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音楽
プリキュアの歌姫・北川理恵×音楽プロデューサー・井上 洸がプリキュア音楽を語りつくす!

「北川さんは鍛錬を楽しむ人」――生配信ライブ開催まであと少し! プリキュアの歌姫・北川理恵×プリキュア音楽プロデューサー・井上 洸(ひかる)が初対談!プリキュア音楽を語りつくす!

『Go!プリンセスプリキュア』から6年連続でプリキュアシリーズの主題歌をご担当された北川理恵さん。お誕生日でもある昨年11月25日(水)に、これまでのプリキュアソングに加え、メドレーや新曲2曲を収録したベストアルバム『MY toybox~Rie Kitagawa プリキュアソングコレクション~』をリリースされました。

曲ごとにくるくると表情が変わる、カラフルでキュートな歌声が魅力的な北川さん。≪特別なおもちゃ箱≫という北川理恵さんの思いを込め名付けられた『MY toybox』を開くと、北川さんの歌声とともに、当時の大切な思い出やあなただけのプリキュアたちとのストーリーがキラキラと飛び出してきます。

アルバムの制作を指揮されたのが、(株)マーベラスでプリキュアを担当する音楽プロデューサーの井上 洸(ひかる)さん。井上さんは『スター☆トゥインクルプリキュア』放映中から、音楽プロデューサーとしてプリキュア作品に関わっています。

現在のプリキュア音楽の世界を支えるお2人が語らった、スペシャル対談をお届け!制作秘話についてはもちろん、『MY toybox~Rie Kitagawa プリキュアソングコレクション~』購入者のみが参加できる、3月21日開催予定の生配信ライブのこともおうかがいしました。

インタビューを介してお2人が話すのは今回が初めて。互いのエピソードを新鮮に受け止めつつも、ともに楽曲を作り上げる中で築き上げてきた強い信頼が、言葉の一つひとつから伝わってきます。


 
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第一印象は「天才」――「この声は飛びぬけて素晴らしい」

――まず、井上さんのお話から聞かせてください。井上さんは2019年『スター☆トゥインクルプリキュア』放映中からプリキュアシリーズに参加されたとのこと。それまではプレイヤー(実演家)として活躍されていたとうかがっています。どのような経緯で、音楽プロデューサーとしてプリキュアに関わることになったのでしょうか。

井上 洸さん(以下、井上):もともとはゲーム音楽オーケストラ「JAGMO」のテューバ奏者として活動していたんですが、2017年に突発性難聴を患ったことをきっかけにプレイヤーを引退したんです。今は全快したんですが、当時は「自分の身体のコントロールができないのなら、プロの演奏者としての道は違うのかもしれない」という思いでした。

今までお世話になった方々や音楽に恩返しができればいいなと思い、音楽ディレクターに転職したんです。その後、2019年にマーベラスに入社し、その年の7月からプリキュアシリーズの音楽プロデューサーになりました。

――その当時は、プリキュア音楽の印象ってどんなものでしたか?

井上:男性ということもあって、プリキュア音楽はまったく存じ上げず「どうしようかな」と正直不安に思っていました。というのも、プリキュアシリーズの現在のメインの対象年齢は3歳から6歳の小さなお子さん。自分の音楽の作り方が合わなかったらどうしようかなという心配があったんです。

でも、東映アニメ―ション様をはじめとするプリキュアシリーズのスタッフの皆さんが温かい方ばかりで。プリキュアに対する思い、プリキュアのこれまでの歴史をいろいろ教えてくださって。迎え入れて頂いたので、世界観に入り込むまでそう時間は掛からなかったです。(作った曲に対しての)周りの反応を見ると「自分の方法は間違ってなかったんだな」と思うことができています。

――北川さんのお声を初めて聴いたときのことは覚えていますか?

井上:はい。もう率直に「このひとは天才だなぁ!」と思いましたね。

北川理恵さん(以下北川): (今まで興味深そうにうなずいていた北川さんが驚いて)へ? ええっ?(笑)

井上:『ヒーリングっど♥プリキュア』の主題歌オーディションで、初めて実際にお会いして歌声を聴かせてもらったんです。オーディションではOP・EDと歌って頂いたんですが、いろいろな表情をいただけて、その器用さに驚いたことを憶えています。

僕は、いろいろな方にお会いしてきましたけど「この歌声は飛びぬけて素晴らしい、天才だな」と思いました。それから1年半くらい経った今はまた違った印象があって。作詞、作曲、編曲の意図に対して理解をして、それを具現化するための練習、鍛錬をして本番に臨んでいる人なんだなと。つまり、努力についても群を抜いて素晴らしい人なんだなと思っています。

北川:(照れたように)あのー……なんといいますか……。私は全然、天才ではありませんし、今そういうお言葉をいただけたことにビックリしています。

 

 

――そういうお話は今までされたことないですか?

北川:レコーディングのとき、冗談で「天才っすね!」っておっしゃってはいました(笑)。現場の和気あいあいとした雰囲気の中のことでしたので、あんまり真に受けてはいなかったです(笑)。

だから、そんなふうに見ていただいていたことは、大変うれしいです。私自身、曲を歌うときにプロデューサーさんたちに深くお話を聞くタイプで。「作品の世界観や、スタッフのみなさんの気持ちを代弁しなければいけない」と思いながら歌っているんです。(井上さんに対して)ありがとうございます。

井上:とんでもないです。

――でも、本当に北川さんならではというか。北川さんは普段、女優として舞台でも活躍されていますが、そこでも様々な想いを汲み取るという作業は日々されていたと思うんです。

北川:そうですね。どのお仕事でも作り手の方の気持ちを大切に、1曲1曲歌っていかねばという気持ちでやっています。

 

初の作詞に挑戦 新曲「この声が届く先に」制作秘話

――『MY toybox~Rie Kitagawa プリキュアソングコレクション~』のお話をいただいたときはどんなことを思われましたか?

北川:最初は「なにごと!?」ってとにかく驚きました。新曲も2曲、そのうち1曲は作詞も担当することになるなんて!私が作詞する曲「この声が届く先に」がアルバムの1曲目になり、この曲で幕開けです!と井上さんから言われたことをすごく覚えています。私自身の想いを……自分の言葉でプリキュアのファンの皆さんに伝えることが初の試みだったので、そこはすごく緊張していました。

 

 

――井上さんはプロデューサーとして、どのような思いで今作に挑まれたのでしょうか。

井上:プロデューサーとして作品を担当するとはいえ、あくまで北川さんのベストソングコレクションなので、それぞれの作品に関わった監督、当時の音楽プロデューサーに失礼がないようにという思いでした。そのなかで自分のこだわりを出すとしたら、新曲の2曲だなと。なので作家の先生方とは、かなり細かくお話させていただきました。

――新曲の制作はどのように進んでいったんでしょうか?

井上:1曲目は北川さんが作詞することに決めていたので、まず、北川さんに「詞の雰囲気にもよるのですが、作曲の先生のイメージは具体的にあったりされますか?」と聞いたんです。

そしたら「小杉(保夫)先生と高木(洋)先生のイメージです」と。1曲目は高木先生に作曲・編曲をお願いして、もう一曲の新曲「Jewel Music Toy Star」は、こだまさおり先生に作詞、小杉先生に作曲、高木先生に編曲という形でお願いすることになりました。プリキュア音楽を彩ってきた先生方が、美しい楽曲を作り上げてくださいました。

――1曲目「この声が届く先に」は、どんな色にでもなれる北川さんらしさ、言い換えれば新しい北川さんの色が現れたみずみずしい曲です。どのような順番で制作を進められていったんですか?

北川:作詞するのが初めてだったので、「ゼロから作るのと、曲がある状態から作るのと、どちらが進めていきやすいですか?」という話からはじまりました。

井上:(「この声が届く先に」で作曲・編曲を担当した)高木先生とお打合せしたときに、高木先生からは「北川さんは初作詞なので、詞を先に作ってからのほうがいいんじゃないかな」とご提案をいただいたんですが、初作業でゼロからイチを作るのは難しい作業だなと。

それで「高木先生に曲を作っていただいてから、北川さんに音に合わせて詞を作っていただくほうがうまくいくかも?」という判断をして、曲作りを先行して進めて頂きました。

――さきほど、井上さんが作家の先生たちと細かくお話されたとおっしゃっていましたが、例えばどんなお話をされたのでしょうか? 

井上:実は今回に限らず結構細かく音楽発注をしているんです。例えば、1曲目の場合は、曲の構成やコード展開、テンポは大体このように…と、具体的に指定させていただきました。その上で、高木さんが設計図から更に何倍も美しく作曲してくださって。

――方向性を決めるだけではなく、細かく指定されるんですね。

井上:そうですね。そうしたイメージは伝えますが、音楽プロデューサーの仕事は作家さんあってものです。それを頭に置いたうえで、このやり方でやらせていただいています。他の方がどのようにディレクションされているかはわからないのですが……私の場合は細かくご相談させていただくことが多いですね。「これでお願いします!」と(笑)。

――そうして完成した高木さんのメロディを受け取ったとき、北川さんはどんな印象を抱きましたか?

北川:今まで私が歌ってきたプリキュア楽曲のイメージとはまた違って。プリキュアが向き合ってきたお子さんたちだけでなく、その向こうの年齢の方にも届くもの
だなという印象を受けたんです。「6年間ずっと歌ってきて、私ちょっと大人になったかもしれない!」ってイメージでした。この曲だったからこそ、あのような詞を書くことができたと思います。

――高木さんからの想いも詰まっていたんでしょうね。

北川:そうですね。新しい景色を見せて頂いた感じがしました。

――作詞の作業はスムーズに進んでいったんですか?

北川:「ああ、もうダメだ!」という感じではなくて、わりとスムーズだったような気がします。6年間にわたり歌わせて頂いたことへの感謝と、これからもプリキュアのみんなと、プリキュアのファンの皆さんと一緒に走っていきたいというメッセージと……自分の書きたい、おおまかな想いを先に書き出していったんです。

――『この声が届く先に』の制作期間自体はその一瞬でも、この6年間が制作期間と言っても過言ではない曲ですもんね。

北川:そうかもしれません。

――井上さんから、何かアドバイスされたことはあったんでしょうか。

井上:いえ、まったく(笑)。最初から素晴らしい歌詞があがってきたんです。今、改めてマネージャーさんとのメールのやりとりを見返しましたが、上がった時点で「オッケー!」って返事しています。

北川:(興味深そうに) そうだったんですね!

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