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春アニメ『86―エイティシックス―』千葉翔也×長谷川育美 対談

春アニメ『86―エイティシックス―』シン役 千葉翔也×レーナ役 長谷川育美 対談|刺さるシーンや胸に残るものが多いアニメ、レーナやスピアヘッド戦隊の日常シーンにも注目!

お2人のお気に入りキャラとは?

――ご自身以外のお気に入りor気になるキャラクターは?

長谷川:私はセオです。原作を読んだ時からセオが一番好きなんです。実はオーディションではレーナは受ける予定がなく、セオ役で受けていたこともあって、スポットを当てて読んでいたからかもしれないのですが。藤原さんの声も含めて好きです。ネコみたいで、普段はツンツンしているけど、たまにスリスリされたらもう(笑)。かわいさとカッコよさがたまりません。

千葉:原作を読んで思ったけど、女性みたいな声なのに言葉が強くてという表現があって。それを藤原さんが表現できているのがすごいよね。

長谷川:ピッタリ! ハマり役です!

千葉:僕は、ライデン(CV.山下誠一郎さん)とダイヤ(CV.石谷春貴さん)です。部隊の中ではしっかり者だし、みんなが子供すぎても、深刻すぎても楽しく過ごせないけど、2人が雰囲気を作ってくれているような。

長谷川:バランサー的なポジションだよね。

千葉:現実の僕よりも大人っぽさがあって、安心感があるのに、彼らはまだ少年というところもおもしろいなと。そしてライデンの過去の発言を掘り返している時とか、シンが別の表情を見せてくれて。普段見られない部分も引き出してくれるし、大切な仲間です。


 

お2人がパーソナリティを務めるWEBラジオ『第85.5区情報局』もスタート!

――お2人はWEBラジオ『第85.5区情報局』のパーソナリティを担当されていますが、番組を収録してみた感想と内容、聴きどころなどご紹介お願いします。

長谷川:実はこの取材の後に第1回目の収録なんです。

千葉:しかも、この番組は当初、やる予定がなかったんです。収録は限られた人数で行われているので、長谷川さんや藤原さん、山下さんなど同年代の方とはおしゃべりできたけど、他の皆さんとはお話しする機会がなくて。

長谷川:だからラジオとかやりたいねと話していたんです。

千葉:そしてプロデューサーと少しお話しする機会があったので、「主人公とヒロインでラジオができたら広がるし、楽しそうですね」と言ったら、音響監督さんも「シンとレーナで別録りしたらおもしろいよね」と助け船を出してくださったりして、実現することになりました。この番組をきっかけにいろいろなキャストとお話しできたらいいですね。

千葉:聞き慣れない単語も多かったり、ハードな作品なので、この番組を通して単語を解説したり、アニメを見る上で参考にしたり、入口を広げることができたらいいなと思っています。

――ここまでお二人のお話をうかがって、シリアスなアニメのラジオでもシリアスにはならなそうですね(笑)。

長谷川:確かに。まじめな話は苦手なので。

千葉:アニラジのパーソナリティをするのも久しぶりで。

長谷川:私は初めてで、ゲストですら出演したことがないんです。

千葉:本当に!? じゃあ、進行とか全部やってもらおう! そのほうがおもしろそうだし。レーナばりに指示してもらうんで。

長谷川:え~! できないよ~! 

千葉:まずはやってみよう! アニメに限らず、原作やコミックなど『86―エイティシックス―』ファンが集まれる場所になったらいいなと思っていますので、ぜひ聞いてください。

 

刺さるシーンや胸に残るものが多いアニメ。レーナやスピアヘッド戦隊の日常シーンにも注目!

――アニメ『86―エイティシックス―』の魅力と見どころ、注目ポイントのご紹介をお願いします。

千葉:正直、アニメになった時、どんな映像になるのか、まったく想像できませんでした。視点もたくさん動くし、登場するキャラクターもメカも多いので、「どうなるのかな?」と。でも監督をはじめとするスタッフの方たちの演出がわかりやすくて、25分があっという間に過ぎていく感覚で。原作を読んだ時にはまさかここまで刺さるとは思わなかったシーンも多くて。

またキャラクターの表情ひとつひとつも丁寧に繊細に描いているので、見逃さないでいただきたいです。シリアスで緊迫したシーンばかりではなく、楽しいシーンもあって、よりキャラクターたちが好きになっていくと思います。原作ファンの方も、読んだことがない方も胸に残るものがたくさんあるアニメになっているのでぜひ見てほしいです。

長谷川:スピアヘッド戦隊の日常シーンが好きで、原作でも書かれていますが、アニメでは内容を膨らませていたり、オリジナルで描かれている部分もあるんです。メンバーそれぞれのの意外な面が見えたり、メンバー同士の関係性がわかったりするので、原作ファンの方にもきっと楽しんでいただけるのではないかなと思いますし、より愛着や親しみを感じていただけると思います。

レーナとしても張り詰めていたり、力が入るシーンが多いので、その中でも時折見せる年相応の女の子らしさが見えるシーンが好きです。シリアスでハードな作品だからこそ、レーナやスピアヘッド戦隊のみんなが少年少女である瞬間も見ていただきたいです。

SFやミリタリー的な面が見どころの作品ですが、女性の方にはドラマや人間模様に注目して見ていただいても楽しんでいただけると思います。そこからカッコいい戦闘シーンにハマってもらえたらいいな。


 

アニメでしかできない表現で最高の映像に。初めて作品に触れる方は心を揺さぶられる覚悟を!

――皆さんへメッセージをお願いします。

長谷川:原作の素晴らしさをしっかりと映像で表現されていますし、アニメならではの絵の描写や演出があるので、原作ファンの方にも楽しんでいただけると思います。どっぷりと世界観に浸ってください。

このアニメで初めて『86―エイティシックス―』に触れる方は心を揺さぶられる覚悟をしておいてください。見れば見るほど、ストーリーの展開やレーナ、スピアヘッド戦隊の未来が気になるはずです。ぜひ彼ら彼女らの行く末を見守ってください。

千葉:原作自体が最高におもしろくて、上質のエンターテインメントになっていますが、アニメならでは、アニメでしかできないことを突き詰めた作品になっていると思います。実写など映像化不可能なんじゃないかと思われる作品がアニメになって、逆にリアルに感じられる映像に仕上がっているので、アニメ好きの方は楽しみにしていてください。

難しい設定や用語などもたくさん出てきますが、描かれているのは命や生きることの大切さというシンプルなこととも言えるのではないでしょうか。シンやレーナたちの生き様を見て、揺さぶられる心に生きているという実感を感じてください。

「86―エイティシックス―」作品情報

イントロダクション

ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械〈ジャガーノート〉。だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち――エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。

エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、共和国軍人のエリート・レーナが着任する。彼女はエイティシックスたちの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、“人型の豚”として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。

死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、将来を嘱望されるエリートの才女。決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見る――。

放送情報

・TOKYO MX:4月10日(土)より毎週土曜24:00~
・とちぎテレビ:4月10日(土)より毎週土曜24:00~
・群馬テレビ:4月10日(土)より毎週土曜24:00~
・BS11:4月10日(土)より毎週土曜24:00~
・読売テレビ:4月12日(月)より毎週月曜26:29~
・中京テレビ:4月10日(土)より毎週土曜25:55~
※放送日時は編成の都合などにより変更となる場合がございます。

配信情報

■地上波同時・単独最速配信
4月10日(土)より毎週土曜24:00~:ABEMA
■見放題サイト
4月17日(土)より毎週土曜24:00以降順次:
dアニメストア、GYAO!、niconico(ニコニコ生放送/ニコニコチャンネル)、ひかりTV、NETFLIX、フジテレビオンデマンド、バンダイチャンネル、Hulu、Amazon、J:COMオンデマンド、TELASA、アニメ放題、U-NEXT
■都度課金サイト
4月17日(土)より毎週土曜24:00以降順次:
Rakuten TV、DMM.com、ビデオマーケット、HAPPY!動画、クランクイン!ビデオ、ムービーフルplus
※配信日時は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

スタッフ

原作:安里アサト(「電撃文庫」刊)
原作イラスト:しらび
メカニックデザイン:I-Ⅳ
監督:石井俊匡
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン・総作画監督:川上哲也
美術監督:野村正信・堀越由美
背景:美 峰
色彩設計:安部なぎさ
CG監督:吉田裕行
CG制作:白組
撮影監督:岡﨑正春
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川 仁
音楽:澤野弘之・KOHTA YAMAMOTO
制作:A-1 Pictures

キャスト

シンエイ・ノウゼン:千葉翔也
ヴラディレーナ・ミリーゼ:長谷川育美
ライデン・シュガ:山下誠一郎
セオト・リッカ:藤原夏海
アンジュ・エマ:早見沙織
クレナ・ククミラ:鈴代紗弓
カイエ・タニヤ:白石晴香
ダイヤ・イルマ:石谷春貴
ハルト・キーツ:山下大輝
クジョー・ニコ:村田太志
ルイ・キノ:植木慎英
チセ・オーセン:小野将夢
トーマ・ソービ:福原かつみ
トウザン・サシャ:坂 泰斗
レッカ・リン:石上静香
ミクリ・カイロゥ:貫井柚佳
マイナ・ヤトミカ:風間万裕子
アンリエッタ・ペンローズ:杉山里穂
ジェローム・カールシュタール:三上 哲
レフ・アルドレヒト:楠 大典

主題歌

・OP主題歌:ヒトリエ「3分29秒」(Sony Music Associated Records)
・ED主題歌:SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki「Avid」(SACRA MUSIC)

「86―エイティシックス―」公式WEBラジオ配信

「86―エイティシックス―」公式WEBラジオ「第85.5区情報局」好評配信中!
メインパーソナリティ:千葉翔也、長谷川育美
配信:アニプレックス公式YouTubeチャンネル
TVアニメ「86―エイティシックス―」第85.5区(有料会員向けプレミアム配信有り)

「86―エイティシックス―」会員制特設サイト「第85.5区」オープン決定!

TVアニメ「86―エイティシックス―」会員制特設サイト「第85.5区」オープン中!!公式WEBラジオ「第85.5区情報局」のプレミアム配信や、毎月1回の生配信をお届け!他にも会員限定のサービスをお届けしていきます。
※こちらは有料会員向けサイトとなっております。予めご了承ください。
【第85.5区:https://bit.ly/3lL54rG

「86―エイティシックス―」公式サイト
「86―エイティシックス―」プラモデル情報
「86―エイティシックス―」公式ツイッター(@anime_eightysix)

「86―エイティシックス―」原作小説情報

第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作 『86―エイティシックス―』
著:安里アサト
イラスト:しらび
メカニックデザイン:I-Ⅳ
KADOKAWA/電撃文庫より第9巻発売中!

「86―エイティシックス―」原作情報

(C)2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86
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