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デート・ア・バレット:真田アサミ×大西沙織×本渡楓 インタビュー

アニメ『デート・ア・バレット』時崎狂三 役・真田アサミ×白の女王 役・大西沙織×緋衣響 役・本渡楓インタビュー|1分あたりの密度が濃く、あっという間に駆け抜ける前後編の約60分間

2013年から放送がスタートしたアニメ『デート・ア・ライブ』シリーズ。劇場版やTVアニメも第3期まで放送されているが、その中でも人気の精霊・時崎狂三(ときさきくるみ)を主人公にしたスピンオフ『デート・ア・バレット』がアニメ化された。

前編にあたる『デート・ア・バレット デッド・オア・バレット』は、2020年8月14日より全国の劇場でイベント上映され、後編『デート・ア・バレット ナイトメア・オア・クイーン』が11月13日からイベント上映されている。そのハイクオリティな映像とスピード感、そしてキャラクターのかわいさを楽しんでほしい。

今回は、時崎狂三役の真田アサミさん、白の女王(クイーン)役の大西沙織さん、緋衣響役の本渡楓さんに、作品の魅力を語ってもらった。

予告編映像はこちら


 

アニメ『デート・ア・バレット』はどんな作品? アニメ映像を見たときの率直な感想とは

――『デート・ア・バレット』がアニメ化されることを聞いたときは、どう思いましたか?

真田アサミさん(以下、真田):それはもう、ガッツポーズしかなかったです(笑)。私は結構やりたいことを言葉に出すようにしているので、おこがましいなとは思いつつ、狂三さんが主人公のアニメを作ってくださいと言ってはいたんです。

『デート・ア・ライブ』に出てくる、どの精霊(厄災とも呼べる強大な力を持った少女のこと)も魅力的だったんですけど、特に狂三さんの人気がすごく高かったので、スピンオフの『デート・ア・バレット』や『デート・ア・ライブ アンコール3』(短編集)で狂三メインのお話を発売されたときに、これをアニメ化しないんですか?って。そうやって「やりたい」と言っていたら本当に叶ったので、やっぱりガッツポーズしかないですよね。

実は狂三さんって、本編での存在感は強いんですけど、出番自体は少ないんです。ちょっと出てきて、わーっと解決して去っていくラスボスみたいな方なので、みなさんの印象に比べて、自分がその場にいることが少なかったので、もっともっと出してほしかったんですよね……。だから制作が決まったときは、本当にうれしかったです。

――『デート・ア・ライブ』のスピンオフ作品ということで、この作品から見始める方もいると思います。本編の人気キャラの狂三のお話であること以外に、これはこういうお話なんですよと説明をするとしたら、どんな事を話しますか?

真田:『デート・ア・ライブ』とは世界線が違うということが、まずありますね。現実世界とは違うということを押さえておいてもらいたいと思います。あと、『デート・ア・ライブ』に登場する精霊たちって、みんなすごい力を持っているんですけど、今回の作品に出てくる女の子たちは準精霊なので、特殊な能力がそこまで強くないんです。なのでわりと肉弾戦を繰り広げているなという印象があると思います。すごくかわいい子たちが肉弾戦をしている迫力は見どころでもあります

あとは、前後編しかないのでスピード感がすごいです! 1分あたりの密度が濃いので、30分あっという間!と思う方は多いかもしれません。この尺だからこそ何度でも楽しめるし、集中して見られるのではないのかなと思っています。

本渡楓さん(以下、本渡):準精霊の女の子たちが命を懸けて、バトルロイヤル(殺し合い)をしていくのですが、その子たちもただただ戦いたいというよりは、みんなそれぞれが戦って生き残り、最後の一人になって自分の願いを叶えたいと思って集まっているんです。それを考えながら見ていくと、心が痛くなったり、逆に嬉しくなったりするのかなと思いました。

――大西さんはいかがですか?

大西沙織さん(以下、大西):『デート・ア・ライブ』シリーズからの共通点で言うと狂三の存在だと思うんです。新しいキャラクターが出てきたり、新しいシリーズの作品なんですけど、この作品を見る前に、狂三ってこういうキャラクターで、こういう立ち位置なんだなっていうのを調べた上で見ていただけると、狂三さんのここでしか見られない表情や内面がよく分かると思います。狂三への愛情を持ってから見ていただくと、また違う楽しみ方はできるのかなと思います。

――前編も圧倒的なクオリティでしたが、アニメの映像を見た率直な感想を教えていただけますか?

大西:前編では、指宿パニエ(CV.日高里菜)の印象が強かったです! キャラクターみんな個性的なんですけど、パニエって、見た目から異色で、狂三さんとは対局にいるゴスロリみたいなのでどうなるのかと思ったら、ものすご
い爪痕を残していったので、前編では特にパニエに注目してもらいたいなと思いました。

――実はキーになることをしていますからね。日高さんのお芝居も素晴らしかったです。

真田:そういう意味では、キャストの声を聞いたときに、「あぁ!」って思いました。みなさんがものすごい個性で、そのキャラクターにピッタリの声でアフレコをしてくださったので、「バレットの世界、すごい!」と思って嬉しくなりました。映像を見たら、さらにハマって見えて、もうこの人たちしかいないだろう!っていう声と演技だったので、キャスティングが素晴らしい!って思いました。

本渡:私は響を演じているので、どうしても響のことばかり見てしまうところがあるんですけど、お芝居だと狂三さんと会話をするシーンが多かったんです。そのときに引っ張られ過ぎないように意識をしていました。どうしても狂三さんと話していると落ち着いてしまうところがあるので、賑やかな響としては、引っ張られまいと精一杯お芝居をしていたんです。

そして出来上がったアニメーションを見たとき、響がすごく表情豊かで、ころころ顔が変わって、しかも全部かわいい顔ですごい!!というのが第一印象でした(笑)。でも、出てくる女の子はみんなかわいかったですよね。女の子じゃないのもいたんですけど、あやつもかわいかったです!

――絵は本当にきれいで、よく動いていました。それは後編も引き続きでしたね!

(C)2020 東出祐一郎・橘公司・NOCO/KADOKAWA/「デート・ア・バレット」製作委員会
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