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『劇場版 SAO』スペシャルARライブより公式レポート到着

『劇場版 ソードアート・オンライン』ARアイドル・ユナが現実世界に登場!? LiSAさんも出演したスペシャルARライブの模様を大公開

 2月15日(水)、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』(2月18日全国ロードショー)の世界観と最新研究を組み合わせた“未来型トークショー”が、横浜のDMM VRシアターにて実現! しかも、本作に登場するARアイドル・ユナのARライブも開催され、映画主題歌を担当するLiSAさんもシークレットゲストとして登壇しました。

 今回のイベントは、コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせた視覚的・触覚的作品や、デジタル装置を用いてアナログな実体を駆動する研究で知られる落合陽一氏とのコラボ企画。イベント冒頭には、TVアニメ版『ソードアート・オンライン』のダイジェストムービーが流れ、続いて劇場版の冒頭部分の映像を上映! 公開前にチラッと観ることができる映像は、駆け付けたファンの期待値をさらに高めました。ここでは、公式レポートで、当日の模様をご紹介しましょう。

公式レポートで当日の模様を大公開!
 本編の続きが気になるところで映像が終わると今度は落合陽一氏が登壇! 登場早々自身も『ソードアート・オンライン』の大ファンであることを告げ、自身の好きな茅場晶彦のシーンを語りました。その後、伊藤智彦監督と慶應義塾大学環境情報学部卒業したギークな女優として知られる池澤あやかさんが続々と登壇し、本作でも非常に重要なAR(拡張現実)の特殊視野効果をふんだんに使ったARトークイベントが開始しました。

▲ARを駆使したトークイベント

▲ARを駆使したトークイベント

 トークイベント中にはユイやステータスを確認するアイコン、立体的な地図などがステージ上に出現し、最先端の技術を駆使した演出でイベントを華やかかつ先進的なものにしました。またトーク中、空中に浮かび上がった映像を触れる空中ディスプレイが話題にのぼり、すでにそういった研究がされていて『ソードアート・オンライン』の世界のようなデバイスが、現実世界に現れるのもそう遠くない未来でると語る落合氏に、伊藤監督と池澤さんは感嘆の声を上げました。

ユナのARライブイベントがスタート
 トークイベントが終了すると今度は本作のゲストキャラで、ARアイドルとして作中で非常に重要な役割を担うユナのARライブイベントがスタート! ステージ上に湧き出るように現れたユナが劇中で実際に歌う楽曲を歌唱! 本物の人間と見紛うほどの多彩で滑らかな動きを披露し全身を使って歌に感情を乗せ全3曲(「Ubiquitous dB」「longing」「Break Beat Bark!」)のメドレーを歌い切りました!

▲ユナによるARライブ

▲ユナによるARライブ

シークレットゲストのLiSAさん登場!
 ライブが終了するとユナからの紹介で、シークレットゲストのLiSAさんが登場! その名が呼ばれた瞬間、観客席からはこの日一番の歓声が上がり、大きな拍手とともにLiSAさんを迎えました。ステージ上に姿を現したLiSAさんがその場を去ろうとするユナとハイタッチ。その瞬間、ユナはパッと花のように舞い散る消え、LiSAさんのライブがスタートしました。

▲主題歌を熱唱するLiSAさん

▲主題歌を熱唱するLiSAさん

 LiSAさんのライブパートでは本作の主題歌「Catch the moment」を歌唱! ステージ上で激しく歌うLiSAさんの周りをARで浮かび上がった歌詞が浮かんでは消えを繰り返し、幻想的なライブとなりました。ライブが終わった瞬間、LiSAさんは観客席に「私は本物です!」と自身はARではないことを主張し、会場の笑いを誘いました。

イベントゲストのコメント公開
──『ソードアート・オンライン』の世界のようにAR機能が発達したら、何がしたいですか?

伊藤智彦監督:TVアニメ版の『ソードアート・オンライン』第1期の《アルヴヘイム・オンライン》のように、自由に空を飛びたいです。

池澤あやかさん:私は、自分の脳をデバイスに繋げて記憶をセーブすることで、自分をコピペしたいと思います。仕事の量を分担してゆっくり休みを取りたいです。

落合陽一氏:僕は植物をよく枯らせてしまうので、植物に湿度計を取り付けていつでも調節できるようなデバイスが欲しいです。

──主題歌「Catch the moment」にはどういった思いを込めましたか?

LiSAさん:監督に「この映画を観終わった人たちが大切な人たちに『ありがとう』を伝えたいと思えるような作品にしたい」と聞かされ、そこからシナリオを読ませていただいたのですが、現実に生きる人にも作中に生きるキャラクターたちにも、これからの時を一つづつ丁寧にキャッチして欲しいという思いを込めました。

●公開を待つ人々へのメッセージ

LiSAさん:『SAO』を愛する人々、そして未来を夢見ている人々に心から楽しんで頂ける作品です。ぜひとも劇場で主題歌「Catch the moment」と一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです。

落合氏:『ソードアート・オンライン』は無限に作り続けられて欲しいなと思っています。本作はARをテーマにしていて、本当にリアリティがあったなと思いました。現代の進んできた科学と、本作の世界観が非常にマッチしていてきっと今僕たちがARのゴーグルを着けている時代も、もう少ししたらこの映画に近づいていくんだろうなと思います。この映画を見て今の若い人たちが工学やサイエンスに興味を持って、そういったものを作る技術者の側になってくれたら、研究者として冥利につきるなと思います。ぜひ劇場にお越しください。

登壇ゲスト情報
●伊藤智彦監督
1978 年生まれ。マッドハウスに入社し、制作進行から演出に転向。細田守監督作品である『時をかける少女』と『サマーウォーズ』で助監督を務めた後、『世紀末オカルト学院』で監督デビュー。TVアニメ版『ソードアート・オンライン』の第1期、第2期の監督も務めた。2016年よりアニプレックスのスクリプトルームのルーム長に就任。

●LiSA
アニソンやJ-POPといったフィールドの壁を超えて、ソリッドなロックからキュートなポップスまでスタイルにとらわれず体現できる女性ヴォーカリスト=LiSA。

2011年ソロデビュー。今年デビュー5周年を迎え、これまでにシングル10作、配信シングル1作、フルアルバム3作、ミニアルバム2作、ライブBD&DVD3作、ミュージッククリップ集BD&DVD1作をリリース。数々のアニメ主題歌・劇中歌を担当、全てのシングルが上位にランクインするヒットを連発。ラウド系ロックからポップスまでを唄いこなす、変幻自在さが持ち味の音楽性は、アニメファンだけでなくロックファンからも大きな支持を得ており、数々のアニメフェス、ロックフェス共に出演するアーティストとして、確固たる存在感を発揮している。観客を興奮の渦に巻き込んで行く圧倒的なライブパフォーマンスは、海外でも高い評価を受けており、その活躍の場は日本だけには留まらない。また、2015年には大ヒット映画「ミニオンズ」で日本語版キャストに抜擢され吹き替えに初挑戦するなど、様々なフィールドで活躍をする、今最も注目されている女性アーティストの一人。

●ユナ(CV:神田沙也加)
劇場版での新キャラクター。作品内では初のAR(拡張現実)アイドルとして人気を博す《歌姫》。今回登場するARゲーム《オーディナル・スケール》の各ステージにて彼女が登場し、遭遇すると特殊な効果を得ることができる。

●落合陽一
メディアアーティスト
筑波大学助教 デジタルネイチャー研究室主宰
Pixie Dust Technologies株式会社CEO
VRコンソーシアム理事/一般社団法人未踏理事
電通ISIDメディアアルケミスト/博報堂プロダクツフェロー

1987生、メディアアーティスト。2015年東京大学学際情報学府博士課程修了、2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰。専門はCGH、HCI、VR、視覚聴覚触覚ディスプレイ、デジタルファブリケーション。著書に「魔法の世紀(Planets)」など。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015,2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica, EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeを受賞。2016年末から2017年まで自身初となる大規模個展「Image and Matter: Cyber Arts towards Digital Nature」をマレーシア・クアラルンプールで開催した。

●池澤あやか
1991年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2006年、第6回《東宝シンデレラ》審査員特別賞受賞。同年、映画『ラフ』にてデビュー。様々なドラマ、映画で活躍。最近はAbema TV「Abema Prime」の月曜レギュラーMC出演以外にもプログラミング等のIT分野でエンジニアとして活躍の場を広げる。著書に『小学生から楽しむ Rubyプログラミング』(日経BP社)、『アイデアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)がある。

『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』作品情報
タイトル:『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
公開日:2017年2月18日(土)全国ロードショー
配給:アニプレックス
上映時間:119分

●イントロダクション
TVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズは、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原 礫氏による小説が原作となる、謎の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた作品である。2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破(全世界1,900万部)。そして2度のTVアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作などを行っており、幅広くメディアミックス展開されている。そして2017年春、川原 礫氏の完全書き下ろしによる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の公開が決定。世界中のファンがその日を待ち望んでいる。

●ストーリー
2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫―― その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。それから4年……。≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。≪オーグマー≫。フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。その爆発的な広がりを牽引したのは、、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。

●オーディナル・スケールとは
≪オーグマー≫専用ARMMO RPG。最新技術を用いた次世代的ゲームとして話題となり、発売と同時に世間を席巻した。現実世界をフィールドとして、各所に出現するアイテムの蒐集、モンスター討伐などを経てプレイヤーの≪ランク≫を上げていく。≪オーディナル・スケール(OS))の特徴はこの≪ランキング・システム)で、全てのプレイヤーのステータスは、基数(カーディナル数)ではなく序数(オーディナル数)であるランクナンバーによって決定される。ゆえに、ランク上位のプレイヤーには圧倒的な力が与えられ、ソロのPvPにおいては、ランクの順位が勝敗の大きな要因となる。

●AR(拡張現実)型情報端末《オーグマー(Augma)》とは
小型のヘッドホンのような外見の次世代ウェアラブル・マルチデバイス。そのコンパクト性はVRマシン≪アミュスフィア≫をはるかに凌駕する。フルダイブ機能の代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた。覚醒状態の人間に視覚・聴覚・触覚情報を送り込むことが可能で、フィットネスや健康管理をゲーム感覚で楽しんでいるユーザーも増えている。

★《オーグマー》をソニーがデザイン!
本作に登場するAR型最新ゲーム機《オーグマー》を、「未来を想像しながらリアリティーを追求することをデザインテーマとする」ソニー(株)クリエイティブセンターが総力をあげてのデザインであることを発表! 普段は本物のヘッドマウントディスプレイやウェアラブルデバイスなどの新領域をデザインするチームが本作のために、『ソードアート・オンライン』の世界観にマッチしたスマートなデザインになりました。

●STAFF
原作:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:伊藤智彦
脚本:川原 礫・伊藤智彦
キャラクターデザイン・総作画監督:足立慎吾
モンスターデザイン:柳 隆太
プロップデザイン:西口智也
UIデザイン:ワツジサトシ
美術監督:長島孝幸
美術監修:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:橋本 賢
コンセプトアート:堀 壮太郎
撮影監督:脇 顯太朗
CG監督:雲藤隆太
編集:西山 茂
音響監督:岩浪美和
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO MOVIE Project

●CAST
キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
ユイ:伊藤かな恵
リーファ(桐ヶ谷直葉):竹達彩奈
シリカ(綾野珪子):日高里菜
リズベット(篠崎里香):高垣彩陽
シノン(朝田詩乃):沢城みゆき
クライン(壷井遼太郎):平田広明
エギル(アンドリュー・ギルバート・ミルズ):安元洋貴
茅場晶彦:山寺宏一
ユナ:神田沙也加
エイジ:井上芳雄
重村:鹿賀丈史

●主題歌
LiSA 「Catch the Moment」

>>『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』公式サイト
>>アニメ「ソードアート・オンライン」公式ツイッター(@sao_anime)

(C) 2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
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