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『リゼロ』第2期後半クール:ベアトリス役 新井里美さん《後編》|49話放送後インタビュー

『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:ベアトリス役 新井里美さんインタビュー後編|スバルの「俺を選べ」でやっと開放されたベアトリスに喜び。第2期ラストは見ていて良かったと思えるはず

『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールもいよいよ終盤へ! そして当サイトでの連続インタビュー企画の残りもあとわずか!

第9弾は、ベアトリス役を演じる新井里美さんが登場! 前後編に分けてお送りしています。後編となる今回は、先日放送された49話「俺を選べ」を振り返った感想やスバル役の小林裕介さんとの掛け合いについて、そして次回の2nd season最終回の見どころなど、話していただきました!

「俺を選べ」と言えるのはスバルだけ! そしてベアトリスが苦しみから開放された49話

――先日、オンエアされた49話「俺を選べ」を振り返ってみた感想をお聞かせください。

ベアトリス役 新井里美さん(以下、新井):タイトルがいいですよね。49話の中でスバルのセリフにもありましたが、スバルだからこそ言える言葉だなと。

ベアトリスが400年ずっと待ち続けてきたことがわかった上で「俺を選べ」と言えるのは、ベアトリスの想いを引き受ける決意や勇気がないとできないことだと思うけど、それを言えてしまうスバルはさすがですね。

そのおかげでエキドナの言葉や「叡智の書」にとらわれていたベアトリスの心の殻さえ破ってくれて。その後のベアトリスが本当に愛おしくて。初めてスバルの名前を呼ぶんです。それも何度も。「スバルと一緒にいよう」と決めた時、今までの苦しみや悲しさなどを消し去って、心に明るい太陽が射し込んできたような清々しさもあって。この49話がなければ、ベアトリスを語れないと言ってもいいほど大切なエピソードですし、大好きです。

――ベアトリスはスバルを受け入れる前に、想いや言葉をぶつけ合った後、屋敷外にスバルを飛ばしているんですよね。それでもベアトリスを連れ出すためにロズワール邸が炎に包まれている中へ飛び込んでいくスバルも熱かったですね。

新井:屋敷からスバルを放り出す時も「さよなら」とつぶやいて。たぶんあの時、屋敷と共に死ぬことを覚悟していたと思うんです。でも、またベアトリスの元に戻ってきて。それで「俺を選べ」ですから。

 

台本を受け取った時から心の高ぶりや涙が。収録中に記憶はなし。でも忘れることができないシーンに

――スバルとの掛け合いはどのような気持ちで演じられたのですか?

新井:ベアトリスとスバルの命を削り合うような掛け合いだったので、自分があの時、どんな気持ちで演じたのか、覚えていなくて。ただスバルから投げられた言葉に、ベアトリスとして全力で返すことで精一杯でした。私の魂に確実に刻まれるようなセリフのやり取りで、絶対に忘れることができないシーンになったと思います。

台本をもらって、読んでから、収録日は来るのが楽しみな反面、苦しさもあって。家で台本をチェックしていてもつい気持ちが高ぶってしまって、1人で泣いてしまったり。複雑な気持ちで収録日を迎えたのを覚えています。それを小林(裕介)君に話したら、同じ気持ちだったようで……今、しゃべっているだけで「はぁはぁ」してきました(笑)。

――スベルと一緒に屋敷を脱出した後、大兎に囲まれていたエミリアの元に、スバルと救出しに行きましたが、気持ちの切り替えは?

新井:スバルと手を繋いで現れたシーンではすっきりとしていて、自然と気持ちが切り替わっていました。スバルと一緒なら何も怖いものはないと。そしてここからベアトリスの新しい人生が始まるんだという気持ちになりました。

――そしてベアトリスが「もう、どうなってもしらないのよ」と言った後、スバルが「どうにかしてやろうぜ、俺とお前で」と返してサブタイトルが出て、終わるという。

新井:最高ですよ! しびれますよね!? 私もしびれたし、すごく嬉しかったです。

 

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
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