映画
『劇場版 ハイスクール・フリート』先行上映会公式レポ

夏川椎菜さん、Lynnさん、種﨑敦美さん、久保ユリカさんが登壇!『劇場版 ハイスクール・フリート』先行上映会公式レポート到着!

『ストライクウィッチーズ』『ガールズ&パンツァー』などを手がける鈴木貴昭さん原案によるオリジナルアニメーションとして、2016年4月からTV放送された『ハイスクール・フリート』。

放送後も続編を望む声がやまず、2017年5月のOVAを経て、2020年1月18日(土)より完全新作アニメーションとして劇場版が全国ロードショーとなります。

本作の先行上映会が2020年1月12日(日)ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、出演声優陣から夏川椎菜さん、Lynnさん、種﨑敦美さん、久保ユリカさんが登壇しました。

本稿ではこのイベントのオフィシャルレポートをご紹介します。


 

先行上映会公式レポート

1月12日(日)、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、18日(土)に全国ロードショーを控える完全新作アニメーション『劇場版 ハイスクール・フリート』の先行上映会が開催。上映後には、岬明乃役・夏川椎菜、宗谷ましろ役・Lynn、西崎芽依役・種﨑敦美、知床鈴役・久保ユリカが登壇し、一足先に本編を鑑賞した観客を前にトークショーが行われた。

劇場版で感じたキャラクターの成長や変化について、夏川は「(TVアニメを経て)シロちゃんとの関係性が劇場版では深まっています。冒頭のシーンでも、夫婦のような姿が描かれていて(笑)。晴風の乗員たちの色々な問題を夫婦仲良く、二人三脚で解決していく姿が観られると思います」とコメント。

さらに、夫婦感においては「お風呂のシーンとか実際の夫婦でも、ああはならないと思います(笑)」と、Lynnと共に第1話のエピソードを振り返りながら、TVアニメを経て夫婦になることができて良かったと笑顔を見せた。

種﨑は「(艦の状況によって)それぞれの仕事ができる場・できない場があることを劇場版で初めて知りました。砲術のタマちゃんはめちゃめちゃ撃っているけど、メイちゃんは角度が悪くて撃てないシーンがあり、改めて“そうだよね”と思って」と、芽依の仕事に対する熱意が垣間見えた様子。“撃てればいいってものじゃない”というプロ根性に、改めて感銘を受けたと語った。

また、久保は今作でさらに増えたキャラクター数に言及すると「どうしても一人ひとりのセリフが少なくなってしまいますが、少ないが故にそれぞれのキャラクター性が濃く出ていると思います。中でも鈴ちゃんは一番濃かったんじゃないかなと」と鈴の見どころをアピール。

なお、主に悲鳴を上げているシーンであることが明かされたが、種﨑からは「鈴ちゃんのおかげで本当にピンチなのが伝わってきた」と視聴者目線のコメントが寄せられ、観客も深く頷いていた。

続けて夏川は、ピンチという点において「今まで起きたどの出来事よりも今回はピンチで。それでも冷静さを保っていられるのは、(これまでのエピソードで)成長できたから、ピンチを乗り越えられるような仲間になっていたからなのかなと思います」と感慨深く語る。加えて、今作で明乃を演じる中で「大人になったね」と実感していたことを明かした。

作中で印象的だったシーンやキャラクターについて尋ねられると、「宗谷家のみなさんの活躍がすごくて!」と声を上げたLynn。「途中、これは本当に『はいふり』なんだろうかというくらいにシリアスな、スパイ映画かなと思うシーンがあって(笑)。カッコいい姉さんの活躍が観られたのが印象に残っています」と宗谷家の活躍を注目のシーンとして熱弁した。

そして、TrySailによる主題歌『Free Turn』の話題が飛び出すと、夏川は「(TVアニメOPの)『High Free Spirits』とは趣が異なる曲ですが、劇場版の内容、そしてこの終わり方だったら『Free Turn』は大正解だったと改めて思いました。歌詞も観た後に読んでいただくと染みるものがあると思うので、ぜひチェックしてください!」と会場に呼びかけた。

最後はキャスト陣より、公開へ向けたメッセージが寄せられると、イベントの幕を下ろした。

 

『劇場版 ハイスクール・フリート』2020年1月18日(土)全国ロードショー


 

ストーリー

今からおよそ100年前、プレートのずれにより、多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていた。

そんな「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬明乃は航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機(ピンチ)。教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれるのだった。

その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに新たな危機(ピンチ)が訪れる。それは晴風クラスが解体されるというもの。晴風メンバーは、動揺しながらも再び一丸となり、クラスの解体を阻止したことで、絆をより深めていくのだった。

そして、晴風クラス解体危機から3ヶ月──

横須賀では、呉・舞鶴・佐世保を含めた全女子海洋学校の生徒が一堂に会し文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催され、明乃たち晴風クラスのメンバーも歓迎祭の準備に追われていた。

大和・信濃・紀伊など超大型艦のクラスも集い、様々な演し物や競技で賑わう中、彼女たちに新たな“危機(ピンチ)”が迫っていた……!
 

 

イントロダクション

『ストライクウィッチーズ』『ガールズ&パンツァー』などを手がける鈴木貴昭原案のオリジナルアニメーションとして2016年4月からTV放送された本作。

“国土水没により海上大国となった日本”という時代背景に合わせ緻密に練られた設定と世界観を舞台に、教育艦「晴風」の艦長となった明乃をはじめ、副長の宗谷ましろら、艦で共に過ごす仲間たちの豊かな個性や、少女たち同士の関係性を魅力的に描き出し、そんな可愛いキャラクターたちとは一見ミスマッチな艦隊バトルシーンは、ミリタリーファンも納得の綿密な設定考証に基づきリアルに描写され、放送開始から大きな話題となった。

放送後も続編を望む声はやまず、2017年5月のOVA発売を経て、満を持して2020年1月18日、完全新作アニメーションとして全国ロードショーされる。

守るべき艦(いえ)と、進むべき航路(みらい)。少女たちの新たな物語が幕を開ける!
 

スタッフ

原案:鈴木貴昭
キャラクター原案:あっと
総監督:信田ユウ
監督:中川淳
脚本:鈴木貴昭・岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督:中村直人
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
 

キャスト

岬 明乃:夏川椎菜
宗谷ましろ:Lynn
立石志摩:古木のぞみ
西崎芽依:種﨑敦美
納沙幸子:黒瀬ゆうこ
知床 鈴:久保ユリカ
知名もえか:雨宮天
 
公式サイト
公式ツイッター(@hai_furi)

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