仲谷鳰先生書き下ろしによる朗読劇で描かれたキャラクターの意外な一面とは？アニメ『やがて君になる』“遠見東高校生徒総会”レポート│高田憂希さん＆寿美菜子さんが「hectopascal」で体現する侑と燈子の想いと距離感

高田さんのラジオでのポンコツぶりはイベントでも健在!?

続いては「やがて○○の話になる」のコーナー。こちらはWEBラジオ『やがて君になる～私、このラジオ好きになりそう～』でもお馴染みだったコーナーで、最初に設定されたトークテーマから指定された結論に“自然に”たどり着ければ成功となります。

今回はイベント特別バージョンとして2分の制限時間の中、寿さん・茅野さんの“先輩チーム”と高田さん・市川さん・野上さんの“1年生チーム”に分かれての進行となりました。

高田さんとふたりでラジオのパーソナリティを務めた寿さんは、このチーム分けを聞いて何故か喜びの表情に。その訳は、高田さんは回を増すごとにこのコーナーでポンコツぶりを発揮していたそうなのです！

市川さんがゲスト出演した頃は上手だったそうですが、ご本人によるとその間に“何か”があり、ポンコツぶりに磨きがかかってしまったようです。

また野上さんは今回がこのコーナー初挑戦になりますが、「高田さんより上手にできるように頑張ります！」と発言。これに対し「そんな低い目標でいいのか！」と自分自身でツッコミを入れる高田さんに、会場から笑いが起きました。

先に挑戦する先輩チームのトークテーマは「ゴールデンウィーク」で、辿り着くべき結論は「生徒会役員に立候補したくなっちゃう」。なかなかに難しいテーマですが、寿さんと茅野さんは息の合った話術で巧みに話を組み立てていきます。

今年のゴールデンウィークは10連休と長期間でしたが、まずは寿さんがその間に何をしていたかと切り出しました。

その後は学生たちの休日の過ごし方へ話題を運び、春に出来たばかりの新しい友達との距離が離れてしまうのではと続けるおふたり。

そしてこのタイミングで学校や生徒会が大きく変わるとして、自然な流れで生徒会選挙立候補への流れを作り、学校を変えたいと結論付けました。

先輩たちの話術に舌を巻いたところで、お次は一年生チームの挑戦です。3人は「合宿」の話から「おススメの（「遠見東高校生徒総会」の）イベントグッズ」について話さなくてはなりません。先輩チームよりも人数が多いため、会話のキャッチボールが難しくなるかと思われましたが、高田さんは「自信あるので！」と一言。

男性陣はそんな高田さんを信頼してついていくことに決めましたが……挑戦が始まると唐突に「“ちなみに”、ふたりは合宿にいったことがありますか？」と話し出す高田さん。

あまりに違和感ある話の振り方に戸惑いを見せる男性陣に、「では、今からここが合宿場だ！　と言っても合宿場の気持ちになれますね？」と続け、ふたりの「なれます！」という反応を確認。

すると前言と同じように「ここは今から合宿場だ！」と改めて宣言し、会場を合宿場に変えてしまいました。自然に話をもっていくという部分はどこへやら、強引に合宿で汗をかいたという流れに持っていき、着替え用のTシャツのオススメとしてイベントTシャツを、水分補給用のペットボトルの代わりにタンブラーを……と進めていきます。