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TVアニメ『ハンドシェイカー』主演声優・斉藤壮馬さんインタビュー

TVアニメ『ハンドシェイカー』主演声優・斉藤壮馬さんへインタビュー! 1月からの放送に先駆けて語る、本作の魅力とは?

 2017年1月10日よりMBS他にて放送開始するTVアニメ『ハンドシェイカー』は、『K』シリーズや『生徒会役員共』などで人気のアニメーションプロダクションGoHandsが送る注目の最新作!

 そこで今回は主演声優を務める斉藤壮馬さん(高槻手綱(タヅナ)役)にインタビュー! 本作の見どころや注目ポイントを伺いつつ、放送を楽しみに待っているみなさんへのメッセージまで、たっぷり語っていただきました。

等身大の少年らしさを大切に
――まず、ご自身が演じられる高槻手綱(以下「タヅナ」)というキャラクターについて教えていただけますか?

斉藤壮馬さん(以下、斉藤):タヅナ君は、見た目は可愛らしい、少年らしい感じなのですが、内面は男らしい部分が強い性格のキャラクターです。ただ可愛くて状況に流されていくというキャラクターではなく、自分の芯をしっかりと持っていて、いい意味で主人公感のある魅力的な人物ですね。それでいて機械いじりが好きなので、機械を触り始めると自分の世界に没頭しちゃって周りが見えなくなる、みたいな可愛らしい一面もちゃんとあるんですよ。プラモ好きな男の子っていうのが近いのかな……凝り性な男の子ってこういう感じだよね、みたいな(笑)。僕も子供の頃に泥団子を作るのに没頭していた思い出があるので、懐かしいなと思いつつ演じています(笑)。

――では、そんなタヅナを演じるにあたって気をつけていることはありますか?

斉藤:あまりカッコつけすぎないことですかね。キャラクターとしてはカッコいい部分もありますが、それはカッコいいと思って行動をしているわけではなく、彼にとっては普通に目の前の出来ごとに立ち向かっているだけなんです。高槻手綱という等身大の少年を出せるように、タヅナ君らしさを大事にして、そこに僕のヒーロー観みたいなものは乗せないようにしようと気をつけています。

――タヅナのパートナーであるヒロイン・コヨリについて、斉藤さんが抱いている印象を教えてください。

斉藤:タヅナ君には妹がいるんです。1月に放送される1話を見てもらえるとわかると思いますが、どうもその妹とは過去に何かがあったらしいんですよね。その妹とコヨリちゃんが似ているということが示唆されるので、タヅナ君のただの相棒ではない、特別な存在に思えます。ずっと手を握っていないといけない、という特殊な事情もありますからね。タヅナ君とコヨリちゃんの関係性というのが、この作品の肝になると思うので、やはり2人の動向に注目してもらいたいなと!

――例えば10代の斉藤さんが、女の子とずっと手を握っていないといけない、という展開に陥ってしまったら、どうですか?

斉藤:そうですね……タヅナ君はコヨリちゃんと一緒にお風呂に入るシーンがあるんですが、よく入れましたよね(笑)。僕、絶対10代の頃だと無理ですよ(笑)。妹の前でずっと手を繋いでいる、というのも僕には無理そうかな~って(笑)。どうしても照れちゃいます……。でもタヅナ君は良かったですよね、手を繋ぐのがマキハラ先生とかじゃなくて(笑)。マキハラ先生とずっと手を繋いでないといけない、ということになったらと思うと……。

――ゾクっとしますね……。さて、1話から4話までは、特別先行上映会にて早くも公開されました。4話までのタヅナとコヨリ、2人のやり取りのどこが注目ポイントですか?

斉藤:コヨリちゃんってとにかく大変な役どころでして……言葉が喋れないんですよ。でもコヨリ役の諸星すみれさんは、多彩な息遣いで見事に演技をされていて。タヅナ君との絆が深まっていくことによってコヨリちゃんに変化が訪れると、諸星さんの息遣いも変わっていくんです。息芝居だけでこんなにも可愛い感じが出せるのか、諸星さんすごい! というところが4話でもハッキリとわかるので、ぜひ見て欲しいです(笑)。

――では、斉藤さんが1話の中で印象に残っているシーンはどこですか?

斉藤:まず1話のアフレコの時点で絵がほぼ完成していたので、それが凄く印象的でした。舞台となる大阪の背景美術もそうですし、バトルシーンの歯車一つ一つの動きもそうですし、最初から絵がものすごいクオリティに仕上がっているなと思いましたね。バトルシーン以外でも、BGMがすごくスタイリッシュでオシャレだったので、圧倒されました。それと細かい部分ですが、モブの一人一人にも台詞がちゃんと決められていて、耳を澄ましてもらうと「こんな話をしているのか!」と楽しめると思うので、ぜひ聞いてもらえればと。監督を始めとするスタッフのみなさんがこの作品の世界をクリエイトすることに対して、強いこだわりをもってらっしゃるんだなと、感じられると思います。

――アフレコ時に最初からアニメが完成されている、という作品は昨今では珍しいと思いますが、アフレコする側としてはその方がやりやすいですか?
斉藤:絵がキッチリしている方が台本にプラスαで汲み取れる情報は多くなるので、そういう意味ではやりやすいですね。

――先ほどのお話にもあったように本作の舞台は大阪ですが、大阪に来た経験は?

斉藤:大阪へ来たこと自体はあるんですが、イベントで大阪へ来たのは2回ですね。あまり観光も出来ていないので、いわゆる一般的な大阪観光をしてみたいですね。串カツの美味しいお店に行ったり、粉モンを食べたり。移動の際にかに道楽を見かけたりはしたんですけど、降り立ったわけでもないので(笑)。『ハンドシェイカー』の放送はこれからなので、また機会を見つけてゆっくり大阪を見て回りたいなと思います!

――それでは最後に、放送を楽しみにしているファンへメッセージを。

斉藤:PVがいくつか公開されて、キャラクターも明らかになってきて、みなさんの期待も高まっているかと思います。オリジナル作品ということで非常に手の込んだ、先が読めない作りになっていますし、ぜひ楽しみにしていただきたいです。タヅナ君とコヨリちゃんのボーイミーツガールのストーリーに、どんな冒険が待っていて、どんな成長が待っているのかというのを、今しばらくわくわくしながらお待ちいただければと思います。美しい絵と、迫力あるバトルシーンと、オシャレな音楽と、きっと毎週楽しんでいただける作品になっていますので、ご期待ください! よろしくお願いします!

[文/加藤雄斗、撮影/和田秦一]


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TVアニメ『ハンドシェイカー』作品概要

GoHandsが手掛けるオリジナルアニメーションプロジェクトが始動。 己が「願い」を叶えるため、“神”にまみえ、“神”を打ち破らんと数多のハンドシェイカー達が その頂点を目指し、競い争う。その果てにあるものとは――。護れ、この手で。

【放送情報】
MBS:1月10日(火)深夜2時30分~
TOKYO MX:1月10日(火)深夜0時30分~
テレビ愛知:1月10日(火)深夜1時35分~
BS11:1月11日(水)深夜0時~

【配信情報】
2017年1月12日より毎週木曜日
12:00から dアニメストアにて特別先行配信開始!
※その他、PC&携帯サイト他にて随時配信予定

【STAFF】
原案:GoHands
原作:GoHands×Frontier Works×KADOKAWA
監督:鈴木信吾・金澤洪充
シリーズ構成:金澤洪充
キャラクターデザイン:内田孝行
総作画監督:古田 誠・内田孝行
プロップデザイン:岸田隆宏
メカデザイナー:大久保 宏
メインアニメーター:大久保 宏・岡田直樹・立花昌之
美術監督:内藤 健
CGI監督:菊地貴紀
撮影監督:戸澤雄一朗
音響監督:田中 亮
音響制作:グロービジョン
音楽:KADOKAWA / GOON TRAX
アニメーション制作:GoHands

【CAST】
タヅナ:斉藤壮馬
コヨリ:諸星すみれ
マキハラ:森久保祥太郎
リリ:茅野愛衣
マサル:村瀬 歩
チヅル:上坂すみれ
ハヤテ:石川界人
コダマ:小松未可子
ヒビキ:杉田智和
ブレイク:福山 潤
バインド:日笠陽子
ムスブ:雨宮 天
タヅナの父:浅沼晋太郎
タヅナの母:佐藤聡美
トモキ:小林裕介
神の声:浪川大輔

加隈亜衣、津田健次郎、早見沙織(五十音順)

【主題歌情報】
・オープニングテーマ:One Hand Message アーティスト:OxT
・エンディングテーマ:ユメミル雨 アーティスト:新居昭乃(FlyingDog)

(C)GoHands,Frontier Works,KADOKAWA/Project-HS
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