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『D×2』メガキン役・小林裕介さんへインタビュー

『D×2 真・女神転生』メガキン役・小林裕介さんへインタビュー! コスプレ初体験の感想はいかに!?

2018年9月20日からの4日間、千葉・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2018(TGS2018)。初日に行われた『D×2 真・女神転生』(以下、D×2)のステージイベントでは、アップデートの最新情報が解禁となりました。

ステージにはメガキンの姿に扮した小林裕介さんが登場し、イベントを賑わせていました。そんな小林さんへステージ終了後、突撃インタビュー! コスプレのことなどイベントの気になる話題についてうかがってきました。

初めてコスプレを体験してみての感想は、“意外とあり”

――ステージを終えた感想をお願いします。

小林裕介さん(以下、小林):出るまでが一番緊張しました(笑)。ひたすらシャッターだけを切られて悲しい思いをするんだろうなと思っていたのですが、意外と立ち見のお客さんも見てくれていたので安心しました。みなさんに笑ってもらえただけで、だいぶ救われました。

――中継されていましたが、生放送でもかなり盛り上がっていたみたいです。

小林:怖くてコメントが読めなかったです(笑)。ゲームのアップデート情報が盛りだくさんだったので、ゲームをプレイするコアなファンには喜んでもらえるようなイベント内容だったのではと思っています。

――今回のイベントは小林さんの衣装もひとつの目玉だったとは思うのですが、メガキンのコスプレをしてみていかがでしたか? 今回がコスプレ初体験ともイベントではおっしゃっていましたが。

小林:全身コスプレするのは初めてでして。最初は不安でしたが、前日に衣装合わせをさせていただいて、そのときに思ったのは“意外とありだな”と(笑)。コスプレイヤーさんの楽しみがちょっと分かったような瞬間でもありました。

――(笑)。まさにメガキンといった形でステージに出てきたので驚きました。ワンポイントでアイテムを付けて登壇するのを最初はイメージしていたのですが。

小林:あの赤のジャケットはアフロ付けていないと成り立たなかったですね(笑)。

――イベントではARを体験されていましたが、いかがでしたか?

小林:撮ったものに反応してなにかが現れるという機能を初めて体験したので、時代の進歩に驚きました。この先、悪魔が実際に召喚できるのではないのかと感じましたね。

あと、実際にスマートフォンを持って体験しているのと、画面越しでプレイしているのを見ているのとではまったく印象が違っていて。岩元さんのプレイをステージで見て、ちゃんと自分の携帯で悪魔を見られることが面白みのひとつなのだとそこで感じました。

――今回、イベントの発表内容にはLINEスタンプの発売が予定されていることもアナウンスされていました。

小林:LINEスタンプになってもメガキンは目立つなあと思いましたよ(笑)。ほかのキャラクターは静かな感じですけど、ちびキャラでも存在感を出していましたよね。できることならボイスも入れたいのですが……。(関係者を見つめる小林さん)

――(笑)。依頼もまだ受けていないと。

小林:そうなんですよ。ステージで山田さんに言っておけばよかったなと、ちょっと後悔しています。

――ほかにも多くの情報が解禁となりましたが、気になる告知はありましたか。

小林:大型コラボですね。コラボではなく、『大型』コラボというところも気になってます。悪魔がメインの作品なので、それとコラボできるタイトルは限られてくるような気がするのですが。初コラボがどういった内容になるのか個人的には楽しみにしています。

――今後、メガキンで見たいポーズなどはありますか。

小林:シリアスな表情や笑い顔はいっぱいあるので、困り顔とかが欲しいですね。あと、僕はテンプラドラゴンの膨れ顔が好きなので、あのメガキンバージョンも見てみたいです。

――メガキンはメガチューバーとして動画を投稿しながら活動していますが、小林さんがメガチューバ―をやるとしたらどういったことに挑戦したいですか。

小林:そういった企画系のことがあまり得意ではないんですよね……。普段は実験をするYouTuberの動画をよく好んで見ているので、できるのならそういったことをやりたいとは思ってます。

あとは、大盛りの料理を作ってそれを一気に平らげるようなのも憧れますね(笑)。ただただ食べる動画が一番続きそうな気もします。

――去年のTGSでメガキンを小林さんが演じることが発表されました。当時、メガキンを演じてみていかがでしたか?

小林:メガキンのようなキャラクターを今までやったことがありませんでした。あまりよくないことではあるのですが、メガキンの声に合いそうな、とある声優さんをイメージしながら演じています。そうしたらあのような演技になりました。

――ちょっと思いつかないですね……。

小林:お名前は伏せますが(笑)。お調子者のときはその方のイメージに寄せつつ、シリアスなときは普通に演じて、キャラを変えながらやっています。最初はテンション高かったので、汗だくになってしまっていて……。

それでも楽しい現場でしたね。たまに、むちゃぶりもありましたけど。「ここ、もうちょっと面白くできそうな気がする」と。それでやった結果、大うけしまして。リザルト画面の「これでもヒーローだからね」とかは無理やり絞り出した記憶があります。

――メガキンは小林さんのなかでも新しい引き出しだったんですか?

小林:そうですね、まったくなかったです。これはひとつチャレンジだと思い、ダメ出しされるのを前提でキャラを作ったつもりではありましたが、意外とオッケーが出てしまって(笑)。これからこのキャラを維持していけるのかなと心配な面もありました。

――『D×2』の魅力はどこにあると思いますか?

小林:僕が演じていて『D×2』が面白いなと感じているのは、世界観が現実世界に近いということですね。ちゃんと現代に存在する地域を舞台にしているじゃないですか。秋葉原や渋谷、新宿であったり。あとは、自殺や殺人などゲームにあまりない、ヘビーな題材を取り上げていることですね。そういった設定があるこそ、こちらもハラハラしますし。

電子ドラッグの事件とかも、ゲームではあるものの、近い将来にそういったことが起こるのではないかと思えてしまうんですよね。冗談半分でプレイしつつも、どこか真剣に取り組まなければならない一面もある。そんなゲームであると、僕はシナリオを読みながら感じました。

――これから始めるであろうファンや、既存のファンへ向けてメッセージをお願いします。

小林:シリーズが過去いくつも出ている作品を新規に始めようとすると、難しく考えてしまうと思います。そういった手の出しづらさはどのゲームにもあるとは思いますが、『D×2』はストーリーも面白いですし、AR機能などほかにないシステムもあり、人気ゲームの新シリーズと固く捉えず、面白そうな一アプリ。と思って改めて始めてもらえればプレイしやすいかと思います。これから大型コラボもありますし、どんな形でもいいので少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

――ありがとうございました!

[取材・文/阿部アキラ]

『D×2 真・女神転生リベレーション』とは

2017年10月に25周年を迎え、『ペルソナ』や『デビルサマナー』等の人気シリーズの原点となる RPG『真・女神転生』シリーズ初となるスマートフォン向けの完全新作。

●概要
名称:D×2 真・女神転生リベレーション
ジャンル: RPG
App Store
Google Play
価格: 基本プレイ無料(一部有料アイテム有り)
配信日:2018年1月22日
メーカー:セガゲームス

公式サイト
公式Twitter(@d2megaten)
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