
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』竈門禰󠄀豆子役 鬼頭明里さんインタビュー|戦いでの兄妹コンビネーションはバッチリ!いろいろなかわいい禰󠄀豆子をお楽しみに!【第2弾】
幅広い世代から人気を博した『鬼滅の刃』(原作:吾峠呼世晴/集英社ジャンプ コミックス刊)のアニメ劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が10月16日(金)より全国公開スタート! 「無限列車編」はTVアニメの最終話の続きにあたるお話で、原作ファンの間でも人気のエピソードです。
劇場公開を記念して、出演声優陣への連続インタビュー企画をお届けしています。第2弾は竈門(かまど)禰󠄀豆子役を演じる鬼頭明里さんです!
炭治郎たちと戦う中で成長している禰󠄀豆子。演じる時に意識するのはいろいろな禰󠄀豆子を魅力的に!
――これまで禰󠄀豆子を演じていく中で成長や変化を感じた点は?
竈門 禰󠄀豆子役 鬼頭明里さん(以下、鬼頭):炭治郎たちは一生懸命修業して、少しずつ強くなっていきました。禰󠄀豆子は修業をしたわけではないけど、那田蜘蛛山の戦いでは血鬼術を使えるようになったりして。「みんなと一緒に戦うことで強くなっているんだな、成長しているんだな」と感じました。
――禰󠄀豆子を演じる時に意識したり、大切にしていることは?
鬼頭:人間だった頃の禰󠄀豆子、鬼になった後、炭治郎たちとワイワイしている禰󠄀豆子、戦っている禰󠄀豆子など、いろいろな禰󠄀豆子がいるので、すべて魅力的に演じられるように心がけています。またシリアスなシーンと、かわいらしいシーンの差もちゃんと出るように意識しています。
この作品はシリアスなお話ではあるけど、ちょこちょこデフォルメ感があって、禰󠄀豆子の竹筒も、つけているお芝居をしなくてはいけないので、どういうふうに声を出せばいいかを考えて、リアルとデフォルメの間をとれるように気を付けながら演じています。
▲『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』場面カット
▲『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』場面カット
初めて演じたしゃべらない役。スタッフからあることを言われて気合が入った1話!?
――印象的なシーンやエピソードを挙げるとすれば?
鬼頭:一番印象に残っているシーンは19話で血鬼術の爆血を使ったシーンです。あと1話でアフレコが始まった時、スタッフさんから「禰󠄀豆子は1話が一番しゃべります」と言われて、気合が入りました(笑)。私自身、鬼という役を演じるのが初めてだったので、現実世界にいない存在であり、正解のない鬼をどう演じようかと考えて、すごく練習しました。
――一緒に行動を共にする兄、炭治郎の成長や変化を感じたところはありますか?
鬼頭:今でこそ修業を積んで強くなったし、呼吸法も使えるようになりましたが、はじめは山に住んでいる普通の男の子で。鬼の襲撃に遭って家族を失い、禰󠄀豆子を人間に戻すことだけを考えて、ここまでやってきた。精神力の強さで、ものすごく過酷な修業も乗り越えてきたんだなと思います。
▲『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』場面カット
――戦う鬼もどんどん強くなっていますが、炭治郎と禰󠄀豆子のコンビネーションもどんどん良くなっていますよね。
鬼頭:そうですね。炭治郎がピンチの時、いいタイミングで助けていますよね。最初の頃は炭治郎に守られていた立場でしたが、最近は禰󠄀豆子に任せて、炭治郎が別の鬼と戦ったり、戦略的な動きもできて。お互いに信頼しながら戦えているし、いい形で一緒に成長できているなと思います。