音楽
「BLASSKAIZ」深町寿成さん、ランズベリー・アーサーさんインタビュー

深町寿成さん、ランズベリー・アーサーさんが「一対一では、ほぼ初共演」でキャラの対比を意識|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』BLASSKAIZ(ブラスカイズ)収録レポ&インタビュー

個性の強いディースバッハ男爵と、ミステリアスなレネから次第に生まれるコンビ感☆

――まず、収録を終えての感想を教えてください。

ディースバッハ男爵 役の深町寿成さん(以降、深町):ディースバッハ男爵というキャラクターは、かなり癖の強いキャラクターといいますか……自分が演じてきた中でも、ここまではなかなかないぐらい、個性が強くて。

またそのセリフが、作品独自の造語とか、口癖とか、難しい言葉がたくさん出てくるところもあったので、すごくエネルギーを使ったなと。セリフ量も多く、テンションを上げることにも、かなりパワーを使ったと思います。

レネ・ユンカー 役のランズベリー・アーサーさん(以降、ランズベリー):今まで、ディースバッハ男爵が楽曲や企画などで話す機会はありましたが、レネがしゃべるのは今回が初めてということで。

まず、キャラクターの雰囲気をつかむところから始まったんですけど、なかなか難しいキャラクターでして。「BLASSKAIZ DRAMA TRACK 01」を聴いていただくと分かると思いますが、生きている感じがしないというか。人間だけど人間じゃないみたいな……。

――ドラマパートの中でも「人間です、一応」というセリフがありましたね。

ランズベリー:そうなんですよ。だから、あまり感情を入れるわけにはいかないけど、感情がなさすぎると無機質な機械音声みたいになっちゃうので、その塩梅がすごく難しいですね。

やっぱり、もっと感情豊かに表現したくなる気持ちになっちゃうんですけど、でも感情を出したら、ちょっと人間味が出ちゃうしなみたいな。

皆さんが普通にイメージする執事になってしまうのも違うので、ミステリアスな、独特な雰囲気を出さなくちゃいけないと思いながら、次第にディースバッハ男爵とのコンビ感も出てくるので、そこの塩梅は演じていて楽しかったです。

――それぞれご自身のキャラクターについて触れていましたが、お互いのキャラクターの印象はいかがでしたか?

深町:そうですね。僕は今回、初めて掛け合いすることができたなと、感慨深い感じなんですけど。

ディースバッハ男爵に対しての優しさや、いろいろ気を使ってくれているところを、表向きにはあまりハッキリと出さないんですけど、何も言わずに付いて来てくれるといいますか。そういうところに、真の意味での信頼感を感じました。

最初の出会いのきっかけも、特に友好的だったり好意を示してくれていたり、というわけでもなかったんです。でも、ディースバッハにとって、そばに置いておきたいと思うものを感じさせるような、強く主張はしないけれども、レネなりの想い、気遣いを感じるキャラクターだなと思いましたね。

ランズベリー:公に対して思うのは、なんというか……しゃべり方やキャラクター性も全部含めて、お金持ちの芸人さんの家に間違えて入っちゃったな、鳥が初めて見た相手を親だと思うような感覚で、自分を助けてくれた相手だし、やることないから従うか、みたいな。

深町:そういう流れだったんだ!?

ランズベリー:私いち個人としては、もちろんレネは深い感謝をしていて、面白い人だなくらいには思っていると思うんですけど……二人がお笑いコンビを組んでも成り立つんじゃないかなと思うので(笑)。

深町:確かに、ボケとツッコミがハッキリとしているこの二人(笑)。

ランズベリー:そう、そこ!

なんというか、横で聞いていても、ずっと公はボケてくれているのかな、どっちなんだ……みたいな。たぶん公本人は、いつでも大真面目なんでしょうけどね(笑)。

――今、休憩中も話をされていたということでしたが、休憩中やディレクションを待つ間は、セリフやストーリーについて以外にもどんな話をされているのか気になります。

ランズベリー:キャラ感に関しての話とか、あとは全然関係ない……。

深町:住みたい町の話とか(笑)。

ランズベリー:深町さんは表参道が似合いそうだという話とかをしていて(笑)。

深町:それから当然、キャラクターの話や、この作品の今後の展開はどうなっていくんだろうね、という話などをしていましたね。

――スタッフブースの方から拝見していて、何か深い話をしていそうな雰囲気の時もあれば、こう、楽しそうな笑い声が聞こえてきているなという時もあって、なんだろうこのギャップはと思っていたのですが……。

深町:深刻な話は多分、していないですね(笑)。作品の話をしている時に真面目に語っていたぐらいで。

――では、「BLASSKAIZ」のドラマパートは謎めいた部分も多いので、深刻そうに見えたのは、そういったキャラクターや世界観の話をされていたんですね。

ランズベリー:そうですね。

ドラマに出てくるディースバッハ男爵の宝物がある「秘密の部屋」は、“そういうことなんだろうな”という話なんかはしましたね。

(C)SAN-X / NIPPON COLUMBIA
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