声優
『僕声』完結記念スペシャルイベント【夜の部】をレポート

増田俊樹さん、畠中祐さんら豪華声優陣が繰り広げる舞台に腹筋崩壊!『僕声』完結記念スペシャルイベント【夜の部】をレポート

2018年2月25日(日)に、山野ホールにて「セカイ系バラエティ 僕声」(以下、「僕声」)の完結記念スペシャルイベントが開催されました。

「僕声」とは、WOWOWとGYAOの共同製作となる人気声優陣がさまざまな映像表現と笑いに挑むオリジナル番組です。

1日限りのスペシャルイベントには、増田俊樹さん、畠中祐さん、武内駿輔さん、西山宏太朗さん、白石稔さん、沢城千春さん、勝杏里さん、岸尾だいすけさん、津田健次郎さんら豪華声優陣が出演。

本稿では、「僕声」ならではの独特な世界観と笑いに包まれた【夜の部】の模様と、開演前のキャストインタビューをお届けします!

【夜の部】イベント前のキャスト陣に突撃!

昼公演を終えて夜公演へ挑む前のキャスト陣8名へ、昼の部を終えての感想と夜の部への意気込みをお聞きしました! イベントレポートをチェックする前にまずこちらをご覧ください。

――昼の部を終えての感想をお願い致します。

西山宏太朗さん(以下、西山):オープニングからお客さんの熱量がすごく伝わってきて驚きました。援も大きくいただき、始まった瞬間に楽しいイベントになると実感しました。

武内駿輔さん(以下、武内):『僕声』初イベントということで、どのような方がいらっしゃるのかワクワクしていました。実際に昼公演を終えて、お客さんがすごく盛り上がってくださり楽しんでいただけて幸いです。

勝杏里さん(以下、勝):僕の場合、ものすごく走って休んで、またものすごく走る感じの出番でしたので、新鮮さを感じました。なかなかない総合芸術のようなイベントです(笑)

白石稔さん(以下、白石):幅広い世代の仲間で集まって面白いことをする珍しい機会を与えていただいて、信じられないくらいカオスなイベントでした(笑) 我々の想像をはるかに超える化学反応が起きたと思います。

沢城千春さん(以下、沢城):楽しいイベントに参加させていただけたことが良かったなと感じております。衣装の早変わりがすごく大変でした(笑)

畠中祐さん(以下、畠中):個人的には、大先輩方の「クサリ荘」でのふざけ具合がものすごく好きで、アドリブの終わりが見えなくなるほどに熱くなる昂りを見て感動しました。

津田健次郎さん(以下、津田):それは、次の出番がないからだよ(笑)

増田俊樹さん(以下、増田):僕は自転車でセットの周りを3週もしましたよ。

勝:1番被害を受けているのは、このふたりだよね(笑)

畠中:(笑) ほかのイベントではやらないことをやっていくという冒険が楽しく思えたイベントでした。

津田:ホームランバッターが会心のホームランを打ったときは、球を打った感覚がないそうです。そして、球を打ったことも覚えていないそうです……そんな感じです。

一同:(笑)。

増田:僕は「クサリ荘」では大先生方と絡み、BELLWETHERでも出させていただいています。昼の部を終えて、今までとは違う新たな挑戦ができるイベントだと感じました。

――期待が高まる【夜の部】へ向けての意気込みをお願い致します!

西山:BELLWETHERとして、畠中くんと「僕らの意味」を歌わせていただくので、そちらのほうも気合いを入れてパフォーマンスします!

武内:昼の部の経験を生かして、面白いことやくだらないことを本気でやっていきたいと思います。

勝:あまり見たことのないイベントだと思うので、みなさんも構えずにオープンマインドで楽しんでいただけたらと思います。

白石:一生懸命不真面目にやっているので、真面目に受け止めないで、不真面目に楽しんで見ていただけるとより一層面白く感じられると思います。我々の本気の冗談をお楽しみください!

沢城:昼の部は早変わりに苦労しましたので、夜の部は沢城千春が100%のうち何%の仕上がりでステージに上がっているのか注目していただきたいと思います(笑)

畠中:夜の部はみなさんを置いてけぼりにするほど、ハチャメチャな勢いで楽しみたいと思います。BELLWETHERとして、「僕声」として受け止めてくだされば嬉しいです。

津田:哲学的で崇高なイベントだと、夜の部でもしっかりお客さんに伝えていきたいと思います。

増田:演出として初めて、口パクで歌っているフリをするので、そこに注目していただきたいと思います。夜もしっかりとマイクを外します(笑)

――ありがとうございました!

注目の夜の部! キャスト陣のハチャメチャなステージに巻き込まれる!

西山さんと武内さんのイベント開始前アナウンスから笑いが渦巻く開場内。自由なアナウンスに会場の熱気がヒートアップし、これから始まるイベントへの期待値も上がります。

イベントがスタートすると同時に『僕声』の世界が目の前に広がり、キャスト全員がステージに登場。それぞれの挨拶で会場をさらに温めていきます。【夜の部】だけ「GYAO!」にて生配信されるとのことで、キャスト陣もどこかテンションが上がっている様子。

早速、『僕声』の映像を見ていこうとスクリーンに注目したところ、「君の○○の悩みがセカイを救った事を君は何も知らない」で勇者の仲間を探している生命体H(CV:花江夏樹)が突然現れました。

なんと、悪の意志が具現化した「イーブル・ウィル」が会場を乗っ取ろうとしているとのこと。「H」は、「きみたちがこのイベントで世界を救うんだ!」と言って去っていきました。イベントを楽しむはずが、まさか世界を救うという壮大な展開になり、キャスト陣と力を合わせてお客さん全員で世界を救うことに。

沢城さんの掛け声で世界を救うための気合い入れをした後、「我が青春のクサリ荘」のコーナーが展開されます。「クサリ荘」は大ヒット漫画家を目指す、才能と野心に満ちた若手漫画家たちが暮らすアパート。

岸尾さん演じる手塚治と、勝さん演じる青塚不二夫がアパートの一室を模したセットと共に登場します。途中で、増田さん演じる郵便配達員も登場し、アドリブ満載の群像劇が繰り広げられました。

また、「クサリ荘」コーナーを彩るボーイズラブの使用漫画も背景のスクリーンで公開され、津田さん演じる照田ヒロオが登場。「尺なんて関係ない!後の人が巻けばいいんだよ!」と、たくさん喋る津田さんに会場からは笑いと拍手が湧き起こります。

そんな津田さんが、最後の最後で大事なセリフを噛むというオチに大爆笑。なんとか流れを取り戻した直後、舞台が暗転し、日本で初めてTVアニメが放送された某少年ロボットアニメ風の映像が流れます。

すると、「BELLWETHER」の西山さんと畠中さんが登場し「僕らの意味」を華麗に披露。斬新な歌詞に酔いしれながら、イベントグッズのスティックライトを振ってお客さんたちも一緒に楽しんでいました。

次は「セカイ系同人誌・禁断の愛の連鎖」の生アフレコのコーナー。白石さん、津田さん、西山さん、武内さんがスクリーンの映像に合わせて“無限の妄想恋愛”を表現します。鼻の「左穴」と「右穴」の妄想恋愛が繰り広げられた後、BELLWHETHERの増田さんと畠中さんが登場し、「ハナ」を披露。ふたりの妖艶な歌声に、多くのお客さんが惹きこまれていました。

続いては「信長、セカイを知る」コーナー! 信長(演:鈴木達央)へ言葉の使い方を教えてあげようという大喜利企画です。信長に仕える蘭丸を演じた沢城さんとお笑いコンビ・ハライチの岩井さんの進行で、畠中さん、白石さん、西山さん、武内さんの4名が信長からのお題に応えていきます。

「ぼっ、ボクなんかにできるわけないよ」「お兄ちゃんのバカ」「覚醒」の使用例を面白おかしく回答するキャスト陣に笑いの連鎖が止まりません。コーナーの最後には、BELLWHETHERの増田さんと沢城さんが登場し、「難しいサイ」を歌い上げました。

そして再び「我が青春のクサリ荘」の舞台がステージ上に現れ、岸尾さんと勝さんが登場。武内さんから「配信はどこまで延ばしてもいい」と聞かされた岸尾さんは、アドリブが炸裂します。そんな岸尾さんにツッコみ続ける勝さんとのやり取りはテンポが良く、ずっと見ていたいと思った方は多いはず!

しかし、ふたりの止まらないアドリブに我慢できなくなったのか、舞台の袖から津田さんが“尺を巻いて”というジェスチャーをしながら顔を出すシーンもあり、やっと場面が進んでいきます。最後には、BELLWETHERの武内さんと沢城さんが「笑止」を披露して怒涛のコーナーの締めとなりました。

初体験ばかりの『僕声』撮影秘話!

笑いの渦から一息ついたところで、スクリーンに再び「H」が姿を現します。「イーブル・ウィル」が消滅したかと思いきや、まだ完全に消滅していなかった様子。「イーブル・ウィル」をやっつけるため、番組のオープニング曲「僕の声でどんな番組ができるのだろう?」を増田さん、畠中さん、沢城さん、白石さん、勝さんが圧倒的な声で歌い上げました。

「イーブル・ウィル」との戦いに勝利し、ここでやっと本来の『僕声』のトークイベントがスタートします! 改めて、ステージ上に出演者全員が登場し、白石さんの進行で撮影秘話のトークコーナーへ。スクリーンには、増田さんと白石さんが相撲を取るシーンや、BELLWETHERの撮影シーンなどメイキング映像が公開されました。

「初体験」というトークテーマに対し、津田さんは『僕声』ならではのワチャワチャとした番組づくりが新鮮だったそうです。武内さんはグリーンバックでの撮影に戸惑いを覚えつつも良い経験だったと振り返ります。ほかのキャストも『僕声』の撮影で初体験することが多く、貴重な体験ができたことに感謝しつつも興奮されていた様子でした。

また、「クサリ荘」の撮影では、自転車好きな岸尾さんにとって、自転車では行けない距離の撮影場所へ向かうのが大変だったそうです。BELLWETHERの撮影では、初めてのPV撮影に戸惑ったという沢城さん。現場では専門用語が飛び交い、知ったかぶりをしていたところ、段取りを間違えてスタッフに指摘されたというおちゃめな裏話を披露しました。

まだまだ話は尽きませんが、イベントも終わりの時間へ。最後に、キャスト陣から挨拶が述べられ、「第2期」や「映画化」という次回作への期待を寄せながらも大盛況のイベントは幕を閉じました。DVDとオリジナルサウンドトラックのリリースも決定し、さらに「僕声」の世界は広がります! 現在、「GYAO!」では全5話が配信されているので、まだご覧になっていない方もすでにご覧になっている方も、ぜひチェックしてください♪

『僕声』公式サイト
『僕声』公式Twitter

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