声優
羽多野渉さん、5年間の音楽活動、5大プロジェクトの全貌を語る

声優・羽多野渉さん、音楽活動5年の軌跡―デビューから『ユーリ!!! on ICE』EDテーマ、自身の演じるキャラまで大いに語る

 2011年12月21日に「はじまりの日に」でアーティストデビューした声優・羽多野渉さんの音楽活動も今年で5周年! 先日行われた記者会見では、記念の5大プロジェクトも発表されました。

 そんな羽多野さんにスペシャルインタビュー! 音楽活動5周年の軌跡を振り返りつつ、5大プロジェクトの内容を語っていただきました。第1弾の『ユーリ!!! on ICE』のED曲「You Only Live Once」についてもご紹介していただきましたので、そちらもお見逃しなきよう!


支えられ、多くの出会いがつながった5周年
――音楽活動5周年おめでとうございます。5周年を迎えた今の感想は?

羽多野渉さん(以下 羽多野):あっという間ですね。ただただ一生懸命やってきたらもう5年になるんだと。周りのいろいろな方達が支えてくれたからここまでやってこられたと思っています。続けていくことで、新たな作品や楽曲、人との出会いが生まれて。

もちろん僕の曲を聴いてくださる皆さんにも感謝しています。ここ最近は「今までやったことがない音楽に挑戦しました」とCDをリリースするたびに言っているけど(笑)、そんな変化を受け入れて、曲を聴いたり、いろいろな声を返してくれたり、応援してくれることで励みになるし、確実に僕の音楽活動の原動力になっています。

――思えば2011年12月に「はじまりの日に」でデビューし、2ndシングルの「流星飛行」、3rdの「君はぼくが帰る場所」と、さわやかで聴き心地がいい楽曲は羽多野さんのイメージどおりの楽曲でした。4thの「Hikari」は今まで歌っていなかった激しいロックチューンで、ここから新たな音楽性への挑戦が始まったような。

羽多野:そうですね。ここから作品に深く関わりのある楽曲になっていって。「Hikari」は『ハマトラ』のED曲で、「覚醒のAir」と「運命のCoda」では『Dance with Devils』の世界を表現してきて。作品の力を借りることで今まで出会ったことがない羽多野渉に巡り会えたことは自分の中でも大きな発見で。だから毎回のチャレンジがありがたかったし、楽しかったです。


楽曲を人任せにせず、最後まで関わることがこだわり
――ライブやイベントなどへの出演も重ねてきました。

羽多野:親しい役者さん達にも来ていただきましたが、皆さん一様に声をそろえて「MC長いね」って(笑)。普段、しゃべりの仕事もしているので、この武器を使わず、歌だけで勝負するのは大変ですよね。今は歌とおしゃべり半分半分くらいになっているかもしれないけど、うまくバランス配分ができるように模索しているところです(笑)。

――最初の頃は曲数も少なかったですからね。それにMCには羽多野さんの人柄も出るし、楽しみにされている方も多いはずですから。音楽活動していく中で、こだわってきたことや信念みたいなものはありますか?

羽多野:制作を人任せにしないというのが僕の中のルールで。アニメ作品に寄り添う楽曲の場合でも自分名義で世に出るならば、最後まで制作に関わりたくて、今までもトラックダウンまで立ち会わせていただいています。音や声のバランス、楽器の聴こえ方など編集を全部やってもらって、そのもう一つ先に自分にしか気付けないものもあるんじゃないかと思って。僕のわがままかもしれないけど、それを許してくださるエンジニアさんやスタッフさんに感謝してます。1曲できるまで本当にいろいろな方が関わられていて、その方達にちゃんとごあいさつしたいという想いもあって。


音楽活動は声優・羽多野渉の大切な表現の1つ
――あと「声優・羽多野渉」として歌うと一貫して言い続けているのもデビュー時から変わりませんね。

羽多野:羽多野渉という1つの人格を、声優とアーティスト、2つに分けているわけではなくて、声優・羽多野渉が歌を歌ったらこういう表現です、お芝居したらこういう表現です、という根幹はブレないで一貫してます。むしろこの5年間でより明確になったような。根幹は変わらないなと気付かされる瞬間がたくさんあって、ライブしてても思うし、アニメのED曲としてTVから流れてきた時にも思うし、声優として大切な仕事の1つになっています。

――まず声優であるという軸があるから、作品世界に歌で寄り添うこともできるし、声優じゃなければできない表現も歌の中でできるんですよね。

羽多野:カッコ付けてみんなの前に出るのがどうやら苦手らしいんです(笑)。でも「Hikari」と出会った時、「『ハマトラ』の世界を表現している曲なんだから」と思えて、カッコいい曲を自分なりにカッコよく歌えるようになったというか、やり方が見えて。ニューシングルの「You Only Live Once」は『ユーリ!! on ICE』のED曲ですが、「今までやったことのない歌い方だけど、作品の世界観にシンクロできるように歌ってみよう」という想いで。それがいい発見につながりました。


音楽活動がもたらしたキャラソンへの向き合い方の変化!?
――音楽活動をしていくことで、声優としてプラスになったり、フィードバックされたことはありますか?

羽多野:ありますね。今はアニメだけでなく、ゲームなどでキャラとして声優が歌うことが多くなり、僕もその中に入れていただく機会が増えました。初めてのディレクターさんにも自分から「このキャラはこういう演じ方をしているので、こういう歌い方をしてもいいですか?」とアイデア出しができるようになりました。

音楽活動を始める前だったら恐縮したり、意見を言うのも失礼かなとディレクションのまま歌っていましたが、今はみんなで相談しながら作っていく楽しさがわかってきました。アニメやゲームのキャラソンを歌う時もレコーディング前にお時間をいただいて、スタッフさんと打ち合わせをするのが楽しくて。

スタッフさんも「どんなふうにやりたいですか?」と聞いてくれて、お互いにアイデアを出し合う中で、僕も考えていなかったアイデアを出してくれたり。キャラソンのレコーディングがより楽しくなったし、向き合い方も更に深くなった気がします。

――キャラソンはお芝居の延長というお話をよく聞きますが、アフレコと同じような取り組み方ができるようになったんでしょうか?

羽多野:音楽活動を始める前のキャラソンの仕事は、実は分けて考えていたんです。なぜならアニメを録っているディレクターさんと音楽を録っているディレクターさんは全然違うから。だから作品のキャラと自分のキャラソンが乖離(かいり)している気がしていて。それを何とか自分の中の解釈で埋められないかな、同一にできないかなという発想が、音楽をやることで解決できて。

更に「別のレコーディングでこれがOKだったから、持ち込めるかもしれない」とアイデア出しに使ってみたり。最近、そこでご一緒して、楽しいレコーディングをさせてもらったディレクターさんと今度はアルバムでご一緒できて。そんな1回の出会いがその後の自分の活動にもつながっているのは幸せです。


印象深い、あこがれの人との共演や大舞台でのパフォーマンス
――音楽活動の中で印象深かった出来事は?

羽多野:いろいろありますが、音楽活動を始めてすぐに深夜の音楽番組に出演したこと。アーティストさんやバンドが出演する番組で、なぜか影山ヒロノブさんと対談をさせてもらって、一緒に「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌わせてもらって、心臓が口から飛び出るかと思いました。僕は『ドラゴンボール』世代ですから! 

代々木第一体育館での『アニメ紅白歌合戦』に出演した時も現実感がなくて。それまで代々木第一体育館に行ったこともないし、眼前に広がる景色も宇宙にいるような感覚で。遠くにいる人のサイリウムしか見えないから。気が付いたらステージが終わっていました。出番の前はすごく緊張したけど、僕の前が小林ゆうさんで、しかも落語をするという。「何でもありなんだ!」と思ったら覚悟が決まったのかもしれません(笑)。

人前に出るのは昔から苦手意識があるので、ライブ前は小心者がより小心者になるんですけど、いざステージに出るとお客さんが温かく迎えてくれて。ありがたいなと思うし、この活動をしてきて1番救われているのはリリースした時、ちゃんと受け入れてくれることです。


家族の協力でミュージアムも実現!
――そういえば、アニメイト横浜でミュージアムも開催しましたね。

羽多野:アレはビックリしましたね! 仕事で使い終わった台本は全部実家に送っていたんですけど、5年も続くと置く場所に困るほどいっぱいになって。母親から「ミュージアムでもやるつもり!?」とよく怒られていたんですけど、本当にミュージアムをやることになったと報告したらすごく驚いてました(笑)。母親に協力してもらって、子供の頃の写真や思い出の品を送ってもらって。

毎日、無人状態だったらどうしようと不安だったんですけど、たくさんの方に足を運んでいただいて。僕もアニメイト横浜店さんでお仕事があった時、ミュージアムにごあいさつにうかがいました。


自分の希望がすべて叶った5大プロジェクト
――音楽活動をしてなければできない貴重な経験をたくさんされたわけですね。

羽多野:「こんなに幸せな想いをさせてもらっていいのかな? 人生の運を使い果たしてしまったのでは?」と不安になるくらい。でも1年でも長くやりたいので(笑)。

――先日のニコニコ生放送にて5周年プロジェクトが発表されましたが、すごいラインナップでした。どういう経緯でプロジェクトは決まったのでしょうか?

羽多野:今年2月のライブが終わったあたりで、プロデューサーから「今年の年末で5周年ですけど、何かやりませんか?」と言われて。やりたいことは山ほどあるけど、できることは限られてくるだろうなと思っていたけど、こちらが希望として出した案がほとんど実現して、「そんな!? 全部ですか!?」と。

大阪でのイベント後に串揚げ屋さんで5周年の話になって。5周年に掛けて5つの大きな企画がありますということで、正直、そのなかの1つでもできればいいなと思っていたのに。でも皆さんへの感謝の気持ちとして5つで100%ではなく、どれも100%のつもりでやろうと思っています。


第1弾はアニメ『ユーリ!!! on ICE』のED曲「You Only Live Once」!

――それでは5周年プロジェクトの概要をご紹介ください。

羽多野:プロジェクト1は、放送中のアニメ『ユーリ!!! on ICE』のED曲を「YURI!!! on ICE feat.w.hatano」という名義で担当させていただいてます。「You Only Live Once」という曲名で11月23日にリリースされます。僕もギオルギー・ポポーヴィッチというキャラクターで出演していますがED曲を歌うことが決まった時は、まだ作品の収録が始まっていなくて。

一足早く、作品のPVを見せていただいたら鳥肌が立ちました。フィギュアスケートをここまで繊細でリアルにアニメにした作品は僕は見たことがないし、新しい時代のアニメだ! と。そのアニメのED曲を担当させていただけてすごくうれしかったし、今までにない表現、新たな挑戦になるだろうなという予感がしました。

――「You Only Live Once」はクールなクラブ系のサウンドで、確かに今までの羽多野さんの曲にはなかったですね。

羽多野:カッコイイサウンドだし、ボイスエフェクトも施されて。歌詞を見ると最初に“Oh”って書いてあるけど、そう聴こえないんですよね。実は“Oh~”、“Yeah~”、“Ah~”など7種類くらいバラバラに録って、高さも地声やファルセットなどいろいろやって。それをディレクターさんがミックスして組み合わせてくださって、ロボットが発声しているような不思議な響きで、聴く人によってイメージが変わる曲になっているんです。


今までとまったく違う世界観を歌う楽しさ

――“Oh~”と歌っているところは何カ所かありますが、何か英語を言っているようにも聴こえるんですよね。

羽多野:おもしろいですよね。レコーディングの時は合唱みたいに重ねるのかなと思っていたら、まったく想像もできない仕上がりで。

――しかもおしゃれ感もあって。

羽多野:そうなんです! 僕、ツイッターでよく「羽多野渉」で検索するんです。厳しい意見もあって、でもそれを俯瞰(ふかん)で受け取らないと成長しないなと思って。そんな自分の客観視をもう何年もやっているけど、毎回やるたびにいろいろな音楽表現で、皆さんの中でそれぞれ楽しみ方があるようで。僕の曲は個性をモリモリにしちゃう曲が多くて、僕が坂口亮として歌った『腐男子高校生活』の主題歌「SEKAIはボーイミーツボーイ♂」は皆さん、ポップで楽しいと言ってくださって、うれしかったんです。その後にこの曲なのでまったく違った世界を表現ができたと思うし、皆さんの反応も楽しみなんです。


クールなクラブサウンドでドライブソングにもピッタリ!

――羽多野さんとクラブサウンドやエレクトロニカは誰も結びつかなかったでしょうね。

羽多野:そうでしょうね。自分のセンスで洋服が買えない男ですからね。「羽多野渉」と「おしゃれ」は対極な関係にあると思うんですけど、今回、「おしゃれ」の世界におじゃましたという感じでしょうか(笑)。今、車で移動中によく聴いているんですけど、BGMにもいいなと思っていて。

声優が歌う曲は個性を活かした楽曲が多いのでじっくり聴いてほしい曲になることが多くなると思うけど、今回の曲は何かしている時に後ろで流れても邪魔せず、むしろ心地よくて。この曲を流しながら運転する首都高はたまらなく気持ちいいです。すごく浮遊感があって。歌った本人が気持ちいいくらいですから、皆さんも気持ちよく聴いてもらえるんじゃないかな。

――クラブで聴くのもハマりますよ! ぜひ羽多野渉ナイトの実現を。

羽多野:それ、いいですね! 今までの曲達をリミックスして。おもしろそう。

――クールなサウンド、そして歌詞が男子フィギュアスケートの雰囲気にマッチしてます。

羽多野: “I’m waiting for the light 何も聴こえない”は演技前の選手の心境にも思えて、フィギュアスケートの世界を表現した歌詞にも思えるけれど、生きている人すべてに当てはまるようなところもあって。誰でも光輝くところを目指していて、そのために何をしたらいいか、というメッセージにも見えます。

――曲名が作品名とリンクしてますね。

羽多野:曲をいただいた時には気付かなくて(笑)。今、制作中のカップリング曲も表題曲の世界観に通じるところがあるかなと。またチャレンジしたシングルになると思います。


スタッフ陣のフィギュアスケート愛が満ち、リアルなアニメ
――ところで『ユーリ!!! on ICE』という作品の印象は?

羽多野:山本沙代監督や久保ミツロウさんやスタッフのみなさんのフィギュアスケート愛が強くて、よりリアルなフィギュアスケートの世界を表現するにはどうしたらいいかという演出がかなり丁寧に入ってます。スケートシーンももちろん見どころですが、入場シーンで聴こえるアナウンスなどすごくリアルで。

今はフィギュアスケートのシーズンまっただ中で、このアニメが放送されるテレビ朝日さんもグランプリシリーズを中継していて。アニメとリアルなフィギュアスケートが同時期に楽しめるという最高の状況です。ちなみに作中の実況シーンも、テレビで実況を担当するテレビ朝日の加藤アナウンサーが実際にされているんです。

フィギュアスケートが好きで見ている方も「おおっ!」と思うところがいっぱいあると思うし、フィギュアスケートに触れてこなかった人が見てもフィギュアスケートに興味を持つようになる、そんな作品だと思います。


演じるギオルギーは気持ちで滑るロシア人スケーター

――ギオルギー・ポポーヴィッチ役を演じていますが、どんなキャラですか?

羽多野:フィギュアスケート大国であるロシアの選手で、テクニックよりも気持ちで滑るスケーターです。すごくまじめだけど、スター選手達の影に隠れがちでなかなか表舞台に立てなくて。でもお話の中で活躍する場所があるそうなのでお楽しみに!

――演じる時に心がけていることは?

羽多野:勇利役の豊永(利行)君やヴィクトル役の諏訪部(順一)さんなどキャストさんの演技も記号的な味付けを極力削除して、残った芯の部分で演技している印象があって。

僕も「流れるようなリアルなお芝居で」と思ってやってみたら、「羽多野君は個性モリモリにして、おもしろいやつでお願いします」と言われて。その結果、自分が想像つかないようなキャラに仕上がりました(笑)。

――作品の出演とED曲担当で、フィギュアスケートファンの人達の心もゲットですね!

羽多野:それができたらいいですね!


ミニアルバム『キャラバンはフィリアを奏でる』は“親愛”と“旅”がテーマ
――プロジェクト2は、ちょうどアーティストデビュー5周年を迎える日にミニアルバムが発売されます。

羽多野:ミニアルバムは『キャラバンはフィリアを奏でる』というタイトルですが、“親愛”を意味するフィリアがテーマになっていて、今までお世話になった方、一緒に作品を作った方に対する親愛だったり、周りの方、スタッフや家族に対しての親愛、僕の音楽や作品に触れてくださる皆さんへの親愛を表現しようと思っています。

あと今回、世界と時空を旅するというコンセプトで、それぞれイメージしている場所があるんですけど、作曲家さんに直接お会いして、お伝えして、その世界をイメージする楽器も使ってほしいですとお願いしました。例えば、中国だったら二胡とか、アメリカは様々な人種の方がいるので、音楽の要素としても盛りだくさんで明るくてダンサブルな曲にとか、日本だったら演歌とポップスの融合とか。そして今はどんなデモが上がってくるのか楽しみに待っている状況です。


今年2月に行われたライブが自身初のDVD化!
――プロジェクト3の初のライブDVDは、2月に行われた川崎クラブチッタでの『Wataru Hatano Live 2016“Synchronicity”』の映像化ですね。ゴシックなセットから気合を感じました。

羽多野:火柱が上がったりすごかったですよね。あれはスタッフさんの愛情の結晶で、1stライブツアーの時からお世話になっているチームで、せっかくやるんだから僕もお客さんも記憶に残るステージにしようと。すごく素敵なライブになったなと思っていたし、「行けなかった」とか「見たかった」という声もたくさんいただいていたので、こういう形で映像に残ることはうれしいです。

OPはカッコいい演出だったし、ライブ初披露の曲もあったから緊張感もあったし、かと思えばMCが長かったり(笑)。このライブは昼と夜の部があって、基本的には夜の部の模様を収録していますが、昼の部のみ歌った曲も特典映像として収録してます。

バックステージコメントは正直、どんなことしゃべったのか覚えてません(笑)。スタッフさんからおもしろかったですよと言われましたけど……。今後、音楽活動を続けていく中で振り返るためのアイテムになるし、前に進んでいく上でのメモリアルになるんじゃないかなと思います。


ライブツアー&アーティストブック発売も! 一緒にお祭りを楽しんでください
――残りの2つのプロジェクトのご紹介もお願いします。

羽多野:プロジェクト4のライブツアーは念願でした。今まで限られた場所にしか行けなかったので、行ったことがない地域にも行こうと。来年に行われ、過去最大の箇所数になる予定です。曲数も増えたので、選曲する楽しみもあるし、場所ごとに何か変わったことをしようかとか、期待が膨らむばかりです。

プロジェクト5のアーティストブックもある意味、“フィリア”で、僕が第2回声優アワード新人男優賞を受賞させていただいたのがきっかけで『VOICE Newtype』(KADOKAWA刊)で「風景散歩」という連載をやらせていただいて。その時にお世話になった方々が「最初のアーティストブックなので私達にやらせてください」と言ってくださり、とても感謝しています。

――では最後に5周年プロジェクトへの意気込みと皆さんへのメッセージをお願いします。

羽多野:あっという間の5周年だなと思いますが、1枚1枚振り返ってみたり、今までの音楽活動の軌跡をたどっていくと、改めて皆さんの声や言葉、応援が大きくて。それが次作へのモチベーションになるし。毎日、自分以外のキャラになる仕事をしているので、羽多野渉として何が表現できるんだろうと自問自答の答えが、音楽活動することで見えてきた気がします。まだほんの欠片だけど。5周年はまだまだ通過点なのでここで完結しないように、でもじっくりとプロジェクトをやっていくし、皆さんへの感謝祭と思って、皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたいと思うので、是非お付き合いください。

羽多野渉 5th Project
Project.1 TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』EDテーマシングル発売
Project.2 5th Anniversary ミニアルバム
Project.3 初のライブDVD発売
Project.4 全国ライブツアー開催決定!
Project.5 初のアーティストブック発売!

リリース情報
■YURI!!! on ICE feat. w.hatano「You Only Live Once」
2016年11月23日発売
CD+DVD 1,800円(税別)
CD 1,200円(税別)
発売:エイベックス・ピクチャーズ
※羽多野渉ライブツアー2017の優先申込券封入

■羽多野渉『キャラバンはフィリアを奏でる』
2016年12月21日発売
CD+フォトブック 3,000円(税別)
CD 2,500円

■『Wataru Hatano Live 2016 “Synchronicity” Live DVD』
2017年1月25日発売
DVD 7,500円(税別)
発売元:エイベックス・ピクチャーズ

ライブ情報
■Wataru Hatano LIVE Tour 2017 "LIVE CARAVAN"開催決定!
【日程】
2017年2月26日(日) 千葉 柏PALOOZA
【昼の部】開場14:00 開演14:30
【夜の部】開場18:00 開演18:30
2017年3月5日(日)  愛知 名古屋BOTTOMLINE
【昼の部】開場13:30 開演14:30
【夜の部】開場17:30 開演18:30
2017年3月19日(日) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
【昼の部】開場13:30 開演14:30
【夜の部】開場17:30 開演18:30
2017年3月26日(日) 東京 EX THEATER ROPPONGI
【昼の部】開場13:30 開演14:30
【夜の部】開場17:30 開演18:30
※公演日時、時間、場所、出演者、内容は予告なく変更になる可能性がございますのでご了承ください。

■チケット
5,800円(税込/スタンディング)
※ドリンク別料金 ※東京公演(EX THEATER ROPPONGI)のみ座席階は6,300円(税込/全席指定)
※全公演3歳以上有料。3歳未満入場不可。 ※枚数制限(先行):お一人様4公演2枚まで

<チケット販売スケジュール>
「You Only Live Once」チケット最速先行抽選申込受付
受付期間:2016年11月23日(水)10:00~12月4日(日)23:59
URL:https://l-tike.com/st1/whcd-ticket

■お問合せ
【公演に関するお問い合わせ】
インフォメーションダイヤル 03-5793-8878(平日13:00~18:00)
【チケットに関するお問い合わせ】
ローソンチケット 0570-000-777(10:00~20:00)

■主催
エイベックス・ピクチャーズ株式会社


>>羽多野渉公式サイト
>>羽多野渉 公式 Twitter(@hatano_official)

(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会
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