声優
三森すずこさん、全国ライブツアー千秋楽直前! 単独インタビュー

素の自分を伝える難しさ……三森すずこさん、全国ライブツアー千秋楽直前! 単独インタビュー

『ラブライブ!』園田海未役としても有名な声優の三森すずこさん。活動の幅は声優だけなく、アーティストとして、舞台役者としても活躍をしています。7月から始まった自身のライブツアー「Mimori Suzuko Live Tour 2016 “Grand Revue”」は10月27日・28日に日本武道館で千秋楽をむかえます。

チャームポイントの笑顔でファンを魅了しつづける彼女に今回「表現」についてインタビューを行いました。

アーティストとして、また役者としての想いを紐解いていきましょう。

お休みのときはプロレスに舞台に……

──普段、どういったお仕事をされているのか教えてください。

三森すずこ(以下、三森):声優をしています。今はアニメのレギュラーを持たせていただいて、長期クールのものもあります。あとNHKでラジオのレギュラーパーソナリティーをしています。そして、アニメでのユニット活動とアーティスト活動で歌を歌って、ダンスもします。舞台もやりますね! 


──働いているとき以外は何をしていますか?

三森:時間があるときは、舞台やプロレスを観に行ったり。あと音楽を聴いたり、映画を観たりして、楽しいことに時間を使っています。それが結果として「あのとき見た演出、使ってみたいな」と仕事に活かされたりしますよ。


──いろんなことに興味があるようなのですが、最初から声優志望だったんですか?

三森:元々はミュージカルを目指していたんです。小さい時からダンスを習っていて、高校生のときに入った事務所がダンスに強いところで、そこでダンスを習いつつ、時々誰かの後ろで踊らさせてもらうお仕事をしていました。

高校卒業後はミュージカルのお仕事でデビューしたんです。まだまだ下っ端で、名前のある役はあんまりもらえないことも多くて、オーディションもよく落ちていました。

そんな中であるとき、ヒロインに選ばれた舞台があったんですが、それをブシロード社長の木谷さんが見てくださっていて、声をかけていただいたのが声優になったきっかけです。

ミュージカルだけでなく、もっと色々なことをして突き抜けたいという思いもあって、お芝居の勉強にもなるので、今のこの日常を変えるチャンスかもしれない!と思って始めました。


──突き抜けたい思いはどこから?

三森:やっぱり自分と同世代くらいの人が主役をたくさんやっている人もいたので、そういう人を間近でみていると「その人にあって自分にないモノってなんだろう」と常にずっと考えていましたし、元々負けず嫌いなところもあるので、「自分もてっぺんに立つぞ!」という気持ちがずっとありましたね。


──今も負けず嫌い?

三森:今も変わらずですね。負けず嫌いな気持ちが発揮されている時の方が良いものができると自分でも思っているので、それは大事にしています。


──負けず嫌いが発揮されている時ってどういう風に自分の行動に現れますか?

三森:その人の良さをみつつ、自分の良さはなんだろうって冷静に観察していますね。


──自分のことを自己分析してみて、三森さんの気持ちの軸などはありますか?

三森:毎回気持ちを切り替えてやっていますが、どの仕事も楽しくやろうと思っています。

時々壁にぶつかるときもあるんです。「この仕事難しいな…」と思っていると、だんだん気持ちが暗くなって、芝居も歌も良い表現ができなくなってきちゃうんです。

なので、基本的には楽しくニュートラルな気持ちを大切にしています。ハイすぎず、ローすぎず一定を保ちながら、役になった時はどちらにでも振れるようにしていました。

割と楽観的で、楽しいことが大好きなので。嫌なことがあっても途中で発想の転換に差し掛かることがありますね。

「あ! でもこれ終わったらチョコレートが食べれるかもしれない!」みたいな。夏休みの宿題も塾も本当に嫌いで、「でも塾の休憩中にアイス買ってくれたな、今日も買ってくれるのかな?」みたいな。そういう思考回路ができちゃっているので、私、単純なのかもしれませんね。

素の自分を伝える難しさ

──一番、高かった壁は?

三森:実は三森すずこ本人としてしゃべることが苦手だったんです。

ミュージカルの時は役があるし、ダンスの時はしゃべらなくていいし、自分自身の答えを求められることがなかったので、「いざ自分はどう思っているの?」と聞かれた時に、自分がないというか「私は誰なんだろう?」という感じで……。

答えを求められた時に、自分がどうしたいのかわからなくなることが多かったです。

その中で、アーティスト活動が始まって自分の意見が求められるようになってきたんです。

最近はそれが乗り越えられて「自分がやりたいことなんですか?」と聞かれた時に、すぐに自分の意見を言えるようになりましたね。

子供の頃から大人の目をすごく気にする子で「いい子でいなきゃ!」と、人の目の色を伺っていたので、自分の本当の意見を言うのがすごく怖くなっていたんだと思います。

最近は言わなきゃ勿体無い、言わなきゃ結果損しちゃうなと思って意見を出すようにしています。


──役者として、またアーティストとして表現する差はありますか?

三森:役を演じる時は、役にならなくちゃいけないし、この役だったらどう言う考え方をするのかを第一に考えます。

役がある時はやっぱり原作の方もいらっしゃったりするので、世界観を守らなきゃとか、イメージを守らなきゃとかがあるので。それを守った上で楽しんでいます。

結局、役を演じていても自分の心の中では、一瞬その気持ちにならないと、ちゃんとその表現ができないと思っています。その瞬間は、役の人生を生きようと思っています。

アーティストとしてステージに立つ時は、自分のやりたいことをある意味自己中に発信できるので、割と自由にやらせてもらっています。

自分が自由に世の中に漂っている感じをみんなに味わってもらっています。私はものすごく独特な個性を持っている訳ではないので……でもみんなは私の自由な姿を見て楽しんでくれているのがわかったので、私はこのままでいようと決めました。


──最後に三森さんが新たにチャレンジしたいことはありますか?

三森:最近、初めて歌詞を考えたんですけど、意外とそれが面白くて、言葉がどんどん出てきて、楽しかったんですよ。

日記とか書くほうじゃないんですけど、自分の思っていることを言葉にして発するのは、すぐに消えてきますが、それを時々貯めていくのもありかなと思いましたね。

文字を書くことがもしかしたら自分の新しい一歩かもしれないと思いました。子供の頃は絵本作家を夢見た時期もあったんですよ。自分で絵本も作っていたんですけど、絵本じゃなくても自分の思っていることが形になることはすごく良いことだと気がつきました。

作家っていうとちょっとおこがましいですが、色々書くことにチャレンジしてみたいですね。

──ありがとうございました。


インタビューの最中も笑顔を絶やさず、その中にもしっかりとした軸があり、それを大切にしている思いが伝わってきました。武道館では一体どんな「三森すずこ」を魅せてくれるのでしょうか。彼女の持つ自由な世界観を武道館に確認しにいってみてはいかがでしょうか。

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