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『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』京極尚彦監督インタビュー

『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』京極尚彦監督インタビュー|「時代の変化の中で、『クレヨンしんちゃん』らしさを表現。トライしつつ、考える」

2020年9月11日(金)より、『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が全国公開中です!

第28作目となる本作のテーマはラクガキ。選ばれし勇者のみが使えるラクガキングダムの秘宝ミラクルクレヨンで描いたしんちゃんのラクガキたちが活躍し、クレヨンで世界を救います。

映画の公開を記念して、京極尚彦監督にインタビュー! 作品誕生秘話からここだけの裏話まで、しっかりとお話しいただきました。映画をまだ観ていない方、京極尚彦監督ファンの方は、一部ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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京極監督のテーマ「みんなが見て楽しめるもの、なおかつ技術的にも新しいことをする」

――『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』に、携わることになった時のお気持ちをお聞かせください。

京極尚彦さん(以下、京極):まさか自分に監督のオファーが来るなんて、思いもしなかったというのが本音です。

僕が手がけた作品としては、『ラブライブ!』のような女の子向け作品のイメージが強いかと思うんですけど、かつては『ケロロ軍曹』、『名探偵コナン』、『犬夜叉』といった子ども向けの作品に関わっていたんです。でも、あまり子ども向け作品を手がけるイメージは持たれていなくて、『宝石の国』という作品で、より変わった方向のイメージを持たれていたかと思います。

でも、自分としては「みんなが見て楽しめるもの」というのが根底としてテーマにありますし、「なおかつ、技術的にも新しいことをする」というスタンスがあります。

『クレヨンしんちゃん』のように、多くの方に見てもらえているということは達成されている作品に、「自分がどのようにして、新しいものを作ることができるかな」という気持ちもあったので、ワクワクしました。

――今作では監督ご自身の中で、テーマのようなものはありますか?

京極:最初に劇場版監督のお話をいただき、企画立てから参加しましたので、一度過去の作品を全部拝見しました。

その上で自分が何をしたいかと思った時に、「作品タイトルが『クレヨンしんちゃん』なのに、クレヨンをモチーフにした作品はないんじゃないかな」と思って、製作委員会の方々にお話したところ、「そのモチーフは面白いですね」と好感触を頂いたんです。

そこから絵に描いたものが現実に出てくるというのは、昔からやってみたいと思っていた事だったので、そことクレヨンが結びついた感じですね。

ストーリーは脚本家の高田亮さんやプロデューサーさんといろいろお話した中で膨らんでいきました。そこに近藤慶一さん(シンエイ動画プロデューサー)から「ミラクル・マーカーしんのすけ」という原作のエピソードがありますよと教えて頂きまして、臼井さんが描かれているのであれば、ラクガキが具現化するというちょっと突飛な設定も大丈夫だ。と背中を押してもらえました。

原作のマーカーをクレヨンに置き換えて、原作に登場するニセななこ(CV:伊藤静)やぶりぶりざえもん(CV:神谷浩史)といったキャラクターと、ブリーフ(CV:冨永みーな)という新キャラクターを登場させました。そこから原作の数ページを映画の100分にするのも面白いんじゃないかという流れになりましたね。

――今作の映画監督のオファーを受けてから、映画制作前にテレビアニメの方にも参加したとお聞きしましたが、実際に手掛けてみて、変化を感じたことや新たに気づいたことはありましたか?

京極:作品へ参加する前は「僕の知らないところで、どなたか凄い人たちが作っている」というぐらいに思っていました。

時代の変化に合わせ『クレヨンしんちゃん』という作品じたいも変化しているんだろう。昔はしんちゃん(野原しんのすけCV:小林由美子)が親を呼び捨てにしたりとか、下半身を出しちゃったりとか、メチャクチャしていたじゃないですか。それは時代に寄り添う事でそういった面も少しマイルドになっているなと思っていたんですよ。

ですが、『クレヨンしんちゃん』はそういったことが全部なくなってしまったら、子どもを表現しきれていることにならないんです。時代は変わっても、子供たちは基本的には変わっていないじゃないですか。

なので「子供らしさ」という点はちゃんと描きたいなと思っていました。

それに、時代を無視して無茶してしまっては、結局それはたくさんの人に見てもらえなくなってしまう。かといって、しんちゃんらしいところを失くしてしまえば、「それって、もはや『クレヨンしんちゃん』じゃないよね」となってしまう。その辺りのところは、時代に合わせて作り続ける作品の難しい一面でもあるなと思います。

だから、そこはトライしつつ、考える。ストーリーは楽しくつくる事ができたので、しんちゃんらしさというアプローチも試行錯誤しながら楽しみました。

――作品自体は作りやすかったですか?

京極:しんちゃんという子を分かっていれば、すごく作りやすいと思います。しんちゃんは捉えどころがなくて、パッと触れ合って、パッとわかる子じゃないんです。

僕は最初、『クレヨンしんちゃん』と触れていない期間がすごく長かったので、しんちゃんと寄り添う期間が必要でした。TVアニメシリーズに参加させてもらったり、実際本編作業していったりする中で、自分が作品と寄り添えるようになってくると作りやすくなりました。

自分としては絵コンテも頭のシーンから最後まで描かせてもらったので、どのパートも人に任せるのではなく、最初から最後までしんちゃんとともに寄り添った感じはありますね。

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