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映画『ヒロアカ』志田未来×佐倉綾音ダブルヒロイン対談

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』志田未来×佐倉綾音ダブルヒロイン対談

8月3日(金)から上映開始となる映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』。アニメイトタイムズでは本作の公開を記念し、劇場版のオリジナルキャラであり、デクが≪I・アイランド≫で出会う"無個性"の少女、メリッサ・シールド役を演じる志田未来さんと、デクやクラスメイトと共に雄英高校で“ヒーロー”を目指すヒロイン、麗日お茶子役を演じる佐倉綾音さんにインタビューを実施。

完成した映画の見どころや、女優・声優というフィールドで活躍する同世代としてお互いに聞きたいことなどを語っていただきました。

それぞれのヒロインから見たデクの印象

ーー志田さんは映画オリジナルキャラクターのメリッサ・シールド役として今回参加されて『ヒロアカ』の魅力をどう感じられましたか?

志田未来:『ヒロアカ』はそれぞれのキャラクターが個性豊かで、主人公はデクだと思うんですけど、どのキャラクターにもしっかりとしたストーリーがあることが魅力だと思います。

今回映画オリジナルキャラクターのメリッサを演じさせていただくということで、ファンの皆さんの期待を裏切らないように演じようと思いました。

ーーメリッサの父親、デヴィット・シールド役の生瀬勝久さんとはドラマ『14才の母』以来12年ぶりの共演で、再びの親子役ですね。

志田:今回12年ぶりに親子役で共演させていただいて、生瀬さんが父親役ということで安心感がありましたし、久しぶりにお会いしても変わらず優しく声をかけてくださって。ずっと父のように見守っていてくださっていたんだなと思いました。

ーー佐倉さんは今回の劇場版と放送中のテレビアニメも合わせ、お茶子の成長したなと感じる面はありますか?

佐倉綾音:テレビアニメ1期から考えると、最初は「両親を支えたい」という自分一人の願いだったものが、「仲間と一緒に叶える願い」になっていき、それがお茶子自身の願いを叶えることにも繋がっているなと。3期に入ってからは、仲間との協力や結束というものをまた強く感じるようになりました。

それが劇場版でもすごく表れていて、みんなと協力してメリッサを助けたり、デクとオールマイトの手助けをするシーンが多かったなと思います。

ーーそれぞれのヒロインの視点から、デクはどんな印象ですか?

志田:デクは本当に“がむしゃら”という言葉が一番似合うなと感じて。助けたいという想いや、自分が信じることを貫く姿が本当にカッコいいなと思いました。

メリッサも元々のデクと同じく"無個性"というキャラクターなので、そういったデクの一面もメリッサにあるのかなと思い、デクを参考にしながらメリッサを演じた部分もあります。

ーーお茶子はストーリーが進むに連れてデクへの想いがどんどん強くなっていますよね。

佐倉:今回の劇場版のお茶子の第一声でも、デクとメリッサが楽しそうに話しているところに「デク君、楽しそうやね。」とちょっと複雑な笑顔になりながら登場するんですけど、これまでデクに積み上げてきた想いが劇場版でも見えているなと思います。

同世代の女優・声優として

ーー志田さんと佐倉さんは同世代なんですよね。現在それぞれ女優・声優のフィールドで活躍されていますが、お互いに質問されたいことはありますか?

志田:私は普段のお芝居では台本を持てないので、セリフを覚えるために「早く台本が欲しい」と思っているんですけど、声優さんは台本がない場合にはどういう練習をされているんですか?

佐倉:声優の仕事は、台本が前日に渡されることも割とあるんです。例えば、前日の夕方に台本を渡されて、帰ってからチェックして、翌日の朝の収録に臨んだり。

志田:そんなギリギリの中でやっているんですね。それだと「今日は早く収録が終わるから、ご飯に行こう」という予定も立てにくいですよね。

佐倉:そうですね。「ご飯に行って、その後に夜中まで頑張る!」であればいいんですけど。

例えばナレーションとかの場合、原稿は当日にいただいて、初見の映像に当てるということも多いので、あまり覚えるという作業がないことを考えると、可能だからできる限り対応している感じで。逆に前々から台本を渡されると、どう扱っていいのかわからなったり。笑

志田:想像以上にハードなんですね。私からすると、前日に台本を渡されるなんてありえないことなので…。笑

佐倉:そういうギャップもあるんですね。笑

ーー佐倉さんから志田さんに聞きたいことは?

佐倉:私、志田さんのことがずっと好きだったんです(照)。小さい頃にドラマなどを見ていて「同い年の人がこんなに活躍しているんだ!」と。

あとは、志田さんの写真を美容院に持って行って「この髪型にしてください」と言ったこともありますし、ドラマで使われていた同じ携帯を買って、それをずっと使っていたり。

志田:なんだか鳥肌が立ってきました…嬉しくて。笑

佐倉:私の中で志田さんはすごく印象に残っている役者さんなんです。最近では舞台も観に行かせていただいて「私が好きだった志田さんのお芝居を生で観ている!」と興奮しました。笑

そんな志田さんがお芝居の準備期間にどんなことを考えていらっしゃるのかが気になっています。

志田:家で必死にセリフの練習をしていても、現場に行くと、監督が求めていることや相手の役者さんのセリフが自分の想像していたニュアンスと違うものが来たりするので、あまり家では考えないようにしています。

家では「セリフを覚える作業」、現場では「感じたことを」ということがほとんどなので、声優さんと似ているのかもしれません。

佐倉:今作の音響監督の三間さんは、理詰めでお芝居を組み立てていく方だと思うんですけど、志田さんの中で実写のお芝居とギャップはありましたか?

志田:実写のお芝居だと「任せるよ」と言われた方が気楽にできることがあるんですけど、今回のように声優としてお仕事をさせていただく場合は、どう動いたらいいかも、どこから声を出したらいいかもわからないので、的確に指示していただいてやりやすかったです。音響監督の三間さんには本当に感謝しています。

ーーメリッサは登場シーンからすでにキャラクターイメージが完成されている感じがしましたね。

佐倉:しましたよね!キャラクターが何を考えているのかがちゃんと伝わってきて。すごいなと思いました。

「親」という共通のヒーロー像

ーー「きっと誰もが、誰かのヒーロー」がキャッチコピーとなっている今作ですが、お二人にとって子どもの頃のヒーローと、今のヒーローは誰ですか?

志田:私は6歳の頃からお仕事をさせていただいていて、なかなか学校に行けないことが多かったんですけど、親友が「こっちにおいでよ」と仲間に入れてくれたり、勉強でもノートをとっておいてくれたりとすごく助けてくれて。

本当にその子がいなかったら、学校にも馴染めていなかったと思いますし、勉強も遅れていたなと考えると、まさにヒーローだったなと思います。

今のヒーローは母です。何があっても動じない強さというのは憧れで、いつか母のような親になりたいと思いますし、「そんな小さな悩み、気にしない方がいいよ」という母のポジティブなスタンスを私も引き継いでいるなと思います。

佐倉:私のヒーローは子どもの頃も今も両親ですね。本当に親離れができない子どもだったんですけど、それを差し引いても、尊敬できる両親だなと今でも思います。

いまだに両親からは、ネガティブなことをあまり教わったことがなくて。大人になった今、例えば自分に子どもがいたらと考えてみると、並大抵でできることではないなと。本当にヒーローだなと思いますね。

ーーお二人とも共通して「親」にヒーロー像を感じていらっしゃるんですね。

佐倉:やはり一番接している時間が長いですし、自分の良い所も悪い所も把握されている上で、こちらが正しいと受け止められるような言葉をくれたり、行動に移してくれたりするのは「親」なのかなと思います。

培ってきたものが詰まったジェットコースターのような映画に

ーー映画の注目ポイントを教えてください。

志田:映画全体としてもそうなんですけど、やはり私は自分が演じたメリッサに注目していただきたいなと。

メリッサは“無個性”なんですけど、しっかり自分の目標に向かって走っているところはデクと重なる部分もあり、観てくださる方の目線に近いキャラクターなのかなと思っているので、ぜひ注目して観ていただけたらと思います。

佐倉:私は仲間と協力して敵と対峙するシーンや、3期まで培ってきた役者同士の息の合ったお芝居のコンビネーションにぜひ注目していただきたいです。

あとは「アニメーションで“走る”ということがこんなにカッコいいんだ!」というシーンがラストに待ち構えているので、観ていただきたいなと思います。

ーー最後に、映画を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

志田:私自身初めて完成した映画を観させていただいて、“ジェットコースターのような作品”だと思いました。

次から次へと色んなハプニングが起こって気が抜けなかったり、「ここで来て欲しい!」というところでちゃんとキャラクターが登場してくれたり、本当に胸の高鳴りが抑えられないような作品です。

ぜひ劇場の大きなスクリーンで迫力のある映画『ヒロアカ』をご覧ください!

佐倉:今作は原作者の堀越耕平先生が監修してくださっていることがとても大きくて、『ヒロアカ』の本編と時間軸が繋がっています。

この劇場版を観てくださった方は、「デクたちはこの経験を経たことによって、本編の強さに繋がっているんだ!」と感じていただけるのではないかと思います。

かと思いきや、初めて観る方にもわかりやすい内容になっていて楽しめると思いますし、本編もお楽しみいただいている方には、プラスアルファの内容になっていますので、ぜひこの作品を心に留めておいていただければと思います。

ーー素敵なお話をありがとうございました!

インタビュー・文:吉野庫之介  撮影:鳥谷部宏平

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~

2018年8月3日(金)公開!
配給:東宝

<STAFF>
原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:長崎健司
シリーズ構成:黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:ボンズ
配給:東宝
主題歌:「ロングホープ・フィリア」菅田将暉(EPICレコードジャパン)

<CAST>
緑谷出久:山下大輝
オールマイト:三宅健太
メリッサ:志田未来
デヴィット:生瀬勝久
爆豪勝己:岡本信彦
麗日お茶子:佐倉綾音
飯田天哉:石川界人
轟焦凍:梶裕貴
ウォルフラム:小山力也

劇場版公式サイト
劇場版公式twitter

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アニメ『僕のヒーローアカデミア』公式ツイッター(@heroaca_anime)
アニメ『僕のヒーローアカデミア』公式Instagram
アニメ『僕のヒーローアカデミア』番組公式ホームページ

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE製作委員会
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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