍なハイファンタジーの方向にどんどん舵を切っていってました。また、人形の顔も一定ではなくて、年々バージョンアップをしていました。

そして実際に映像を見てみると、なんのためらいもなくCG合成やVFXを取り入れています。伝統芸能でありながら、エンターテイメントを追求しているというわけです。「進化に対する恐れのなさ」が、かなり感銘を受けました。


――台湾での霹靂布袋劇の知名度はどれくらいなのでしょうか?

虚淵:老若男女、本当に誰もが知るコンテンツです。どれくらいすごいかと言うと、「テレビ布袋劇の上映中は経済が止まる」と言われるほどです(笑)。視聴率97%を記録したこともあるそうですから、それは経済もストップしますよね。


■ 虚淵玄さんと霹靂社との運命的な出会い

――いざ布袋劇で作品を作ろうとしたとき、霹靂社にどのように持ちかけたのでしょうか?

虚淵:実はこちらからコンタクトを考えていたときに、あちらからもコンタクトをいただいたんです。というのも、先ほど申しました霹靂社さんの博覧会のお土産コーナーで、僕はDVDボックスを買ったんです。それを持って自分のサイン会に行ったんですね。そうしたらサイン会の様子を地元の新聞にDVDボックスを持って「布袋劇サイコー!」とか言いながらはしゃいでる僕の姿が掲載されちゃったんです。記事には「虚淵は布袋劇がお気に入り」とか書いてありました(笑)。


――『Fata/Zero』のサイン会に行ったのに(笑)。

虚淵:そうしたら新聞を見た霹靂社さんが、「ご興味があるのでしたら組みませんか?」と連絡をくださったんです。こっちが向こうに見せるために企画書を書いているときに、むこうから連絡をもらえたのでビックリでした。運命の出会いですね。


――台湾の伝統芸能は、日本の伝統芸能と違う点はありますか?

虚淵:日本の伝統芸能に置き換えてみると、歌舞伎かなにかの世界だと思うんです。そんな歌舞伎を、海外のアメコミ作家が「感動したので私もなにか作りたい」とか言ってきても、簡単には許してくれないですよね?(笑)


――それはそうですね!

虚淵:それを僕がやらせてもらっているんです。伝統芸能なのに、許容してくれちゃう懐の深さ。そこが素晴らしいと思います。


■ 日本だけのオリジナル作品を作ろうとした理由は?

――霹靂社とタッグを組んで「布袋劇」の仕事をすることになったとき、現地の作品に字幕をつける手段もあったと思いますが、今回は『サンファン』は新作です。なぜ新しい作品を作ろうと思ったのでしょうか?

虚淵:その通りですね。当初はライセンスを取って日本語字幕をつけて放送することも考えました。ですが霹靂布袋劇を見たらわかるのですが、僕が買ったDVDボックスの第一話を見ると、あきらかに前のシリーズの続きみたいで、どうやら前シリーズのラスボスみたいなのと戦っているところから始まるんです(笑)。

一同:(笑)

虚淵:しかもオープニング映像で、主人公らしい人物が、異次元のような世界のなかで両肩を鎖に繋がれながらギリギリ歯車を押してるんです……。そんなのを見せられたら、誰でも「いったいなにがあったんだ!?」って思うじゃないですか? 調べてみると、主人公の彼は宇宙のどこかに囚われの身になっていて、彼の化身が現実世界に来てラスボスと戦っているらしいんです。

こんな設定はややこしすぎて説明できません(笑)。台湾で30年間ずっとヒーローの活躍を描き続けている作品なので、いきなり途中から日本語字幕をつけても、日本人に受け入れてもらうのは難しい。ということで、現地のコンテンツを翻訳するのは諦めて、オリジナルを作ることにしました。


――なるほど。30年分のダイジェストを作るわけにもいかなそうですね。

虚淵:あちらの霹靂布袋劇は、日本に例えると「週刊漫画誌」のような感じで浸透しているんです。毎週コンビニに行くと、70~90分の新作が数百円でリリースされています。そういうスタイルでリリースしている作品なので、仮に字幕をつけて日本に持ってきたとしても、70~90分の作品を流す放送局がありません。お客さんにどうやって説明して、どうやって見てもらおうか、悩みに悩みました。

そして出た結論は、本家の伝統作品を広めるのではなく、まずは日本人向けの新作を作って「布袋劇」というジャンルを知ってもらおうと思いました。そして始まったのが、今回の『サンファン』の企画です。


――霹靂社との制作は、スムーズに進みましたか?

虚淵:僕は「日本向けの布袋劇」という作品を作るだけでは終わらせたくなかったんです。あちらの物語の「入り口になるような作品を作りたい」と伝えました。なので本家としては古臭く感じるような演出を、あえて使ってもらいました。台湾からすればクラシックな作品でも、日本で見たら新しいですからね。


――霹靂社からの提案はありましたか?

虚淵:最近の霹靂社さんは人形も使いつつ、CGの比重がとても増えているんです。なので初めは「CGをたくさん使わないか?」と提案されました。ですが、日本はCG作品の方が見慣れています。人形のほうが興味を引くはずなので、日本では人形劇をメインにしたいと伝えました。


■ 本家の霹靂布袋劇に限りなく雰囲気を近づけた作品

――本家の霹靂布袋劇と『サンファン』は、どれくらい異なっていますか?

虚淵:かなり本家の霹靂布袋劇に近づけていますが、各キャラクターに声優を立てているところが異なります。本家の霹靂布袋劇はひとりの口白師が声色を使い分けて物語を進めていくんです。これはひとつの芸です。でも、それをやってしまうと、台湾語がわかる人じゃないと美しさを理解できません。これでは間口の広いエンターテイメントとは言えなくなってしまう。そこで『サンファン』は声優を起用することにしました。日本の声優は日本の「芸」と言っても過言ではありませんからね。

やむを得ずに変えたのは、そのくらいです。あとは布袋劇のさまざまな要素を拾っています。『サンファン』を見た人がいつか本家の霹靂布袋劇を見たとき、「あ、これは見たことがある」と思ってもらいたかったからです。


――『サンファン』で台湾語が出てくるところがあります。あの演出の意図は?

虚淵:キャラクターが登場するときの歌ですね。あれは本家の霹靂布袋劇に使われている演出で、歌でキャラクターを説明しているんです。そうですねぇ、日本のアニメで言うところの「キャラソン」みたいな感じです(笑)。


――あれはキャラソンだったのですか!

虚淵:台湾語の言葉のリズムを見てほしかったから、あえて台湾語にしました。でも、音声だけだと見ている方が面食らうと思って、本家にはない「台湾語の歌詞表示」をしました。こうすることにより、「あぁ、ここはこういう演出なんだな」とわかってもらえます。


――『サンファン』は派手なCGやVFXが見どころのヒトツだと思うのですが、あの演出は本家と同じでしょうか?

虚淵:はい。CGとVFXは本家もやっています。霹靂布袋劇のキャラは、ビームを撃ってファンネルを飛ばして初めて一人前なんです(笑)。あとは第二話でテレポートしたキャラクターを登場させましたが、特定のキャラの特定の技として描きました。ですが本家の霹靂布袋劇だと、全員がテレポートできます。


――え? 全員テレポートできちゃうのですか?(笑)

虚淵:そうなんですよ。場面転換でトコトコ歩いて出てこないんです。みんな問答無用でテレポートして現れます。それは霹靂布袋劇の様式美として成り立っているけど、日本人が見たらビックリします。だから『サンファン』は特定のキャラの技ということにしました。


■ 日本で布袋劇が流行るのかは今後の課題!?

――キャラクターのデザインは、どのように進めたのでしょうか?

虚淵:キャラデザはニトロプラス社内で、コンペ形式で行いました。まずキャラ表だけ作って、社内の人間に好きなキャラを描いてもらったんです。


――それを元に、霹靂社が人形を制作したのですね。

虚淵:そうなのですが、布袋劇は造形がすごく独特なので、構造上にアレンジをする必要がありました。例えば「肩がない」とか「足元はなるべく布で覆う必要がある」とか。あとは基本的に、こちらが起こしたデザインのまま作っていただきました。例えば「丹翡(タンヒ)」ですが、霹靂社さんからは「こんな顔の人形は初めて作る」と言われました。丹翡は眼が丸い日本のアニメっぽい顔なので、霹靂社さんにとっては新たな挑戦だったようです。


――『サンファン』の世界は、本国の霹靂布袋劇の世界の一部なのでしょうか? それともまったく違う世界のお話なのでしょうか?

虚淵:まったく別の世界として作りましたが、そのへんは非常にゆるい世界なので、「もしかしたらあの世界の裏側なのかな?」と思ってもらってもかまいません(笑)。


――ということは、今後はクロスオーバーがあったり?

虚淵:もし、そんなことをしてもらえるのなら、これ以上嬉しいお話はありませんね!


――『サンファン』のお仕事は、これから先、どれくらい続けたいですか?

虚淵:いままで僕は「作るべきもの」や「作る期間」が決まっている仕事をいただいてやってきましたが、今回の『サンファン』はなるべく畳まないでいつでも作れるストーリーとキャラクターにしました。なので、できることならば今後もずっと続けていきたいですね。


――日本に布袋劇が根付いたら嬉しいですね!

虚淵:それは僕の夢でもあります。台湾では「布袋劇」というすばらしい作品が、毎週90分も作られているんです。台湾のなかだけでしか楽しめないなんてもったいない。ぜひ日本もそうですが、他のアジア圏にも出て行ってほしい。『サンファン』がそのきっかけになってくれたら嬉しいです。


■ まるでサーカス団のような壮絶な撮影現場

――虚淵さんは撮影現場も見学されたそうですが、霹靂社のスタジオはどのような雰囲気でしたか?

虚淵:霹靂社さんには制作チームがいくつもあって、制作チームごとにスタジオを使うので、スタジオは昼夜問わずいつも使用されているようでした。


――撮影風景をご覧になった感想はいかがでしたか?

虚淵:2回ほどおじゃましたのですが、「すさまじい」のひとことでした。スタジオには複数カメラを据えていますが、ひとつのカットを撮るために何度も同じ人形演技を行っているんです。それなのに、仕事が早いので次々と撮っていくんです。撮影そのものが、まさに曲芸って感じでした。


――それだけ撮影が早いということは、撮り直しはほとんどないのでしょうか?

虚淵:いや、それがリテイクしまくるんです。彼らのこだわりはハンパないんです。映像を見ていただいたらわかると思いますが、前景にある「草」や「木」、「石」などはCGではありません。撮影小道具を使っています。

それらの小道具とセットは、すべて分割して動く仕組みになっていました。それをシーンごとにものすごいスピードで組み替え、セットを構築するんです。その一連の動きに無駄がなく、撮影そのものがまるでサーカスのようでした。あんな撮影風景は日本で見たことがありません。


――撮影スタジオを見学したとき、現地のスタッフと交流しましたか?

虚淵:たくさんしました。むこうの方々は日本のアニメがものすごく好きみたいで、『魔法少女まどか☆マギカ』のグッズを持ってきてサインを求められたりしました。みんなアニメファンなんですよ(笑)。しかも「あのシーンはどういった意味で作ったんだ?」とか、いろんな質問をされました。

彼らは勉強熱心なんです。霹靂布袋劇のキャラクター造形やデザインが、日本のアニメの影響を受けているというのがとてもよくわかりました。台湾の人々の「海外の文化に対する興味と追求」は、我々日本人も見習わなければならないと思いました。


■ 目新しいものに対する興味を忘れないでほしい――虚淵玄

――これから布袋劇をライフワークのように作っていきたいと考えていますか?

虚淵:そうできたら本当に嬉しいですね。でも、まずは日本でヒットしてくれて、その後のことを考えるのはそれからです。


――最後にファンの読者にメッセージをお願いします。

虚淵:なんのことに関してでもいいですが、目新しいものに対する興味は忘れないでいただきたいです。いろいろなコンテンツで飽和状態な昨今、みなさん定番のモノを欲しがります。これはある種の「娯楽の偏食」。ですが、エンタメってそうじゃないと思うんです。新しいものを見つけるおもしろさを、忘れないでもらいたいです。

[文&写真・佐藤ポン]


■ 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』振り返り一挙配信!
 インターネットテレビ局「AbemaTV」およびLINEのライブ配信サービス「LINE LIVE」にて、第1話~第5話を無料にて配信。ぜひこの機会をお見逃しなく!

【AbemaTV】
配信日時:2016年8月13日(土)  配信時間:19:00~
>>「AbemaTV」配信ページ

【LINE LIVE】
配信日時:2016年8月14日(日)  配信時間:21:00~
>>「LIVE アニメ」配信ページ


■ 作品情報

【放送情報】
TOKYO MX・BS11・AT-X にて 2016年7月8日(金)より放送!

(TOKYO MX 毎週金曜日23時~ BS11 毎週金曜 23時30分~ AT-X24時~)
バンダイチャンネルほかにて配信予定
※都合により放送時間は変更になる可能性がございます。

【スタッフ】
原作:Thunderbolt Fantasy Project
原案・脚本・総監修:虚淵玄(ニトロプラス)
操演・撮影:霹靂國際多媒體股份有限公司
キャラクターデザイン:ニトロプラス(三杜シノヴ/源覚/Niθ/中央東口)
武器デザイン:霹靂國際多媒體股份有限公司、石渡マコト(ニトロプラス)
造形アドバイザー:グッドスマイルカンパニー
音楽:澤野弘之
音響監督:岩浪美和
制作:Thunderbolt Fantasy Project

【キャスト】
凛雪鴉(リンセツア):鳥海浩輔
殤不患(ショウフカン) :諏訪部順一
丹翡(タンヒ) :中原麻衣
狩雲霄(シュウンショウ) :小山力也
捲殘雲(ケンサンウン) :鈴村健一
刑亥(ケイガイ) :大原さやか
殺無生(セツムショウ) :檜山修之
丹衡(タンコウ) :平川大輔
廉耆(レンキ) :山路和弘
蔑天骸(ベツテンガイ) :関智一
殘凶(ザンキョウ) :安元洋貴
獵魅(リョウミ) :戸松遥
凋命(チョウメイ) :大川透
ナレーション:田中敦子
※敬称略

【あらすじ】
かつて魔界の軍勢と人間界が争った戦において、人間たちによって鍛造され、無双の力を発揮した数々の武器である「神誨魔械」。
戦の後、数多の神誨魔械は護印師らによって長く守られてきたが、その中でも護印師の「丹衡」「丹翡」兄妹によって守られてきた最強の武器「天刑劍」が、今まさに「蔑天骸」率いる悪の手に落ちようとしていた。
蔑天骸の追求から逃れる途中、丹翡は偶然にも「凜雪鴉」「殤不患」の両名と出会い、その助力を得ることに。奇縁により導かれた3人は、新たに加わる個性豊かな仲間たちと共に各々の思いを抱き、蔑天骸の居る七罪塔を目指すこととなるのであった。



>>公式サイト
>>公式Twitter(@TBF_PR)

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