冬アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season(後半クール)の見どころを5つ紹介｜完全に詰んだように思える状況を覆すために、ナツキ・スバル(CV：小林裕介)はどのような行動を起こしてくのか!?

2020年夏～秋にかけて前半クールが放送されたTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season。その後半クールの放送が、この2021年1月よりスタートしました。

前半クールではひたすら苦境に立たされた主人公のナツキ・スバル(CV：小林裕介さん)ですが、今回はそんな状況からの脱出＆解決編となるのではないでしょうか。

そこで、本稿ではTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season 後半クールの見どころとなりそうな5つのポイントを、順番に追いかけてみたいと思います。

冬アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season 後半クール　5つのみどころ

1.全てにおいて詰んでいる状況……抜け出すにはどこから崩して行くべきか

視聴者側からするとスバルは既にどうしようもない状況に追い込まれているように見えます。強力な力を持つ“強欲の魔女”ことエキドナの協力も断った(※これについてはむしろ正解の可能性が高そう)ので、このままだとスバル単独で全ての状況に対処せねばなりません。

まず最大の障害はロズワール。よりにもよってですが、味方だと思っていた相手が最大の黒幕であり、最終的に彼を納得させねば状況の打開は叶いそうにもありません。加えて“暴食の魔女”ダフネによって生み出された全てを貪り食う魔獣・多兎が迫っているのですが、試練をクリアしないと聖域から脱出できないため、このままでは死を待つばかりとなっています。

そしてロズワール邸には当の家主が自ら放った刺客・エルザ＆メィリィが向かっているほか、ベアトリスの問題もあるため、もはやスバルにはひとりで抱えきれないほどの重責が掛かっていることでしょう。

またスバルだけは死に戻ってしまうため、死んで楽になるというルートもありえません。このままだと無限ループになってしまいそうですが、果たして突破口がどこにあるのかに注目です。

　

2.まず欲しいのは信頼できる味方

現状のスバルに足りないのは、確実に信頼できる味方の存在ではないでしょうか。

今は誰が敵か味方なのかもわからないのですが、現状は差し迫る複数の脅威のすべてが複雑に絡まり合い、ひとつの大きな問題になっていて、もはや誰かを頼らざるを得ない状況。

今のスバルが頼るべき存在、頼ってもいい存在はいるはずで、オットーのように利害関係を一切無視し、“ユージン(友人)”としてスバルを助けに来てくれた人物こそが、今回の解決の糸口のひとつとなってくれることでしょう。

　

3.圧倒的に足りない戦力

スバル自身は“死に戻り”という特異な力を持ってはいますが、第1期の頃から実際に何かと戦う場面では誰かの力に頼らざるを得なかったはずです。また死に戻りで相手の手の内がわかっていたとしても、スバルだけでは相手の弱点を突く戦い方もほぼ不可能でした。

今回はタイムリミットが迫っているので、今から特訓してスバル自身が強くなるという選択肢は論外でしょう。聖域に迫る多兎とロズワール邸の刺客……どちらに対処するにしても、スバルでは勝てない以上は戦える味方はどうしたって必要です。しかし戦える人間が全員スバルと敵対しているor信頼できるかどうかわからないのが問題。

スバルの味方になってくれそうで可能性がありそうなのはラムとオットーですが、そもそもラムはロズワール側の可能性があることと、長期戦が不得手なことから期待薄。商人のオットーはおそらくスバルとどっこい程度でしょう。

ここ以外の誰かにも頼ることになりそうですが、ロズワール邸に一人で戻っても失敗することはこれまでの周回で見えてきているので、現在聖域にいる人物で戦力としての可能性があるとすればガーフィール。ただ彼に協力してもらうにはどうすればいいかがわかっていないので、その点は注目ポイントになるはず。

　

4.そろそろエミリアとも向き合って欲しい

視聴者的な視点だと、エミリアの出番がここまで結構少ない印象があります。精神的に病んでしまったりするとどうなるのかは見られましたが、やはり物足りなさを感じている人も少なからずいるはず。

メインヒロインでスバルの想い人とかなり重要な立ち位置なので、この後半クールで活躍が無いとおかしいのです。やっぱりスバルにとって他の問題が大きすぎて後回しになっている部分があるのかもしれません。

ですがそこは美味しいところが最後あると取ることもできます。第1期も最後はスバルとエミリアの語らいで終わっていたので、今回も絶対エミリアを放置したまま終わるなんてことはないでしょう。

加えて彼女が聖域の試練をクリアできない原因は、過去に原因があることはわかっています。そうなると、OVA『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』の内容との関連も気になります。

　
　

　
　

5.ロズワール邸側の鍵はやはりベアトリスか

後半クールで注目すべきキャラクターのひとりとして、やはりベアトリスの存在は外せないでしょう。エキドナと関係があり、そんな彼女との契約によって禁書庫から離れられないことは判明していました。

彼女の役目が終わり契約が果たされたと判断されるには“その人”なる存在がベアトリスの下を訪れなければならないのですが、ロズワール邸には危険が迫っておりスバルとしてはすぐにでも連れ出したいことでしょう。

スバルは“その人”ではなさそうですが、当のエキドナ本人からベアトリスとどんな契約を結んだかは聞いていたような描写がありました。なので、それがベアトリスを納得させる糸口になるかどうかに期待がかかります。

　
以上が、5つの要素になります。完全に詰んだ状況から、どのようにしてスバルが状況を好転させていくのかに期待がかかります。ここで紹介したポイント以外にも見どころになりそうな部分はたくさんありますので、参考にしつつチェックしてみてください。

　

『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season作品情報

　

放送情報

後半クールは2021年1月より
AT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送開始！
　

イントロダクション

俺が必ず、お前を救ってみせる。

コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力......それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。

幾多の死を繰り返しながら、辛い決別を乗り越え、ようやく訪れた最愛の少女との再会も束の間、少年を襲う無慈悲な現実と想像を絶する危機。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は再び絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。

2016年にTVアニメ化され、世界中で大ヒットを記録した『Re:ゼロから始める異世界生活』、待望のセカンドシーズンが2020年7月8日(水)よりAT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送開始!
　

　

スタッフ

原作:長月達平(MF文庫J『Re:ゼロから始める異世界生活』/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:大塚真一郎
監督:渡邊政治
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太
モンスターデザイン:小柳達也
アクション監修:大田和寛
プロップデザイン:岩畑剛一、鈴木典孝
デザインワークス:加藤千恵、コレサワシゲユキ、灯夢、坂井ユウスケ
美術設定:青木薫(美峰)
美術監督:高峯義人(美峰)
色彩設計:坂本いづみ
特殊効果:川西美保
撮影監督:峰岸健太郎(T2studio)
3Dディレクター:軽部優(T2studio)
編集:須藤瞳(REAL-T)
音響監督:明田川仁
音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)
音楽:末廣健一郎
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:WHITE FOX
製作:Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
　

キャスト

ナツキ・スバル:小林裕介
エミリア:高橋李依
パック:内山夕実
レム:水瀬いのり
ラム:村川梨衣
ベアトリス:新井里美
ロズワール・L・メイザース:子安武人
ガーフィール・テンゼル:岡本信彦
オットー・スーウェン:天崎滉平
フレデリカ・バウマン:名塚佳織
ペトラ・レイテ:高野麻里佳
リューズ・ビルマ:田中あいみ
エルザ・グランヒルテ:能登麻美子
エキドナ:坂本真綾
　
シリーズポータルサイト
TVアニメ公式サイト
公式ツイッター（＠Rezero_official）
　

原作情報

原作小説『Re:ゼロから始める異世界生活』
第1～24巻まで好評発売中！

　

　
著者：長月達平
イラスト：大塚真一郎
価格：600円＋税

BD＆DVD発売情報