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冬アニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』監督&シリーズ構成 インタビュー

冬アニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』佐藤雅子監督&シリーズ構成・岸本卓さんインタビュー|日向の主人公らしさ、影山の成長。今までの積み重ねから“頂点へ”!

現在、MBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送中のTVアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』。

強豪・白鳥沢学園高校との激戦を制した烏野高校排球部が、“全国”というさらなる頂を目指し、新しい舞台で闘う熱い物語が描かれています。

そんな本作の監督を務める佐藤雅子監督とシリーズ構成を担当している岸本卓さんにインタビューを実施しました!

TVアニメシリーズ初期から『ハイキュー!!』に携わってきたお二人だからこそ、本作でさらに作品の魅力を感じたそうです。

キャラクターの描き方やこだわった部分など、TVアニメシリーズ初期の話から本作までを振り返り、たっぷりと語っていただきました。

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――お二人は初期のTVアニメシリーズから携わっていますが、本作のアニメ化が決定したとき、どんなお気持ちでしたか?

佐藤雅子監督(以下、佐藤):前は各話演出として携わり、本作では監督を務めさせていただいていますが、オファーが来たときは正直迷いました。

岸本:僕は本作がアニメ化されると聞いて、来る時が来たかと(笑)

――本当にアニメ化されて、ファンとしては嬉しい限りです!いつぐらいからアニメ制作が始まったのでしょうか?

岸本:僕は確か2018年の秋ぐらいからシリーズ全体の構成案に取り組みました。

佐藤:OVA(『ハイキュー!! 陸 VS 空』)のほうが先でしたよね?

岸本:そうだ! OVAがありました! 色々やっていますね(笑)。

 

――シリーズ構成として、何か意識されたことはありましたか?

岸本:これは佐藤さんのアイデアですが、シリーズ序盤の合宿を駆け足にならないようじっくり描くことで、“この先に、こういう試練が待っているんだよ”“こういう壁があるんだよ”と、日向をはじめとする登場人物たちの課題をしっかりと提示するようにしました。

そういう意味では、OVAとTVシリーズを内容的にも分量的にもよいあんばいに配分できたのではないでしょうか。

佐藤:“6人で強いほうが強い”と作中で言っているように、『ハイキュー!!』はやっぱりチーム戦。

OVAをどのような立ち位置にするかという話し合いをしたときに、私はこの『TO THE TOP』のための立ち位置であってほしかったんです。

『TO THE TOP』で何を描くべきかと考えた時に“トータルディフェンス”だ、と。これは『白鳥沢戦』で月島と西谷がやっていて、戸美戦の時はリエーフと芝山がやっていて、という流れで考えていました。

尺と内容のせめぎ合いが難しい!?

――本作を描くあたり、難しかったことはありましたか?

岸本:シリーズ構成で1番大きいのは、どういう風に物語をまとめていくかなんです。原作がある中で、全部そのまま入れることができればそれが良いのですが、やむを得ず圧縮しなきゃいけない、ここはしっかり描きたいといった描き方の強弱があります。

TVアニメシリーズの1話分に原作の連載分をどこからどこまで入れるか考えますが、1話ごとの起承転結やまとまりを重視しつつも原作の印象を変えないようにと、内容と尺とのせめぎ合いがすごく難しかったです。

佐藤:それは本当に難しかったですね。

岸本:それぞれこだわりがありましたよね。

佐藤:はい。OVAはすごくオーバーしてしまいましたが、尺問題はずっとついて回っている状態で。 “どうしよう……”ってなっています。

(岸本さんを見て)責めているわけじゃないですよ?(笑)。

岸本:(笑)。言い訳すると、『ハイキュー!!』はけっこう難しいんです。


 

――具体的にどのようなところが難しいのでしょうか?

岸本:日常のシーンだとだいたいの尺感は分かるのですが、試合になるとちょっと難しい。本当は頭の中で完璧に映像が出来上がっていて、それを絵コンテを描く方と共有できていればよいのですが、なかなかそうもいかず……。

たとえば、試合している様子をト書きで細かく書くとシナリオの分量は多くなりますが、それを映像にすると一瞬で終わっちゃうんです。

トスを上げてバーンッと打つ一瞬のシーンでも、チラッと見る→相手の位置を確認する→トスを上げる……といった流れを逐一書き出すと結構なト書きになります。

――確かに。結構な分量になりそうです……。

岸本:漫画原作がある作品なら200字詰め原稿用紙で75枚ぐらい、原作のないオリジナルアニメの場合は70枚弱が、アニメ20分の尺感になります。

でも、『ハイキュー!!』の場合は、たまに100枚を超えていても尺が足りないことがあるんです。人それぞれシーンの思い描き方が、シナリオ会議をやっていてもなかなか“この尺が正しい”という判断ができなくて……。

なので、尺がオーバーしたり足りなかったりして、絵コンテを描く方に負担をかけてしまうケースが、他作品よりも多く出てしまうことがありました。中でも、試合のシーンが難しかったですね。

佐藤:試合はリアルタイムでやろうと思えば1プレー数十秒で終わってしまうので本当に速いんですよね。ただ、アニメではこのプレーを見せたいと言えば、いつまでも時間を引き伸ばせることができます。

たとえば、ボールがずっと宙に浮いていてスローモーションで動いていたり、そこにいろいろな人のモノローグが入ったり。

それをやっていると尺が長くなってしまいますが、トスを上げてバーンッとすぐに打つのも速く終わってしまうので、その調節が難しいところです。

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
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