キャスト陣が選ぶベストシーンや、新作アプリゲームの発表も!岡咲美保さん、前野智昭さんら登壇のTVアニメ『転生したらスライムだった件』スペシャルステージレポート!【アニメジャパン 2021】
2021年3月27~28日にかけてオンラインで開催中の「AnimeJapan 2021」にて、開催初日となる27日に実施されたTVアニメ『転生したらスライムだった件』(以下、転スラ)のスペシャルステージ。
TVアニメ『転スラ』は、人気小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されていた、伏瀬先生によるライトノベルを映像化した作品。異世界にスライムとして転生したリムルとその仲間たちの活躍を描いた物語で、川上泰樹先生によるコミカライズも大ヒットを記録した大人気作品です。
今回のスペシャルステージには、岡咲美保さん(リムル役)、前野智昭さん(ヴェルドラ役)、古川慎さん(ベニマル役)、熊田茜音さん(エレン役)の4人のキャスト陣が登壇。
キャストによる『転スラ』への思いや、ベストシーンの発表、さらには新情報が飛び出すなど、大いに盛り上がりをみせた本ステージ。本記事ではその模様をお届けします!
キャスト陣が選ぶ、TVアニメ第2期のベストシーンとは?
TVアニメ第2期の前半にあたる第1部の放送がクライマックスを迎える中で行われた本ステージ。熊田さんは『転スラ』をきっかけに「正義とはなにか」というテーマについて考えこんだり、すでにアニメの視聴が2周目に入るほど『転スラ』にドハマリしていることを明かします。
一方、ステージの当日までに放送された第35話までの範囲では、まだ第2期にヴェルドラが未登場だったこともあり、なぜここに呼ばれたのか戸惑い気味の前野さん。ただ、第2期が始まる前には、第2期でヴェルドラが登場することをスタッフから伝えられたようで、前野さん自身も出番が来るのを、首を長くして待っている様子でした。
続いて行なわれたのが、キャスト陣が選んだベストシーンを発表するとともにTVアニメ第2期第1部を振り返るコーナー。
最初に熊田さんが選んだのは、エレンが死者蘇生にまつわるおとぎ話を話す、第32話での1シーン。仲間を失ったあとのリムル達に希望の光が灯る、物語の転機となる重要なシーンです。
その役割を自身が演じるエレンが果たすということで、印象的な場面としてチョイスしたのだとか。なお熊田さん自身はゴブゾウが一押しのキャラクターということもあり、その前の展開ではかなりショックを受けたと明かしました。
続いて古川さんが選んだのは、第31話でベニマルがミュウランたちに激怒するシーン。ベニマルは初登場時にも怒っていたため、「怒る」ことこそが彼を支える重要なファクターではないかと考えていると語る古川さん。
本シーンを通して、仲間のために本気で怒ることができるベニマルを、改めて「いいヤツ」だと思えるようになったそう。また、激怒している時のベニマルの表情がお気に入りであることも明かしていました。
一方、まだ第2期に出演を果たしていない前野さんは、ディアブロがラーゼンを畏怖させる第35話のシーンをチョイス。作中でも最強クラスの存在であるヴェルドラに近い実力を持ちながら、性格がまったく異なるディアブロというキャラクターに興味をもったとのこと。
また、ディアブロを演じる櫻井孝宏さんの“Sっ気”のあるお芝居が前野さんにとって大好物だったことが、選出の理由になったと語ります。
最後に岡咲さんが選んだのが、リムルがミュウランを救う第32話のシーン。クレイマンのスパイであったミュウランも救おうするリムルの器の大きさに加えて、ミュウランを助けようとするヨウムを演じる細谷佳正さんの熱演もキャスト陣の話題に。悲痛な叫びから一転、気の抜けた声をあげるところのギャップも印象的なポイントとして人気を集めていました。
またこのシーンは、岡咲さんだけではなく、古川さんと熊田さんも最初にベストシーンとしてチョイスしており、重複してしまったために別のシーンを選び直したという経緯もあったそうで、数ある第2期第1部のエピソードの中でも、キャスト陣から圧倒的な支持を得ていた様子でした。
新作アプリゲームでは、大ボリュームのボイスを収録!
その後には、2021年4月から放送がスタートするTVアニメ『転生したらスライムだった件 転スラ日記』の1エピソードが、TV放送に先駆けて公開。スピンオフ作品である『転スラ日記』は、リムルたちのほのぼのとした日常がテーマになっており、本編とは違った魅力をもった作品となっています。
ステージでは、そのオープニング主題歌「Brand new diary」の歌を熊田さんが担当すること、さらにこれまで数々の『転スラ』の主題歌を担当してきた寺島拓篤さんが作詞を務めることが明かされ、寺島さんからの熱い“転スラ愛“が籠もったメッセージも到着していました。(なお『転スラ日記』には、ヴェルドラもしっかりと登場するとのこと)
さらにサプライズ的な新情報として、新作アプリゲーム『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』のリリースも決定。ジャンルは「建国&3DバトルRPG」となっており、美麗な3Dモデルで表現された様々なキャラクター達、『転スラ』の特徴でもある国造りにあたる要素と思われるシステムが存在していることも、映像から確認できました。
TVアニメのストーリーはフルボイスで収録されており、ステージでは岡咲さんが収録に使用したという分厚い台本も公開に。その総ワード数は2000~3000にも及び、普通のアプリゲームならほぼ考えられない量の音声を収録したとのことで、壮大なボリュームにも期待が高まります。リリースは2021年内を予定し、クローズドβテストも実施される予定とのことです。
『転スラ日記』に第2期第2部、アプリゲームと、今後も様々な新展開が用意され、ますます盛り上がりを迎える『転スラ』。最後には、そんな『転スラ』ファンに向けたキャスト陣からのメッセージが送られる形で、ステージは締めくくられました。
TVアニメ『転生したらスライムだった件 第2期』作品情報
第2期第1部放送情報
・TOKYO MX:1月12日より 毎週火曜23:00~
・MBS:1月12日より 毎週火曜27:30~
・BS11:1月12日より 毎週火曜23:30~
・テレビ愛知:1月12日より 毎週火曜26:05~
・テレビ北海道:1月12日より 毎週火曜25:35~
・TVQ九州放送:1月12日より 毎週火曜27:05~
・とちぎテレビ:1月12日より 毎週火曜24:00~
・群馬テレビ:1月12日より 毎週火曜24:30~
・AT-X:1月13日より 毎週水曜21:30~
・テレビユー福島:1月15日より 毎週金曜25:55~
・アニマックス:1月16日より 毎週土曜21:00~
第2期第1部配信情報
■特別先行配信
・2021年1月13日(水)正午よりdアニメストアにて配信スタート
■見放題配信
・2021年1月20日(水)正午より各配信サイトにて順次配信スタート
■都度課金配信
・2021年1月13日(水)正午より各配信サイトにて順次配信スタート
■見逃し生放送
・ABEMAにて2021年1月20日(水)23時30分より毎週水曜23時30分配信スタート
・ニコニコ生放送にて2021年1月20日(水)24時より毎週水曜24時配信スタート
スタッフ
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー 『転生したらスライムだった件』(講談社「月刊少年シリウス」連載)
監督:中山敦史
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
美術監督:佐藤歩
美術設定:藤瀬智康・佐藤正浩
色彩設計:斉藤麻記
撮影監督:佐藤洋
グラフィックデザイナー:生原雄次
編集:神宮司由美
音響監督:明田川仁
音楽:Elements Garden
アニメーション制作:エイトビット
キャスト
リムル:岡咲美保
大賢者:豊口めぐみ
ベニマル:古川慎
シュナ:千本木彩花
シオン:M・A・O
ソウエイ:江口拓也
ハクロウ:大塚芳忠
ランガ:小林親弘
ゴブタ:泊明日菜
リグルド:山本兼平
ガビル:福島潤
ゲルド:山口太郎
ディアブロ:櫻井孝宏
ヒナタ:沼倉愛美
クレイマン:子安武人
ショウゴ・タグチ:小林千晃
キョウヤ・タチバナ:野上翔
キララ・ミズタニ:河野ひより