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『レクリエイターズ』山下大輝さんが特に衝撃を受けたシーンとは

TVアニメ『Re:CREATORS』山下大輝さん、ショックのあまり“まみかロス”に!?監督・声優陣が物語後半の展開について語る

 2017年6月11日(日)、東京・新宿バルト9にて、現在放送中のTVアニメ『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』の11話&12話先行上映イベントが開催されました。

 上映終了後には、山下大輝さん(水篠颯太役)、豊崎愛生さん(軍服の姫君 アルタイル役)、あおきえい監督が登壇してのトークイベントも展開。なお、本レポートは11・12話の軽度のネタバレを含む内容となっておりますので、ご注意ください。

 

退場するまみかに対し、村川梨衣さんは元気いっぱい!?
 『Re:CREATORS』は、『BLACK LAGOON(ブラックラグーン)』等で知られる人気漫画家・広江礼威先生と、『アルドノア・ゼロ』を送り出したあおきえい監督がタッグを組んで制作されているTVアニメ。作品世界の中に存在するアニメやマンガ、ゲームなどに登場した空想上のキャラクターたちが現実世界に現れるという、独自の世界観が特徴の作品となっています。

 11・12話の上映が終了し、客席から大きな拍手喝采が湧き上がる中、山下大輝さん、豊崎愛生さん、あおきえい監督が登壇。豊崎さんは開口一番「やっとアルタイルを名乗ることができました!」と嬉しそうに語ります。実はこれまでのイベントでは、豊崎さんはあくまで「軍服の姫君」役としか紹介されておらず、「アルタイル」という役名をようやくファンの前で明かすことができたという経緯があったようです。

 トークがスタートすると、まずあおき監督から『Re:CREATORS』の全22話のうち、12話までが構成上の第一部にあたり、今回の上映が行われた話数までのエピソードが物語の区切りとなることが改めて説明されることに。というのも、上映会の前日に放送されていた第10話のラストにて、登場人物の一人である築城院真鍳(CV:坂本真綾)が「第一部完」という言葉を口にしていたためで、「あれは真鍳が勝手に言っていただけで、10話の時点では“完”じゃないです(笑)」と、物語のトリックスター的存在である真鍳ならではの台詞であったことが判明しました。

▲あおきえい監督

▲あおきえい監督

 一方、キャスト陣の間で真っ先に話題になっていたのが、第8話で果敢にアルタイルへ挑んだ煌樹まみか(CV: 村川梨衣)の退場に関する内容。まみかが最初にいなくなってしまう展開はキャストのお二人にとっても予想外だったようで、山下さんに至ってはショックのあまり“まみかロス”に陥ってしまったほどだそうです。そのまみかを演じた村川梨衣さんが「本当に死んじゃったんですか!? もう出ないんですか!?」と、退場したばかりとは思えない元気さを発揮していたという収録時のエピソードが語られると、会場は大爆笑に包まれました。

▲水篠颯太役/山下大輝さん

▲水篠颯太役/山下大輝さん

 現在、アフレコはかなり先まで進んでおり、アフレコ現場近くに来ていた村川さんが収録スタジオに顔を出すこともあったのだとか。その際に、まみかともっとも親密な関係にあったアリステリア役・日笠陽子さんとの漫才コンビのようなやりとりは、作中のまみかとアリステリアのシリアスさとはまったく正反対の騒がしいものとなっていたようです。

▲軍服の姫君 アルタイル役/豊崎愛生さん

▲軍服の姫君 アルタイル役/豊崎愛生さん

 
ストーリー後半では、菊地原がかわいらしさを覗かせるシーンも
 12話までを視聴しての感想を求められた山下さんは、「今まではウジウジしていた場面もあった颯太ですが、10話でやっと勇気を出して、11・12話で仲間たちに真実を明かしたことで、ようやくここにいてもいいんだという気持ちなれたのかなと。とにかくよく喋りました」と、台詞がかなり多かった3話分を振り返りました。

 一方、最初は颯太の視点で物語を見ていたという豊崎さん。ストーリーが進むにつれ、実は颯太がもっとも謎が多く、本心が読めないキャラクターであることに気づき、ミステリー作品を読み進めているような感覚を味わったのだとか。また心優しい颯太の雰囲気は、演じている山下さん自身のイメージと重なる部分も多いそうで、「山下くんの優しさが滲み出たキャラクター」であるとも語っていました。

 この颯太というキャラクターは、あおき監督も制作するうえで試行錯誤したようです。TVアニメの原作的な位置づけである、広江先生が執筆された原案テキストを読んだ際に、もっともキャラクター性が把握し辛かった人物であり、打ち合わせでも颯太に関する多くの質問を広江先生にぶつけたのだとか。

 そんなあおき監督は颯太について、「記号的な引きこもりキャラクターでもなければ、学園ライフを満喫しているようでもないというバランスを、どう描写していくか。いわゆる普通の男の子を代表する存在なのですが、セツナの死に関係した傷を負っている特殊な事情もありまして。彼はスーパーヒーローではないので、その傷と向き合うには時間が掛かるという描写になっています」と、作中での扱いについて解説されました。

 また第9話で話題を呼んだ、真鍳に足で頭をこねくり回される(?)シーンについても言及され、「靴くらい脱げよ!(笑)」という山下さんのもっともなツッコミが会場の笑いを攫っていました。

 トークの中で「お気に入りのキャラクターは誰か」という質問が飛ぶと、あおき監督が「一番年齢や立場的に共感しやすい松原さんや中乃鐘さん」、豊崎さんが「(アルタイル陣営の)人数が減っていく中、頼もしく背中を守ってくれるブリッツさん」とそれぞれ回答したのに対し、「菊地原さん」とやや意外な人物の名前を上げる山下さん。

 山下さんは、最初はビジネスライクな態度を崩さなかった菊地原の物腰が、物語が進むにつれて少し柔らかくなっていること。メテオラに対しても対等な立場で会話することができる唯一の存在であることなどを、お気に入りのポイントとして挙げます。
 また今後の展開では、クールな印象の強い菊地原のかわいらしさを垣間見ることができるシーンも存在しているようで、山下さんが「本当にすげぇから、楽しみにしていてください!」と興奮気味に話す一幕も見られました。

 ストーリー構成についても話題は及びました。オリジナルアニメという体裁になっている本作ながら、実際には広江先生が描いた『Re:CREATORS NAKED』という原作テキスト(無料まんがサイト「サンデーうぇぶり」にて公開中)をアニメにするという形で制作していると明かすあおき監督。

 ただし原作をそのまま再現するのではなく、『NAKED』ではもっと終盤に用意されていた、颯太が自身の過去を仲間たちに打ち明けるシーンのタイミングを早めたり、松原がセレジアをパワーアップさせる第10話での山場となっていたシーンは、アニメ版のために新たに用意されたものであったことが判明していました。

 ステージの最後には、あおき監督、山下さん、豊崎さんらが今後の見どころとファンに向けてのメッセージを送ります。今後さらにインパクトのあるキャラクターと、それに負けないほど個性的な原作者が登場することも仄めかされました。

 物語の後半に向けて、より大きな盛り上がりへの期待も高まりつつ、大盛況のうちにイベントの幕を閉じました。

[取材・文・撮影/米澤崇史]

 
作品概要
■TVアニメ『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』

【放送情報】
TOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ
毎週土曜23:30―

ABC 朝日放送
毎週土曜26:29―

テレビ愛知
毎週火曜26:05―

AT-X
毎週木曜23:30―
※リピート放送 毎週土曜15:30― | 毎週日曜26:00― | 毎週水曜7:30―

※放送開始日・放送日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。

【スタッフ】
原作:広江礼威
監督:あおきえい
副監督:加藤誠
シリーズ構成:あおきえい・広江礼威
キャラクターデザイン:牧野竜一
総作画監督:牧野竜一・中井準
メインアニメーター:松本昌子・山本碧
メカニックデザイン:I-Ⅳ
エフェクトアニメーション:橋本敬史
美術監督:永吉幸樹
美術設定:佐藤正浩・藤瀬智康
色彩設計:篠原真理子
アートディレクション:有馬トモユキ・瀬島卓也
CGディレクター:ヨシダ.ミキ・井口光隆
ビジュアルエフェクト:津田涼介
撮影監督:加藤友宜
編集:右山章太
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
音楽:澤野弘之
オープニングテーマ:SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle & Gemie「gravityWall」
エンディングテーマ:綾野ましろ「NEWLOOK」
アニメーション制作:TROYCA

【キャスト】
水篠颯太:山下大輝
セレジア・ユピティリア:小松未可子
メテオラ・エスターライヒ:水瀬いのり
アリステリア・フェブラリィ:日笠陽子
煌樹まみか:村川梨衣
弥勒寺優夜:鈴村健一
鹿屋瑠偉:雨宮天
築城院真鍳:坂本真綾
ブリッツ・トーカー:斧アツシ
軍服の姫君:豊崎愛生
松原崇:小西克幸
まりね:金元寿子
中乃鐘昌明:杉崎亮
高良田概:柳田淳一
八頭司遼:濱野大輝
駿河駿馬:寿美菜子
菊地原亜希:恒松あゆみ

【イントロダクション】
人は、その手で多くの物語を創造してきた。
喜び、悲しみ、怒り、感動。 物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。もしも、物語の登場人物たちに“意思”があるとしたら、 彼らにとって、物語を産みだした我々は神の存在なのだろうか?

――我らの世界に変革を。
――神々の地に制裁を。

「Re:CREATORS」誰もが皆、《創造主(クリエイター)》になる。

>>Re:CREATORS(レクリエイターズ)公式サイト
>>TVアニメ“Re:CREATORS”公式Twitter(@recreators_tv)

(C)2017 広江礼威/小学館・アニプレックス
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