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『エタニティ 〜深夜の濡恋ちゃんねる♡〜』岩崎諒太&大須賀純インタビュー

『エタニティ 〜深夜の濡恋ちゃんねる♡〜』岩崎諒太さん&大須賀純さんによる深夜の座談会! お二人が憧れるラブストーリー、シチュエーションとは……!?

甘くときめく大人の恋愛模様が楽しめる「エタニティブックス」の人気12作品をTVアニメ化した『エタニティ 〜深夜の濡恋ちゃんねる♡〜』が現在絶賛放送中です。

お見合い結婚から始まる甘い生活、イケメン御曹司と平凡OLの運命の恋愛ストーリーなど、魅力的な個性を持つヒーローとヒロインの物語がお楽しみいただけます。

アニメイトタイムズでは、人気12作品のうち、それぞれ通常版(地上波放送)の2作品のヒーローとして出演している声優の岩崎諒太さんと大須賀純さんにインタビューを実施。

岩崎さんは第1回『君が好きだから』の三ヶ嶋紫峰役と第7回『プリンの田中さんはケダモノ。』の田中宗介役を、大須賀さんは第2回『溺愛デイズ』の黒崎隼人役と第10回『152センチ62キロの恋人』立花逸人役を演じています。

それぞれのキャラクターに対する印象や役づくり、そしてお二人自身が憧れる恋愛シチュエーションなど、赤裸々に語っていただきました!

女性目線でのヒーロー像が詰まっている作品

──初めに、ご自身が出演された作品のストーリーを読まれたときの感想をお聞かせください。

岩崎諒太さん(以下、岩崎):もう本当にキャラクターがイケメンですよね。

大須賀純さん(以下、大須賀):そうだね。

岩崎:役が自分とはあまりにもかけ離れていて。

大須賀:僕にはないものだなぁ、と。

岩崎:こんな人生を歩んだことはないぞと(笑)。

大須賀:「深夜の濡恋ちゃんねる♡」に決定しました、と事務所から連絡が来て、“一体これはなんぞや?”と思ったのが正直なところです(笑)。

アニメ化の企画をいただいたときに原作本を読ませていただきましたが、大人の恋愛レーベルということで、そういうシチュエーションやセリフは今までやってきたこともありましたけど、ここまで甘々なストーリーをアニメーションでそんなになかったんじゃないかな、と。

僕が演じさせていただいたヒーローたちは僕の実年齢よりも全然下なんですけど、“どうしよう、大人だ……!”と思いました。

一同:(笑)。

大須賀:どちらの作品もそのように思いました。僕自身、10代を演じることが多いので、20代後半や30代の役柄がくると“大人じゃん!”って思ってしまうんです。

特に『152センチ62キロの恋人』に関しては、ヒーローがヒロインの上司で30代後半、僕の中で引き出しがあまりない役柄というところもあり、『溺愛デイズ』よりも悩みました。

──そんな『152センチ62キロの恋人』のヒーローである立花逸人を演じる際、その引き出しはどうやって探したのですか?

大須賀:ないものは作るしかない!と(笑)。身近な先輩のイメージはありましたが、台本に書いてあるセリフや絵を見て、その中から浮かんできたものを作るのが僕ら役者の仕事なので、そういう意味では今までにない色を今回出すことができたのかな、と感じています。

──立花逸人はちょっと変態チックですよね。

大須賀:本当に“僕は言わないなぁ~”というセリフが多かったのが『152センチ62キロの恋人』で(笑)。まだ『溺愛デイズ』のほうが共感ができるかもしれません。


 

──岩崎さんは『君が好きだから』と『プリンの田中さんはケダモノ。』に出演されていますが、最初のストーリーをお読みになっていかがでしたか?

岩崎:僕も大須賀さんと似ています。自分も今までやってきた役柄は元気な少年が多かったので、美男子というかイケメンで、女性を目で殺すキャラクターを演じることがあまりありませんでした。

なので、本当に自分にないものですし、原作の絵を見て“今は自分じゃないぞ”と自分に言い聞かせるしかないんです。“これが普通にできる人なんだ”と自分に思い込ませて収録に挑みました。

自分が思っていたよりも、もっとディープなキャラクターでしたので、現場でもっと詰めていった感じです。

──岩崎さんはどちらの役柄のほうが難しかったですか?

岩崎:僕は『君が好きだから』の三ヶ島紫峰のほうが、最初のキャラ構築が難しかったです。『プリンの田中さんはケダモノ。』の田中さんのほうはイケメンですけど可愛らしい部分があったので、まだ自分に近いところがあるかな、と。(ヒロインを)お菓子で釣れば何とかなる!みたいな(笑)。

一同:(笑)。

岩崎:そういう意味でも、今まで自分になかったところの開拓が進んだ作品でした。

大須賀:なぜ僕らがキャスティングされたのか不思議でならないよね。

岩崎:そうなんです!確かに、オーディションは頑張りましたが……!

スタッフ:テープオーディションで決めさせていただきましたが、お二人はパッと聞いてすぐに決まりました。

大須賀:そうだったんですね!

岩崎:ありがとうございます!

スタッフ:特に、『君が好きだから』と『152センチ62キロの恋人』はレーベルの中でも人気の2作品なので、ヒーロー役にぴったりの声優さんということでお二人に決めさせていただきました。

──ちなみにお二人に決まった“決め手”というのは……?

スタッフ:私たちが抱いているヒーローの声にぴったりでした。読者の100%が女性の方ですので、女性が悶えそうな声を、と。

岩崎:お~!

大須賀:そういうのを求められるであろうシーンやセリフというのは、「もう少し艶っぽく」など、実際のディレクションでもありました。そこで、“なるほど!こういう世界観か!”とわかったところでもあります。

スタッフ:あと、基本的にヒーローはみんなお金持ちなんです。なので、お金を持っていそうな声や雰囲気も意識してキャスティングさせていただきました。

岩崎:なるほど(笑)。お金を持ってそうな感じに憧れはありましたけど、その憧れが表現できていたなら嬉しいです。

大須賀:僕は夢でしかお金持ちになったことがないよ(笑)。

岩崎:本当に、何度大金持ちになる夢を見たか(笑)。

一同:(笑)。

岩崎:でも、確かにヒーローは自分の中でも憧れはあります。今のお話を聞いて、そういうヒーローもいるんだな、と思いました。

大須賀:たぶん、男性が描くヒーローと女性が描くヒーローって違うんだよね。男性が描くヒーローはみんなのヒーローですけど、女性は私のヒーロー。

それを濃縮しているのが、この「エタニティブックス」だと思います。男性のヒーローは何人もいるんですよね。女性にとってのヒーローは“私だけ”のヒーローなんです。

──大須賀さん、女心がすごくわかっていらっしゃる……!

大須賀:わかっていたら、もっと良い生活ができていると思います。

一同:(笑)。

大須賀:女心をわかっていたら、たぶんこの仕事をしていないんじゃないかな(笑)。もっと違う方向で大きくなっているような気がします。

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