
神谷浩史さん、小野大輔さんがラジオ「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」新OP&EDに込められた番組・リスナーへの10年間の想いを語る
神谷浩史さんと小野大輔さんがパーソナリティーを務める人気ラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」。番組は2007年に放送開始し、11年目に突入しました。
2016年は10年目突入記念イベント「DGS EXPO 2016(以下EXPO)」を開催。2017年3月には、番組として2枚目となるアルバム「Coin toss Drive」を発売。人気ラジオ番組として、さらなる勢いを見せています。
そして、ファン待望の9枚目となる番組の新OPテーマ「ON the AIR」&EDテーマ「トケイとテガミ」を収録したCDが7月12日(水)にリリースされました。
CDリリースを記念して、神谷浩史さんと小野大輔さんにインタビュー! 新曲の聴きどころから番組のエピソード、おふたりのラジオに対する思いまで、いろいろとお話していただきました。
目次
新曲のテーマは、10年間積み重ねてきた歴史
――今回の楽曲制作の経緯や楽曲についてのイメージをお聞かせください。
小野大輔さん(以下、小野):今回のOPテーマ「ON the AIR」は、これまで10年間積み重ねてきた歴史なんです。それを振り返るような楽曲にするのか? それとも全く新しい楽曲にしていくのか? というところで、スタッフと一緒になって考えて候補曲を聴きました。
その中で、岡さん(岡ナオキ氏 作編曲家)が作曲された「ON the AIR」を聴いた時に、このメロディーがどこか懐かしくてDGSらしさを感じる楽曲で、次の11年目から先へと繋がっていくような未来を思わせる印象を受けました。また、これまでの積み重ねをちゃんと活かした上での楽曲にしたい気持ちがあって、この「ON the AIR」を選ばせていただきました。
楽曲を聴いていただければこれまでの10年がちゃんと入っているんだなとわかると思います。かといってずっと後ろを向いているわけじゃなくて、そのエネルギーを持って空に舞い上がっていく、次の11年目から先へと進んでいくような楽曲になっているんじゃないかなと感じています。
――神谷さんはいかがですか?
神谷浩史さん(以下、神谷):まずこの楽曲を選んだ経緯ですが、一番初めの番組CD「Dear Girl~Stories~」を作ることになった時、自分たちの冠番組の主題歌を歌うことに対して疑問しかなくて……。まぁ今も疑問はあるんですけど、何でラジオ番組でOPとEDを歌わなきゃいけないんだ? ラジオだろ? 僕らが聞いていたラジオ番組って、少なくともラジオパーソナリティーが歌ってませんから! って。たぶん番組内でも、そういうことに言及していると思います。
なので、ラジオパーソナリティーの方が歌っていらっしゃるというイメージがない中、そうか、僕らふたりで歌うんだ。でも自分たちの初めての冠番組だから、そういうことってありがたいな、と思いながら歌ってきたんです。その疑問を抱えながらも楽曲が増えていって、それをみなさんの前で披露もして新しい表現に繋がっていったので、本当に継続は力だなぁと思いながら過ごしていたんですよ。
そして10年目を迎えて作ったEXPOテーマソングの「TEN-derLand」。せっかくいい曲ができたのにイベントだけで終わってしまうのはもったいなかったのと、去年は「DGS EXPO」の年だったし、春にEXPOのBlu-rayやDVDも発売になるのが決まっていて、それまでEXPO感のようなものを引っ張りたかったというのもあり、「これを番組オープニング曲に使えませんか」と僕から提案させていただきました。
これを半年間使うと4月から新曲になるので、僕の狙いはそこにあったんですよね。今までずっと10月から新曲になっていた流れをちょっと変えて、4月から始める。そうすると新学期や新年度、新しい何かを始めるきっかけのタイミングでOPテーマが変わるので違うテーマで曲を表現できるんじゃないかと思ったんです。
それで10月からの半年間はOPは「TEN-derLand」、EDテーマは今までの楽曲を週替わりで流すという形(※)で、たまたまそれが26曲ズバッとはまったので、じゃあそういう形にして半年間は過ごしましょう、と10周年イヤーの流れが決まりました。
※ラジオで「DGSクロニクル」と題して過去の楽曲を毎週1曲放送
それで11年目を改めて始めるにあたって、どういう楽曲にしましょうか? という話になった時に、さっきの小野くんの話に繋がっていくんですよね。新番組のような楽曲と、また改めて1から始めていくような楽曲、その2択になった時に後者を選ぶことになり、岡さんが作ってきた曲がすごく良かったので「ON the AIR」に決まりました。
その対比として、ED曲もラジオ番組のエンディングに相応しいテーマ曲がいいんじゃないかということで、「トケイとテガミ」に決まりました。僕らが(ラジオで)しゃべっている内容とは、全く乖離してますけれども……。
小野:ハハハハ……(笑)。
神谷:結果的にこの2曲を選ばせていただきましたが、両方とも岡さんの楽曲だったんですよ。いろんな方が提供してくだる楽曲をコンペにかけて、僕らの投票で決めていく形だったので、本当に偶然でした。
岡さんにはメインでいろんな曲を作っていただいているので、僕らのこともわかってくださっているし、なおかつ作詞の古屋さん(古屋真氏 作詞家)や、仲智さん(仲智唯氏 作詞家)もそうなんですけど、この番組のことを理解してくれている人が11年目をスタートするにあたって、相応しい楽曲を提供してくれたんだなと実感しましたし、本当に納得の2曲だと思っています。






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