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映画『デジモン ラスエボ』02メインキャラ声優インタビュー

“デジモンチルドレン”の新キャストが自信を持って送り出す一作――映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』連続インタビュー第2回│本宮大輔役・片山福十郎さん、井ノ上京役・朝井彩加さん、火田伊織役・山谷祥生さん

『デジモンアドベンチャー』シリーズが20周年を迎えたことを記念し、映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』が2月21日より全国公開!

『デジモンアドベンチャー』の太一たちが冒険したあの夏から10年以上が経った2010年。パートナーデジモンを持つ世界中の「選ばれし子たち」にある異変が起こる。事件解決に向けて動く中で自身が大人になることでパートナーデジモンが消滅するという事実を知った太一はどんな選択をするのでしょうか?

『デジモンアドベンチャー』のメインキャラに加え、『02』のキャラたちも登場するメモリアル&感動の映画になりました。

公開を記念して、アニメイトタイムズでは連続キャストインタビュー企画をお届けしています。第2回となる今回、ご登場いただくのは成長した『02』のメインキャラを演じる、本宮大輔役の片山福十郎さん、井ノ上 京役の朝井彩加さん、火田伊織役の山谷祥生さんです!


 

3人共、無印からの『デジモン』ファン! 好きなデジモンは?

――皆さんは『デジモン』シリーズをご覧になったことはありますか? 

本宮大輔役 片山福十郎さん(以下、片山):1作目の『デジモンアドベンチャー』ですね。

火田伊織役 山谷祥生さん(以下、山谷):僕も!

井ノ上 京役 朝井彩加さん(以下、朝井):私も! リアルタイムで見てました!

片山:僕は朝弱かったけど、何とか(笑)。

山谷:僕は少年野球をやっていたのでリアルタイムでは見られなくて、夕方にやっていた再放送でした。

――それでは好きなデジモンを教えてください。

山谷:1体に絞るのはめちゃめちゃ難しいです。でもデジモンと言われてパッと思い浮かぶのはアンドロモンかな。

朝井:渋いところいくね!(笑)

山谷:あとエテモン。やっぱり初期から登場したデジモンは印象に残っていますね。エテモンはキャラが強いこともあるけど。

片山:メタルエテモンもいいよね。僕はワンダースワン版の『デジモンアドベンチャー』の「カソードテイマー」と「アノードテイマー」両方共、プレイしていたし、その前にもカードダスをやっていて。カードダスではアポカリモンとミレニアモンが超レアで、出た時はすごくうれしくて。

でも一番のデジモンの想い出は、ワンダースワン版でも毎回仲間に入れていて、アニメでも超強かったピエモンです。ゲームでもラスボスの1つ手前だし、映像でも圧倒的な強さで、しかも怖くて。どちらも敵役だけど、子供は強いものが好きだし、レアだし。

朝井:男女の違いなのかな? 私はデジモンの強さより可愛さにひかれます。当時、お兄ちゃんと一緒に見ていて、お兄ちゃんは強いデジモンが好きだったと思うけど、私の推しデジモンはゴマモンです。

山谷:そこなんだ!?

朝井:愛らしくて、声もかわいくて、自分を「オイラ」と言ったり、健気に丈をサポートする姿、私に刺さる要素がいっぱいで。今でも大好きです。

常にアップデートとパワーアップを続けているのが『デジモン』シリーズの人気の秘訣

――『デジモン』シリーズが20周年を迎えました。ご感想をお聞かせください。

朝井:20年ってすごいですよね。いわば成人を迎えたわけで。

片山:あまりピンとこないけど、自分が小学校低学年の時に見ていたことを考えると「そうだよね」って。

山谷:そんなに経ったのかという気もしますね。ずっとシリーズとして描かれているので、ふと振り返ると知らないデジモンもいて。僕は『デジモンテイマーズ』まで見ていたんですけど……。

朝井:私も見てました!

山谷:これだけ人気も知名度もあって、新しい形のデジモンもたくさん登場してきて、世代を超えて、愛されているんだなと思いました。

片山:自分が子供の頃に見ていて、今も続いている数少ない作品ですね。しかもシリーズごとにパワーアップして。名作と呼ばれるものはそこに留まるものが多い中で、絶えずアップデートされて、パワーアップして、キャラも大人になって。

山谷:たぶん『デジモン』と言って、思い浮かべる作品名って、それぞれ違うと思うんです。

朝井:子供の頃の記憶ってすごいので、忘れられないシーンやセリフもあるだろうし。深く刻まれる時期に見ているから、いつまでも心に残るのかもしれませんね。

片山:絵やデザインも子供に刺さるんですよね。カブテリモンとか。『デジモン』のゲームをやっていた時、攻略本を見るんですけど、持っていないハードの攻略本を目にすると欲しくなって。スカモンとかヌメモンとか。怖さもありつつ、どこかで愛らしさを感じられるところがいいんですよね。

――『デジモン』シリーズがここまで愛される魅力とは?

片山:いろいろな魅力がありますが、『デジモン』を語るうえで欠かせないのは音楽ですね。どのシリーズにおいても圧倒的なパワーを持っている楽曲ばかりで。さわりを聴くだけで、当時の雰囲気や期待感などがよみがえってくるし。『デジモンアドベンチャー』でデジモンが進化する前のギターのギュインウィンという音楽を聴くと、思わず「来たっ!」ってなるし、他の作品にはない強さかなと思います。あとしゃべるキャラたちの愛らしさ。

山谷:愛きょうがあるし、個性が立っているよね。

朝井:子供向けに作られているかもしれないけど、冒険の楽しさだけでなく、苦しさや絶望感まで描かれていて。アニメで人生を学ぶみたいな。当時わからなかったシーンが大人になると意味がわかったりして、年齢を重ねるごとに味わいが出てくる気がします。

山谷:僕らが見ていた時は子供だったけど、大人も見ていたと思うんです。どの年齢層の人にも刺さる作品ってすごいですよね。

片山:あと退化という状態も、幼年期の状態、成熟期も同じ声優さんが演じているのもすごいです。進化して重々しくなったり、攻撃されて幼年期に戻って……。

朝井:かわいくなって。

片山:しかも状態が変わってもしゃべり続けるという。演じるキャストさんたちのすごさも感じるし、尊敬しています。


(C)本郷あきよし・東映アニメーション
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