声優・下野紘さんの主演映画『クロノス・ジョウンターの伝説』舞台挨拶をレポート｜下野さんの演技を蜂須賀監督が絶賛

2019年1月12日(土)、神田明神ホールにて映画『クロノス・ジョウンターの伝説』舞台挨拶が行われました。ステージには下野紘さん、井桁弘恵さん、蜂須賀健太郎監督、大橋孝史プロデューサーが登壇。

本作は、実写映画化しメガヒットを記録した『黄泉がえり』で知られる、SF小説界の巨匠・梶尾真治氏の同名作品を完全映画化したもの。トークでは下野さんが初めて主演を務めた感想や、撮影時のエピソードが披露されました。

▲左から蜂須賀健太郎監督、下野紘さん、井桁弘恵さん

下野さんの演技を蜂須賀監督が絶賛！

舞台挨拶がスタートすると、盛大な拍手の中4人が登壇！　まずは、それぞれ一言ずつ挨拶を行います。

今回が実写の初主演となる下野さん。アニメーションや吹替の仕事とは、また違ったプレッシャーを感じていたと言います。撮影に使った期間は、何と5日間！　アニメのアフレコの合間に撮影に駆け付けたりと、スケジュールがタイトだったことを明かしました。

そんな下野さんの演技を、蜂須賀監督は「忙しい中でセリフを全部頭に入れて、演技のリクエストもすぐに飲み込んでくれました」と絶賛。監督の言葉を恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうに聞いている下野さんの姿が印象的でした。

今作で初の映画ヒロインを演じる井桁さんは、どのようなヒロインを演じるべきか悩んだと言います。思わず守ってあげたいと思われるようなヒロインになれるよう、表情や声・仕草に気を付けたと演技プランについて語ってくれました。

もし過去に戻れるとしたら……？　下野さんがマル秘エピソードを披露！

映画の撮影にあたって、監督から映画『ある日どこかで』(1981年)を観るようアドバイスを受けたという井桁さん。そのおかげもあって、ヒロイン像のイメージが湧きやすくなったと監督へ感謝の言葉を口にします。

さらに、「タイムトラベルなんて経験したことないですし……」と続けると、すかさず下野さんが「そうでしょうね！」とツッコミ。会場からは大きな笑いが起こっていました。

また、過去に遡って歴史を修正するという本作にちなみ、やり直したい過去があるかという質問も。下野さんはとある先輩と飲みに行って泥酔してしまい、コートと財布を無くしてしまったというエピソードを披露。「お酒には注意してください！」と感情たっぷりに呼びかけると、会場からは再び大きな笑いが起こりました。

最後に、下野さんが「声優業界の中でも話題になっています(笑)。ぜひともたくさんの方に観ていただければ嬉しいです。よろしくお願いします！」と話し、舞台挨拶は終了となりました。

映画『クロノス・ジョウンターの伝説』は2019年春公開となります。
　

DVD情報

下野紘の軌跡 メイキング・オブ クロノス・ジョウンターの伝説

セルDVD
2019年4月2日発売
税抜価格：￥2,800
発売元：株式会社ハピネット
販売元：株式会社ハピネット

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作品情報

クロノス・ジョウンターの伝説

2019年公開
★第4回秋葉原映画祭2019にてプレミア上映決定
（2019年1月12日～14日開催）

CAST

下野紘
井桁弘恵
尾崎右宗、岩戸秀年、五十嵐健人、寺浦麻貴/赤山健太

STAFF

原作：梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』（徳間文庫）
監督：蜂須賀健太郎
企画・プロデュース：大橋孝史
脚本：太田龍馬 蜂須賀健太郎
撮影監修：髙間賢治
撮影：古屋幸一

映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式サイト
映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式ツイッター（＠2019SF1）
映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式チャンネル